07/01/16 01:13:33 AtJT+78d
1位 道尾秀介「シャドウ」
・ 気をつけて読んだけど終盤は驚かされた。 向日葵ほどくせもないので万人むけ。
・ 衝撃度では向日葵よりかは劣る。でもこっちの方が読み物としては優れてる。
・ ここちよく騙された。今年の中では印象深い。
・ 読者の上を行く仕掛けに脱帽。
・ 終盤のカタルシスはこの作者の作品中では1番かもね。
・ 仕掛けが読者を驚かせるだけでなく、物語と上手く絡み合ってるとこも評価したい
2位 三津田信三「厭魅の如き憑くもの」
・ 凶鳥も驚いたけどほどよくまとまったこっちを推す。
・ ミステリー的な落ちも用意してくれてるし、何よりちゃんと怖いのが良い
・ 本格とホラーの核融合。ちゃんと本格しっかりホラー。
・ 今年はこれが一番驚いた。もっと世間に知られてもいい1冊。
・ なんとなく既視感はあるが、こんなまともな本格とは読んでてとても思わなかった。
・ マジ怖かった。あんなに見事に本格でおさまるとはびっくり。この作者凄いわ。