08/07/13 08:46:22 6nE4+tGT
「日本の黒い霧」
最初の「下山国鉄総裁謀殺論」を読んだときはあまりの見事な推理の展開にドキドキし、
震えが来た。ノンフィクションの面白さを初めて知った。フィクションの推理小説なんて子供っぽいと思った。
しかし…最後の「謀略朝鮮戦争」で失望。時代も時代なんだろうけど、何あの北朝鮮&中国マンセー。
「先に手を出したのは韓国」(北なのは後の調査でも明らか)
「韓国の悪政と違って北は不満のない善政だった」(そりゃ不満を口にすらできない国だし)
「仁川上陸は大した作戦じゃない」(じゃあなんでその後、本国まで占領されてるの)
云々…
そのせいで、なんか「下山論」以下あの本すべてが胡散臭く思えてしまう。徹底した資料の読み込みが清張たる所以なのに
資料が不足した状態で朝鮮戦争みたいなスケールの大きな事件を論じたのが失敗だったのでは。