09/01/28 21:57:35 kNrGrhod
新潮文庫が百年記念で復刊する件、
今絶版になってる作品、今年中に全部復刊してくれるのかな?
「分離の時間」「地の骨」「巨人の磯」「鴎外の婢」「黒の様式」
こんなもんだったか?うろ覚えだが。
903:名無しのオプ
09/01/28 22:31:06 8YXCW71O
『砂の器』『落差』『草の陰刻』『二重葉脈』『霧の会議』
これらの作品を連載したのはどこでしょう?
904:名無しのオプ
09/01/29 00:00:27 BKGC4qTa
>>899
単なる荒らしというよりは、脅迫のように受け取れる内容なので、一応通報しておきました。
悪しからず。
905:名無しのオプ
09/01/29 08:06:41 6oKKy4jP
>>903
讀賣だ。
906:名無しのオプ
09/01/29 09:01:50 uXQfzmNu
『考える葉』が連載されたのは?
907:名無しのオプ
09/01/29 10:34:00 27PdkWUh
実家にあったカッパノベルズ『翳った旋舞』を読んでみた。
新聞社の女子新入社員が社の派閥抗争に巻き込まれるというサスペンス。
殺人は無し。
女の処女性が妙に重要視されてて今読むと少し違和感のある昭和三十年代の話。
908:名無しのオプ
09/01/29 10:57:17 cCblZS+Q
文春から 「対談 昭和史発掘」 という新書が発売されたみたい
単行本未収録だった 「昭和史発掘」 も収録されているとか
過去スレで問合せの書き込みを見た気がするが
その方も、これで満足・・・かな ?
909:名無しのオプ
09/01/29 11:15:08 S3ZS1OpX
>>902清張唯一のSF
「赤い氷河期」なんてのもあるよ。
910:名無しのオプ
09/01/29 11:16:45 UOkty1eY
ほんとだ、。特に「隠田の行者」
なんかは、遺族問題が解決したんだろう。
清張以外にも、山田風太郎や林真理子なんかも
この飯野って男の遺族の妨害で、
出版差し止めあったからなあ。
911:名無しのオプ
09/01/29 13:54:41 vyawUJAD
一個人
特集されてるぞ
912:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/01/29 21:16:07 L+hgYr8l
>>903
清張先生のキャリアと膨大な著作を見ると、日本最大発行部数の新聞社と清張先生のつきあい
はその程度だったとも言える。
目立つのは「眼の壁」の週刊誌連載ぐらいであり、
「砂の器」はずっと後の映画化以後のヒットだし、決定的な仕事を読売でしていない感がある。
反体制の作家として見られることが多い(俺は疑問に思っているが)清張先生ゆえ、
保守的・大衆的な読売のカラーには合わない面もあったのか。
と言っても、保守系出版社と言われる新潮や文春で大量の仕事をしているゆえ、
商売は商売なのかもしれぬが。
森本穫著「松本清張歴史小説のたのしみ」(洋々社)。
これは一読の価値ありかと。
913:名無しのオプ
09/01/29 22:10:00 xcaCSP/Z
砂の器で老刑事が新聞の野球ページみて
戦前の戦争用語みたいに報じてアホらしいし
若い人が夢中になるのが理解できんとかいってる
清張ってスポーツ全般に興味ないっぽい?
914:名無しのオプ
09/01/30 00:07:39 w6MRkYyG
たぶんスポーツには興味無かったと思う
軍隊でも相当しごかれたみたいだし
915:名無しのオプ
09/01/30 06:26:39 4CmaKVzE
「神々の乱心」でやはりフィクションでしかかけなかった、
宮中女官、下田歌子を匂わすようなことかいてるんだな。
「隠田の行者」こと飯野と下田の性スキャンダルは
生のままでは、出版できない事情もあったんだろうけど、
これは飯野というより下田歌子側の妨害だろな。
916:名無しのオプ
09/01/30 07:42:54 tEsWXcKe
『小説東京帝国大学』でそのあたりのことはしっかり書いてるんだが。
清張は昭和史のシリーズに昭和のできごとでもないスキャンダルめいた話を入れることは本意ではなかったろう。
出版社サイドの希望だったと思う。
917:名無しのオプ
09/01/30 08:40:14 4CmaKVzE
っていうか、昭和史発掘は、完結を待たずに
単行本にまとまる分量の連載がたまれば、
すぐに出版していた。当時はこんな一般受けしない
ノンフィクションでも10版20版と重ねていたから、
やはりなんらかの事情があったんだろう。
皇室の禁忌に関わる話は昭和40年代では、事実上出版無理。
中央口論社長宅襲撃もあったし。死人がでてるんですよ。
918:名無しのオプ
09/01/30 08:51:01 tEsWXcKe
だから昭和40年代に『小説東京帝国大学』でそのネタを取り上げても平気だったのだよ。
裏なぞない。
919:名無しのオプ
09/01/30 09:21:59 4CmaKVzE
ふむ、過分にしてしらんけど、帝国大学というノンフィクションノベルに
飯野と下田歌子のセクススキャンダルなんてあったかな?
何ページにあんの?
920:名無しのオプ
09/01/30 18:22:11 XMaAnFKP
>>919
このレス、釣りかァ? ちょっとヒドイなあ・・・
「浦島太郎」読んで、「浦島太郎が龍宮城へ行ったなんて、何ページに書いてあんの?」って言うみたいなものだ。
921:名無しのオプ
09/01/30 18:25:50 tzrYmTmx
いやそうではなくて、小説東京帝国大学を、以前読んだけど、
そのような記述があったとは、
記憶してないんですよ。
あの作品は、官立大学の自治と独立が、はたして税金で運営されてるのに
可能なのかという主題なので、
宮中関係はなかったと思うね。
922:名無しのオプ
09/01/30 21:38:32 t2I6xg9j
>>921
私も「小説東京帝国大学」には、宮中関係の話は出て来なかったと記憶してます。
923:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/01/30 21:39:33 tahzFYP9
やはり清張先生の関心は政治・経済・歴史といった堅めの方向にあったようだ。
スポーツに関心があれば、時代的にプロ野球黒い霧事件や大相撲輪島事件等を
書いていてもよかった。
また「ミステリーの系譜」で犯罪実話にも巧みな筆使いを見せながらも、
この方面を書き続けることはなかった。
924:名無しのオプ
09/01/30 22:19:21 XMaAnFKP
>>921->>922
えぇっ~?出てきますよォー。
当然その流れになるだろう、って、出て来るべくして出て来てる。
どこ?って言われれば、改めて探さなければならないが、後半部のカナリの部分に出て来るハズ。
(随所に出て来る、どの箇所てなものではない。全集版のハナシだよ、『火の・・・』何とかと一緒に収録されている・・・)
そして、その結論みたいな記述と清張の意見が、最後の北野の手紙を借りて、また、「あとがき」にも書かれている。
とにかく、飯野、下田(歌子)問題と幸徳秋水事件は、「小説東京帝国大学」での周辺史実発掘の中心をなすものだよ。
925:924
09/01/30 22:32:30 XMaAnFKP
それとも何か、その後の単行本や何かでは、両事件とも、あまりに一方的な記述だ、とか何かで削られてるのか?
幸徳秋水事件でも、官の側が可哀相過ぎるよ、って書き方だったからな。
926:名無しのオプ
09/01/30 22:57:09 5pst1UnN
スレの住人さんたち、こんばんわ。
質問させて下さい。
「弱気の虫」をどうしても読みたいのですが、
今売ってる本には入ってないのでしょうか?
927:名無しのオプ
09/01/31 01:12:53 zYTWGm8Q
文庫は絶版状態じゃないか?
でもブ〇オフとかでもたまに見かけるけど。
928:名無しのオプ
09/01/31 01:47:07 KOw7By50
う~ん
やっぱりそうですよねー。
神保町にでも行ってみます。
ありがとうございました。
929:名無しのオプ
09/01/31 06:06:42 S9XVBJvO
書斎こと、林某、横浜市在住、40代後半、中卒。
ここまで面が割れてるのによく書き込めるよな。
930:名無しのオプ
09/01/31 06:38:26 vf/Ryknf
>>912
一読の価値あるって? ないよ。
元ねたの発見を自慢しただけのものだ。
解釈、評論は平々凡々。
魔人なみ。
931:名無しのオプ
09/01/31 11:04:39 mp9FaaZU
と、読まずに書き込むいつものバカ。
932:名無しのオプ
09/01/31 16:00:30 nwld76UY
だいぶ忘れてしまったので既読の長編を読み返してるんだけど、やはり面白い。
『翳った旋舞』あたりだと偶然が過ぎる気がするが、あとはそれほどでもない。
初期の『蒼い描点』なんて、土ワイ火サスの原点だな。
TVドラマが全然進歩してないわけだけど、原型を造った清張はすごい。
『天才画の女』『黒い空』あたりがおすすめ。
今は『数の風景』を読んでるけど、これもいいな。
933:名無しのオプ
09/01/31 16:53:47 3QBHEpB3
>>929
おっさんの方がウザイよ
934:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/01/31 18:58:30 KSWvmhJz
「弱気の虫」は文春文庫を探索するしか手はなさそうだ。
脚色したラジオドラマはなかなかの出来であった。
>森本穫著「松本清張歴史小説のたのしみ」(洋々社)
本全体の評価は各人が読んで判断してもらうしかないが、
現代小説やノンフィクションと比較してスルーされがちな清張時代・歴史小説のみを題材として
取り上げた点は評価しておきたい。
「数の風景」「黒い空」等、この辺の後期作は清張先生の推敲が丁寧にされている感あり、
花袋の紀行文好きらしい初期作のような丁寧な情景描写が蘇っているのが良だ。
935:名無しのオプ
09/02/01 01:42:18 w9DlqUGC
>>932
数の風景はいいですね
936:名無しのオプ
09/02/01 18:54:13 ebEgqMGM
書斎! いいかげんにしろ!
937:名無しのオプ
09/02/01 19:37:08 ebEgqMGM
書斎いや、林 博士 クダラナイ書き込みをいますぐやめろ!
自分でやめられないのなら、病院に行け!
お前は、典型的な自己愛製人格障害だ、もう人様に迷惑をかけるのをやめて
治療に専念しろ、このままだと今に悲惨な事になるぞ!
938:名無しのオプ
09/02/01 20:38:58 7PznI2/+
「黒の様式」も復刊したんですね。
939:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/02/01 20:42:51 tN3J370u
>>938
「歯止め」「犯罪広告」「微笑の儀式」とテーストが異なる面白い3作収録ゆえ、
お買い得かと思う。「古拙の笑い」ネタ非常に面白い。
940:名無しのオプ
09/02/01 20:58:26 9O/aoKRF
はいはい、エライ・エライ・・・えらいでちゅね~
941:名無しのオプ
09/02/01 21:03:25 rjnSABjb
みんな迷惑していることになぜ気づかないのか。
942:名無しのオプ
09/02/01 21:31:58 uc5h7gRN
書斎が迷惑なんだよ
943:名無しのオプ
09/02/01 21:34:26 LAv3t1yP
>>940
ムツゴロウさん乙
944:名無しのオプ
09/02/01 21:45:08 uc5h7gRN
鶴ヶ峰動物王国へようこそ♪
945:名無しのオプ
09/02/01 22:28:43 uc5h7gRN
中卒 馬人 ははは
946:名無しのオプ
09/02/02 00:43:30 X/mKIuyT
>>913
昭和48年に出た文春増刊「松本清張の世界」に
野球のユニフォームを着てバット振ってる写真が載ってた。
文壇関係のお遊び野球みたいだけど、フォームは普通w
毛嫌いしてるというほどではないけど、まあ興味はなかったでしょうね。
上記増刊には筆でさらりと描いた自画像が載ってたけど、これはうまい。
さすが元デザイナー、プロ級でした。
947:名無しのオプ
09/02/02 04:47:12 0UqeVhgj
昨日の朝日の報道スペシャルを見て、やっぱり良くも悪くも清張は朝日の人間だったんだなあ・・と感じた。
948:名無しのオプ
09/02/02 07:29:08 qCBsk2F+
林ひろし、 48歳、横浜市在住、イトーヨーカドーでバイト中。
これが、容疑者Xなんですか?
949:名無しのオプ
09/02/02 18:19:30 PxFk8pif
スポーツには大して関心がなかったとは言え登山ネタの話がいくつかあるから
登山=知識人のスポーツという意識がやはりあったのかな。
950:名無しのオプ
09/02/02 19:34:06 1RMUYDr3
黒い画集の『遭難』での取材で初めて山に登ったらしい。
「わたしは心臓があまり丈夫でないし、足弱の点は女なみ」と後に語っている。
951:名無しのオプ
09/02/02 19:50:45 87CWhG+4
>>949
> 登山=知識人のスポーツという意識がやはりあったのかな。
(´,_ゝ`)プッ
952:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/02/02 20:54:15 CUSq9iqe
清張先生はプロ級どころかその道(デザイン)でも受賞歴ありでしょ。
登山といえば、活躍時期がだぶる山岳小説の巨匠新田次郎作品をどう見ていたかを
清張先生に聞いてみたかった。
逆に、ミステリも書く新田先生の「遭難」評も見たかった気がする。
953:名無しのオプ
09/02/02 21:01:38 Y07NmzP0
登山=大学山岳部=ブルジョワ
954:名無しのオプ
09/02/03 05:42:33 uDdrsn3C
プロ級とか言うより、それで社員としてメシ食ってたんだから。
955:名無しのオプ
09/02/03 10:41:35 mtdOkEa7
>>952
「黒い手帖」だったかに「遭難」は登山家に取材して書いたと書いてあった記憶があります。
>>953
一概にそうでもない。
たとえば、森村誠一はブルジョワとは言えないでしょう。
956:名無しのオプ
09/02/03 11:26:57 gaTbcrG0
「遭難」を読んだ読者から作者は山のベテランに違いないと思ったとの手紙が来たという自慢めいた?
ことをそのエッセイで書いていたね。
957:名無しのオプ
09/02/03 11:49:15 bWayTJJC
こういう低学歴は普通サブカルチャーに生きがいをみいだすのになー
958:名無しのオプ
09/02/03 14:00:39 oNx+lHIL
登山をテーマとした作品、
松本清張 森村誠一 横山秀夫らに共通しているね。
なんか作風やビッグさにも共通点を感じる。
959:名無しのオプ
09/02/03 14:35:33 gZgKf00T
>>955
清張がそういう連想をしても全く不思議は無いけどな
960:946
09/02/03 16:16:49 HdR1ByVU
>>952、>>954
朝日の版下部だっけ?賞とってるのも知ってるけど、
デザイナーでも絵へたっぴなのもいるからさ。
筆で描く似顔絵があまりにもうまいのと、上でも出てるけど
自分で飽きていた?顔の特徴が見事に出ていて感心したよ。
平気で美化した自画像を描く漫画家もいるというのにw
961:名無しのオプ
09/02/03 17:25:28 uDdrsn3C
登山に限らず、清張の少年期の時代はスポーツ=金持ちの子息がやるものってイメージはあったと思うぞ。
962:名無しのオプ
09/02/03 17:59:54 IRy9qEtG
50年前の左翼の趣味、
登山、歌声喫茶、映画鑑賞。
いまでもやってる。
963:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/02/03 21:30:07 7tZW5gmw
清張先生の絵心は、小説家になってからも巧みな情景描写として活きている。
後期でこの点が最も発揮されている長編が「数の風景」でしょ。
思わず石見銀山の温泉に行きたくなってしまう。
964:名無しのオプ
09/02/03 21:58:51 jEC8Om2X
イイカゲンカキコミヒカエテクレナイカ
ウンザリダ
965:名無しのオプ
09/02/03 23:36:07 J2T8KqUI
↑ ボク、漢字も書けないの?
966:名無しのオプ
09/02/04 15:39:18 B29Gen5R
ガキは相手にしないよ
967:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w
09/02/04 22:56:03 pPuigFol
光文社文庫の短編全集は、せめて現代小説と時代小説ぐらいの巻別にはして欲しかったが、
時代小説忌避気味の読者が読む可能性が高まる点ではランダムな収録の方が好ましくは
あろうかと思う。
968:名無しのオプ
09/02/05 10:23:56 58D2wwAE
まあ上みたいな「だから何?」みたいな書き込みは勘弁だがな
969:名無しのオプ
09/02/05 11:21:58 jgW482ku
>>968
目糞鼻屎を笑うw
970:名無しのオプ
09/02/05 12:54:45 58D2wwAE
笑ったつもりはなかったんだが…
つか笑ったようにみえるか上の文
971:名無しのオプ
09/02/07 06:33:05 rwpkPMtb
「対談 昭和史発掘」
楽天ブックスで注文したら在庫なしだった。
本屋でも見かけないし、よく売れてるのかな。
まあ増刷するでしょう。
しかし早く読みたいもんだ。