あぼーん
あぼーん
491:あぼーん
あぼーん
あぼーん
492:読後感 ◆VkkhTVc0Ug
09/01/30 23:41:06 1Iw7HSMA
「もう誘拐なんてしない」東川篤哉(文藝春秋)
下関に住む貧乏大学生翔太郎は先輩に半ば押し付けられた
たこ焼き屋のバイトで門司に遠征した時、何者かに追われていた
美少女を助ける。その少女・絵里花はヤクザの娘であり、父親の
監視から逃れたいのだと語る。事情を聞いた翔太郎は彼女の望みを
叶えてやるためにある犯罪を実行しようとするのだが……。
久しぶり2冊目。珍しく地方が舞台のミステリー。作者の持ち味である
コメディタッチな筆致には、時に余りのベタさに反応に困りながらも、
楽しめる。しかし、ミステリーとしては大したことない。がっかりした。
今更こんなネタ(だけ)で長編書いていいのか?
文庫書き下ろしでキオスクで売れば良いかも知れない。或いは
2時間ドラマにするとか。ついでにかしいかえんは遊園地でしょう。