07/07/08 09:12:50 GFoUElmI
志水辰夫『行きずりの街』(1990→1990、新潮文庫)【0点】
読み中。読み続けるべきか思案中。
私(主人公)は40代の塾講師。十数年前、東京の名門女子校を
女生徒との交際が発覚し、退職を余儀なくされた。十数年ぶりに
かつての学校を訪れた私は、十数年前の事件の裏とともに、
事件に巻き込まれていく(はずだ)。
・・と、ここまで読んで0点。
(はずだ)と書いたのは、だいたい四分の一読んでるのに
まだ事件が起きていない。主人公は何が目的なのかよくわからないが
東京の街やら、かつて勤めていた女子校やらを歩き回っているだけ。
とにかく全然盛り上がらない。
この小説は某書店で、店員お勧めの小説として平積みになっていたし
1990年の「このミス」で1位にもなったミステリーらしいが、
本当かよ! と思うほどつまらない。
「このミス」、1990年はよっぽど不作の年だったんだろうな。