08/09/30 17:12:38 XC1YfhlM
「綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 1」(講談社)
DJならぬMJと称し、曲ならぬ短編を挿入しそれを交えて
ミステリ観を語るというアイディアは大変面白かった。
収録された短編の中では「開いた窓」「残されていた文字」の
ショートショート2編の切れ味と、「ヨギ ガンジーの予言」の
トリック、「ガラスの丸天井付き時計の冒険」のロジックに
感心した。南條範夫の意外な作品も読めたのも良かった。
MJの対談はちょっと取り止めが無さすぎる気もするが、続編も楽しみ。