08/09/19 23:22:45 1savXgw2
ドライズデール検死官の「秘書兼助手役の女」の存在が気になった。
ドライズデールが濃密にこってりと描かれているだけに、それと並べて
フロストの好色な揶揄の対象として描かれてもおかしくないのに、
フロスト視点からのそういった描写が一切ない。
客観的な描写だけがされているが、一方でそこにはとおりいっぺん以上の
作者の気持ち(キャラクタに思いをこめて描いている様子)が感じられる。
作者にとって大事な人を投影していて、かつそれを読者からは隠しておこうとしていると、
ああいった描写になるような気がした。