08/08/10 16:23:39 xZ4tbNNw
「ピーター・パンの殺人」辻真先(大和書房)
しなびた温泉街で起きた2つの事件。若い仲居がサウナで刺殺され、
老いた俳優が映画館で若き日の自分と見まごう男に襲われた。
共通して凶器に使われたペーパーナイフを巡り、ある有名推理作家と
俳優との過去の因縁が再燃することに……。
期待して読んだ。後半までwktkが止まらなかった。しかし……
終盤萎んだかなぁ。何かね、畳み方があっけなさ過ぎるというか。
このメイントリックは86年当時でも少々古い気がする。
ラストの展開もそれまでのノリと合ってないし。
戦時中の体験談が語られてる辺りは少し面白かったけども。
「TVアニメ殺人事件」はどうなのだらう。