09/02/01 03:16:31 FZYB+DGv
『チャイルド44』 トム・ロブ・スミス
・チャイルド44は苦闘
・元ネタがあったことに驚愕。
スターリン支配下のロシアという連続殺人を否定する条件が、言葉は悪いが面白かった。
『冬そして夜』 S・J・ローザン
・シリーズ最高傑作か
・アメリカの学生達の腐った部分を(日本人にはそう思える)描いた重苦しいけど傑作だと思う。
『フロスト気質』 R・D・ウィングフィールド
・様々な難題がこれでもかと押し寄せるあたりがよかった。
『ウォリス家の殺人』 D.M.ディヴァイン
・ひたすらいやな感じの人間模様と、シンプルで大胆な決め手が出色。
・相変わらず高水準。あの伏線は解んねー。残りもどんどん邦訳して。
『紫雲の怪』 ロバート・ファン・ヒューリック
・シリーズ随一の複雑怪奇な構図と多重解決風の展開が見事。
『検死審問-インクエスト』 パーシヴァル・ワイルド
・検死審問は古典
『運命の日』 デニス・ルへイン
・家族と友を描いた大作だった。
『タンゴステップ』 へニング・マンケル
・タンゴステップは渋味
『ダルジールの死』 レジナルド・ヒル
・題名見たらまさかと思って手に取らないわけには…