07/02/09 01:41:26 iGFjTlYB
東野圭吾『使命と魂のリミット』(新潮社、2006)【7.5点】
研修医夕紀が師事する外科医西園は、かつて夕紀の父親の執刀医だった。
その手術にわだかまりを持つ夕紀は、ある日勤務先の大学病院に対する
脅迫状を発見する。犯人の目的は。そしてあの日、手術室で何があったのか?
東野初の医療サスペンス(風)。上手く書いてあるんだけど、
東野も不案内な世界のせいか、犯人像や動機・計画にやや既視感あり。
つまらなくはないが東野にはもっと期待してしまう・・
タイトルはシンプルに「使命」の方がよかったんじゃないかなあ。
ご母堂のご冥福をお祈りいたします。 (´-ω-`)