07/01/16 02:15:42 AtJT+78d
デイヴィッド・アレクサンダー「絞首人の一ダース」
・ 昨年のリッチー「クライム・マシン」的存在が今年はこれデショウ
・ 奇妙な味の短編集。上級のサスペンスを味わえる。
・ まだこんな作家が眠っているんだから海外は奥深い。論創海外ミステリの中でもひょっとしたら一位かも。
マージェリー・アリンガム「屍衣の流行」
・ 日本では評価が微妙なアリンガムだけど、やっと真価が問える作品の登場カト
ジェイムズ・カルロス・ブレイク「荒らぶる血」
・ この人はコレしか書けないんだろうなぁ、きっと。でも面白い。一般評価されてもよさそう。
ハーラン・コーベン「イノセント」
・ 妻の浮気写メールを送り付けられた所から始まるハードボイルド。数度のどんでん返しがGood!
ミルワード・ケネディ「スリープ村の殺人者」
・ 同じ曲者作家で盟友のバークリーに比べ過小評価され過ぎではないかとオモタ
P.G. ウッドハウス「エムズワース卿の受難録」
・ 抱腹絶倒の短編集。最後の一編だけは余分(笑) 第三集が早く読みたい。
アダム・ファウアー「数学的にありえない」
・ 疾走感というか読んでいて通り過ぎていく感じがとても心地よかった。数学の小ネタがとても増えた。
ジャック・リッチー「10ドルだって大金だ」
・ これも奇妙な味+ユーモアミステリー短編集。独特の作風で面白かった
リチャード・ハル「善意の殺人」
・ 曲者作家と言えば、この人も落とすわけにはイキマセン