07/05/20 00:45:18 /VZGDTAP
>>803はいい加減に書き捨てたレスとして問題外としても、
全体的に見て大乱歩の長編はつまらないとの評はないではない。
大乱歩を春陽文庫でコンプリートした俺からの指導としては、
長編として必読なのは、
文句無しの大乱歩長編の最高傑作にして、歴代ホラー・ミステリの最高峰と
言い得る「孤島の鬼」。
通俗長編では、2大ヒット作である「蜘蛛男」と「黒蜥蜴」を読んで気に入らなければ
後はスルーも致し方ない。
翻案ものは、意外に面白いものが多いので「幽鬼の塔」「三角館の恐怖」
そしてミステリとは言い難いが鬼気迫るものがある「白髪鬼」を推す。
そして、怪奇・猟奇抜きでも、大乱歩は十分に面白いミステリが書けることを実証した
英国風の洒落たテーストが持ち味な「ぺてん師と空気男」も推しておく。
809:名無しのオプ
07/05/20 01:42:44 Ry5iSeOq
孤島の鬼は筆者が男にもてるという設定がなんとも普遍性にかけてる。
810:名無しのオプ
07/05/20 01:45:20 e1ZwnuCh
むしろ今の時代のほうが理解されそうだが
811:名無しのオプ
07/05/20 01:45:27 irb4rZZC
【映画】カンヌ入りした木村拓哉に「招待されてませんよね?何の目的で来たんですか?」と直撃 東スポ
スレリンク(mnewsplus板)
812:名無しのオプ
07/05/20 01:48:18 Ry5iSeOq
>>810
いや、それはねえだろw
813:名無しのオプ
07/05/20 01:51:27 e1ZwnuCh
>>812
今はBL全盛ですよ
814:名無しのオプ
07/05/20 01:53:35 Ry5iSeOq
ああ、そういうこと
815:名無しのオプ
07/05/20 04:44:55 nzcOsa2m
孤島の鬼、面白かったけど道雄が不憫でならない
あんなに愛していたのなら少しくらい報われても良いのになぁ
816:名無しのオプ
07/05/20 07:27:17 F7KbNhI2
>>808
どうりで光文社文庫版全集を叩くわけだ。
しかし、相変わらず外国語に弱いなあ。
コンプリートの意味がわかってないような。
817:名無しのオプ
07/05/20 09:08:45 rlud/3at
道雄って本当に死んだのかね?
いや、死んだことにして身を引いたのかなぁと思ったり。
818:名無しのオプ
07/05/20 09:44:01 C5NdVEKm
>>815
美人の婚約者がいたり、美少女といい感じになってたら
どんなに美青年にアタックされてもウザーと思うだけだろ
819:名無しのオプ
07/05/20 11:06:08 pCjw/gK+
俺もホモだから
孤島の鬼はメチャクチャ好きだよ。
乱歩もかなりホモよりのノンケ?だよね?
820:名無しのオプ
07/05/20 11:07:49 YlgWvwQf
乱歩は、衆道モノのコレクションも
相当持ってたはず。
821:名無しのオプ
07/05/20 12:15:57 Ks91fhc4
紀田順一郎が、学生時代に「孤島の鬼」を貰った話をエッセイにしていたな。
「この本を君に捧げる」と言われて受け取ったけど、
表紙が数ミリの厚さの手垢で覆われていて気味が悪かったとか。
822:名無しのオプ
07/05/20 21:50:35 q/vSQDTQ
>>815
だからこそ読了後の余韻が素晴らしいと俺は思う。
823:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
07/05/20 22:50:22 Lvo3Ic2V
エッセイにJ・A・サイモンズの全著作を読破したと記しているし、
まじで「そっち嗜好」があった人ではあるらしい。
テレビで特集が組まれる度に思うのだが、
作品への反映度(ジュブナイルも含めて)も大きいこの部分を掘り下げて欲しいと
思っているのだが、スルーされている。
824:名無しのオプ
07/05/20 22:57:58 YgQnvRb7
推理小説の観点では失敗作。
エンタメの観点では乱歩の最高傑作。
それが孤島の鬼
825:名無しのオプ
07/05/20 23:25:34 Qc7/EGcn
孤島の鬼は最初から、本格路線捨ててるよね。
つか、ある意味、「本格はもう書きません」宣言としてもいいと思う。
なんか一寸法師で嫌気がさしたのに、それがうけたからまた
キワモノ路線行ったって感じがする。
826:名無しのオプ
07/05/20 23:30:08 F7KbNhI2
>>823
ソドミィに異常な興味を持つ人だね。
827:名無しのオプ
07/05/20 23:48:56 hkkTqpp7
>>820
そういうものを読んでいたりすると、ホモや変態と決め付けられたりするよね。
最近でいう、異常犯罪がゲームやネットのせいにされているのと同じで、
趣味と現実をゴッチャにして評論している人は大抵、嘲笑扱いされる。
そういう評論(or断定)をする人ほど、そういうのに興味を持っているというか実践している人だったりとかね。
作家の・・・いやライターレベルでも、物事への興味の持ち方は他人から見れば異常だ。
そういうのも分からないバカは、さすがにいないよねw
828:名無しのオプ
07/05/21 00:03:04 B9bvwxKR
そういや乱歩の弟って性風俗研究家だったんだっけか
829:名無しのオプ
07/05/21 00:05:09 xzMsEFSD
「江戸川乱歩と13の宝石」が近所で売っていない件
結局ネットで書くことにしたけど、置いてないなんて
おまいらのところはどうなん?
830:名無しのオプ
07/05/21 00:08:33 lRsylvLn
>>829
大きめの店は平積み
小さい店は1冊だけ
光文社文庫新刊の扱いはそんな感じ
831:名無しのオプ
07/05/21 00:11:00 MA/d5dJQ
俺は八重洲ブックセンターで買った
832:名無しのオプ
07/05/21 01:20:14 g2I5uCO9
『孤島の鬼』は時代掛かった設定、題材の古臭さは措くとしても、
探偵小説・冒険小説としても致命的欠陥があるね。
主人公二人が地底で彷徨しているうちに刑事が事件を解決してしまいました、
なんじゃそりゃ。
刑事がそこにたどり着くまでの捜査過程も描かれてないし、
主人公二人は結局何をしていたのかね?ということになる。
833:名無しのオプ
07/05/21 09:19:09 I1V73adZ
俺も「孤島の鬼」あまりいい出来だと思わない。
これはミステリ界では長く乱歩自身の発言力が強かった名残りじゃないかなあ。
乱歩は自身では長編では「孤島の鬼」が一番いいって言ってたって高木アキミツが
言ってるし。むしろ乱歩の冒険探偵小説は都会もののほうがいい。
「黄金仮面」とか「魔術師」のほうが出来がいいと思うがなあ。
834:名無しのオプ
07/05/21 14:09:08 OrdHYQfc
>>833
黄金仮面は正体バレしてからのテンションの下がりがひど過ぎる
魔術師の場合は最後にどんでん返しはあるが、その前の章でそのどんでん返しを
示唆するような表現(ネタバレ回避で既読者だけわかる言い方すると明智と浪越の
会話)があるのがちょっとな。
835:名無しのオプ
07/05/21 17:40:18 I1V73adZ
まあ、はっきり言って乱歩は長編の構成力がないわな。
だから白髪鬼とか緑衣とか失敬するのもあるんだろうな。
836:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
07/05/21 21:25:47 52guato4
>>827で文献等でも明らかとなっている大乱歩の実態に無知な輩が、
>>832で「孤島の鬼」を警察小説か何かと勘違いしているアホが乱入しているな(w
ひとつのネタ(今回は「孤島の鬼」)で話題が流れるとレスの内容が劣化して来る具体例
と言い得るかと思う。
>>827などは「孤島の鬼」未読の荒らしの可能性さえあり。
837:名無しのオプ
07/05/21 22:40:43 hPQ6iV4o
>>827
今どきそんなバカはいないでしょw
…いや、
そういや最近何かの殺人犯が乱歩を読んでたとかなんとか報道されたとき、
「殺人と乱歩作品との関連性についての検証を某誌がやる筈だ」
とか何とか言ってたバカがいたような気が…
どこで読んだんだったっけなそのアホな文章?
838:名無しのオプ
07/05/21 22:48:04 CkFck7jN
母親殺しの事件を横溝映画の影響にこじつけて書いてるマスゴミがあるようだが
839:名無しのオプ
07/05/21 23:20:36 I1V73adZ
だったら官僚の不祥事は、松本清張の影響だったんでつね?
840:名無しのオプ
07/05/21 23:31:24 g2I5uCO9
>>836
別に『孤島の鬼』が警察小説としてなってないなんて主張はしてないのだが。
また刑事が出てくるから即警察小説というわけでもない。
要するに、この作品は小説としての欠陥が色々あるという話。
また、そのことと、作品がつまらない・面白いとはまた別。
自分は一読して面白いとは思ったが再読はしていない。
841:名無しのオプ
07/05/21 23:38:29 I1V73adZ
長編で本格と言えるのは、「化人幻戯」ぐらいかなあ。
842:名無しのオプ
07/05/21 23:39:41 7Fb9firX
赤い部屋おもしれー、ラストで完全に騙されてしまった
843:名無しのオプ
07/05/22 00:19:10 ojv7LwXM
>>841
でも失敗作だよね
844:名無しのオプ
07/05/22 00:22:43 v7bG036V
新潮の傑作選の次に買うべきタイトルを教えてください。
845:名無しのオプ
07/05/22 00:27:42 bWJFOQJE
>>843
自分は傑作ではないが失敗作とまでは言わない。オッパイ作となら言ってもいいが。
846:名無しのオプ
07/05/22 06:47:55 2URu5IWr
>>844
図書館で光文社文庫の全集を順番に借りてください
847:名無しのオプ
07/05/22 07:26:17 DJ1tYaz3
創元文庫の方がいいよ。
光文社のは、
1.高い
2.良作愚作まぜこぜ抱き合わせ
3.挿絵がない
4.特殊な人間しか必要としない解題でページ数を消費
3と4は、娯楽小説の出版として本末転倒。
創元社のは(まぁ)傑作だけだし、ちゃんと挿絵もついてる。
848:名無しのオプ
07/05/22 10:05:24 Zo08ZKnm
たしかに創元の挿絵は、雑誌連載時の貴重なものだから、興味をそそるね。
849:名無しのオプ
07/05/22 17:34:22 rdn2zmGZ
挿絵、とてもオサレに思えるのは私だけ?
850:名無しのオプ
07/05/22 18:55:31 kEta0rg0
挿絵 オサレだし
今のアニヲタ絵より1000倍良い。
851:名無しのオプ
07/05/22 19:35:58 uUlp78O4
盲獣の挿絵はいつみてもすごい
852:名無しのオプ
07/05/22 20:29:01 fkelyIWY
地獄の道化師の雑誌掲載時のさし絵を見たい場合
どの文献や資料を読んだらいいでしょうか。
あと妖虫のあの場面のさし絵はどこで。
853:名無しのオプ
07/05/22 20:42:02 NiM8bkk5
>良作愚作まぜこぜ抱き合わせ
光文社文庫のは、良作だろうが愚作だろうが、とにかく執筆された順に編集ってのがコンセプトらしいので、仕方あるまい。
挿絵が無いのは、思いっきり欠陥だとは思うが。
854:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
07/05/22 21:55:32 lI6TriJ3
指導しておきましょう。
>刑事がそこにたどり着くまでの捜査過程も描かれてないし
とあるので、
>「孤島の鬼」を警察小説か何かと勘違いしているアホ
と斬り込んでみたまでである。
警察捜査の過程に力点を置くのは、まさに警察小説の基本ゆえである。
>官僚の不祥事は、松本清張の影響
面白いジョーク狙いではあるが、言うまでもなく順番が逆(w
過去にも繰り返し指摘されているとおり、大乱歩の長編に関しては
その弱さを認めざるを得ないものはある。
ただし、オリジナリティに拘らず、ネタさえ提供されれば、
横溝御大に劣らない長丁場を書き切るストーリーテリングの持主だったことも事実
である。
翻案は読ませるものが多いし、共作「十字路」もそれなりに面白く仕上がってはいる。
大乱歩作品でお薦めの文庫として、角川を挙げづらくなって来ている(入手難)のは、
いささか(注 伊佐坂先生ではない(w )残念な感がある今日この頃ではある。
森村誠一氏は、同文庫「化人幻戯」の解説で表題作を個人的には賞賛している。
855:名無しのオプ
07/05/22 21:55:43 bWJFOQJE
俺の持ってるのは角川文庫の宮田雅之の切り絵版。影男のが妙にエロくて
レジにもっていけず、オヤジに買ってもらったのを思い出すなあ。
856:名無しのオプ
07/05/22 21:57:52 bWJFOQJE
>>854
>>官僚の不祥事は、松本清張の影響
>面白いジョーク狙いではあるが、言うまでもなく順番が逆(w
俺、絶対、こんな頭の固い奴と付き合いたくないね。
857:名無しのオプ
07/05/22 23:33:54 usXTi1JB
>>刑事がそこにたどり着くまでの捜査過程も描かれてないし
>とあるので、
>>「孤島の鬼」を警察小説か何かと勘違いしているアホ
>と斬り込んでみたまでである。
>警察捜査の過程に力点を置くのは、まさに警察小説の基本ゆえである。
>>832氏は「警察捜査の過程に力点を置け」などとは一言も書いていない。
捜査過程の描写なしで、忽然と現れて事件を解決したのが不自然だと書いているのだ。
どこを縦読みすれば「警察小説」などという文言が出てくるのか?
858:名無しのオプ
07/05/22 23:35:34 EADqG2/k
またあぼーんしてない人が反論レスでスレ汚してるのか
859:名無しのオプ
07/05/22 23:54:04 Z+PjkAkf
>>858
あのアホは相手にするだけ無駄、ということが身に沁みないと理解できない人もいるんだろうね。
860:名無しのオプ
07/05/23 00:00:29 K0tD4BxJ
実際あぼーん設定してない人ってIEで見てるのか?
自分が荒らしのレスを読みたくてそうしてるのなら勝手だけど、
わざわざ該当レス番のアンカーつけたり、引用したりする人って
どういう魂胆なんだろう。
最初は荒らしの自演かと思っていたが、中には素で相手してる
人もいるようだし。
861:名無しのオプ
07/05/23 00:35:55 qzlkwn9k
けんかが好きなんでしょう
862:名無しのオプ
07/05/23 10:01:21 5CvIpfaD
そういうあんたらもその話題で盛り上がってるじゃまいか。
863:名無しのオプ
07/05/23 10:34:04 qzlkwn9k
専用ブラで見ている自分に優越感を持ちたいのでしょう。
864:名無しのオプ
07/05/23 14:29:57 JzMFjYdb
主人公2人が苦労したご褒美として、決着は「後のまかせろ」とばかりに警察がやってくれる。
個人的にはそういう感じにとらえて、さほど違和感覚えなかったな。
影男とか猟奇の果ての、最後に明智登場させて全部仕切って一気に解決!というパターンも
個人的には、水戸黄門の印籠的で好き。
865:名無しのオプ
07/05/23 21:17:44 mo9a4cjY
いつも使ってるギコナビだとメル欄が丸見えだから
この板だけIEで見てるけど、どの専ブラがいいの?
866:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
07/05/23 21:57:32 Gk0yTVtQ
>警察小説か何かと
わざわざこのように書いているのであるから、他人のレスはしっかりと読み込めと
言いたい。そもそも浮世離れした怪異(最大の売りであるフリークスねたからして
トンデモ)を描くことを主眼(これのみと言うてもよい)とした「孤島の鬼」という作
において、捜査云々の話題が出ること自体がおかしいのである。
宮田氏の角川文庫カバー、どこかアニメタッチな独自な味わいがある絵柄が秀逸。
「影男」もいいが、俺は「屋根裏の散歩者」が好きだ。
867:名無しのオプ
07/05/23 22:29:57 AOxsjOJ5
>>865
「かちゅ~しゃ」はデフォルトだとメル欄の内容を表示しなかったはず。
逆に、メル欄の内容を表示したい場合はそれ用のスキンを使うか、
あるいは設定ファイルを自分で設定しなおすかの、
どちらかの方法をとらないとダメだったと思った。
ただ、「かちゅ~しゃ」はVersion 2.102で
作者がバージョンアップをやめちゃったんだったかな。
現在は「かちゅ~しゃ」の機能をアップさせる「kage」というのが作られているので
「かちゅ~しゃ」と「kage」の両方をインストールしないといけない。
「かちゅ~しゃ関連リンク集」というページがあるから、
URLリンク(angel.lolipop.jp)
ここ↑から必要なところに行ってダウンロードすればいいよ。
868:名無しのオプ
07/05/23 23:40:45 U0FaHZRL
>>865
ギコナビだって、メル欄を表示しないように設定できるよ。
ツールメニュー/オプション/スレッド1の
メール欄を表示する のチェックをはずすだけ。
869:名無しのオプ
07/05/24 22:27:47 1yThHHVS
>>867
>>868
丁寧にありがとう
お陰でネタばれを気にせずにあぼ~ん出来て快適です
870:名無しのオプ
07/05/25 01:29:24 102+5wll
30分から歴史が動いた乱歩編の再放送だ
見逃すなよ
871:名無しのオプ
07/05/25 08:26:30 eJB72xfF
>>868
> ギコナビだって、メル欄を表示しないように設定できるよ。
ギコナビってなんでつか? キビナゴみたいなのものでつか?
872:名無しのオプ
07/05/25 21:47:53 ZHkFiD58
>>871
いや、キビナゴとはちょっと違う。
瀬戸内海沿岸では、2月下旬頃から採取され、醤油やみりん、砂糖、おろし生姜など
ででぐつぐつ煮込んで食される。炊き上がった状態は茶色く曲がっていることが、
錆びた曲がった釘にみえることから「くぎ煮」とか呼ばれる。
873:名無しのオプ
07/05/25 22:45:40 TsQlsvu7
>>872
いくらお題が「キビナゴ」だからって、釣られるなよ。
874:名無しのオプ
07/05/25 23:14:30 Y08iy+f3
明智小五郎は犯人の手下を間接的に殺してるよな。
875:名無しのオプ
07/05/26 03:30:42 LlviVvEp
黒蜥蜴の椅子の中の人とかな
876:名無しのオプ
07/05/26 08:44:45 wOhBgBkV
俺の中で、明智の出てこない作品ほど面白い印象なんだけど、
これってミステリー好きではない証拠なのかな。
877:名無しのオプ
07/05/26 08:53:05 gcxbLDP0
明智は通俗物で便利に使われてるからそういう印象持つんじゃないかな。
そういう風に感じたからといって、別にミステリー好きじゃない証拠にはならないと思うよ。
878:名無しのオプ
07/05/26 09:07:21 0/pb0owF
>>876
つまり、「恐怖王」とか「妖虫」とかが好きなんだな。
まあ人の好みはいろいろだからw
879:名無しのオプ
07/05/26 09:13:13 XKJc5WYj
よりによって、そのへんを例えに出すか(w
880:名無しのオプ
07/05/26 10:00:15 vW/44oGA
この人の通俗長編って乱歩作品じゃなければ埋もれてるはずの作品が多いね。
「妖虫」なんて甲賀三郎あたりが書いてたら昭和三十年代に東方社から
刊行されてそれきりになってたと思う。
881:名無しのオプ
07/05/26 11:51:55 0lnU4vJ9
>乱歩作品じゃなければ埋もれてるはずの作品が多いね
別に乱歩じゃなくても皆一緒だよ
882:名無しのオプ
07/05/26 12:16:48 H+eFEbtd
実のところは、腐女子は始めからホモと設定されている作品には、
改変しようという気が起きないものらしいよ。
883:名無しのオプ
07/05/26 15:52:56 MrLdsa5Y
>>881
言葉が足りなすぎて何が言いたいのか判りません
884:名無しのオプ
07/05/26 17:00:04 0lnU4vJ9
それを言うなら>>882のほうがよっぽど分からない
885:名無しのオプ
07/05/26 17:02:59 vRz1J0qp
>>884
>>881の説明よろ
886:名無しのオプ
07/05/26 21:30:42 0lnU4vJ9
乱歩に限らず、あらゆる作家にも、たいてい駄作はあるってこと。
887:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
07/05/26 22:41:52 mtsLK7Na
大乱歩の「月と手袋」「大暗室」での明智(という存在)の使い方は巧い。
やはり作品における秘蔵っ子であり、シャーロックを憎悪していたサー・アーサーとは
異なり、大乱歩は明智というキャラを愛していたのであろう。うほっ・・
888:名無しのオプ
07/05/26 22:48:18 duRIFcYo
>>886
>>880も、まさにそのことを言ってると思うんだが。
889:名無しのオプ
07/05/26 22:51:39 0lnU4vJ9
>>880が言ってるのは乱歩のことだけでしょ
890:名無しのオプ
07/05/26 23:00:05 PvGcJL+P
>>889
お前の言ってることって見当はずれだな
891:名無しのオプ
07/05/26 23:00:20 ICMV99Gv
大暗室はただマスコミを集めるために名前利用してるだけだしなぁ。
月と手袋の使い方はいいね。実は明智と花田は全然面識もなくて、ただ花田が
明智のネームバリューを利用して犯人にプレッシャーをかけたと解釈してもオケ
なのが面白いと思った。
あの世界の明智って、いくつもの猟奇犯罪者の息の根を止めて、白コウモリ団の
日本政府転覆を未然にふせぎ、怪人二十面相が活動するたびに毎回捕まえるんだから
国民的ヒーローなんだろうな。
892:名無しのオプ
07/05/26 23:02:30 0lnU4vJ9
>>890
おまえはアホだ
893:名無しのオプ
07/05/26 23:06:01 PvGcJL+P
>>891
月と手袋はアンフェアだよ。倒叙物は一見完璧に見える犯罪のどこかに手抜かりがあって
そこから探偵役が切り崩していく過程が面白いのに、月と手袋では「完璧すぎて証拠が無いので
心理的にプレッシャーかけました」ってないだろ。あのやり方だと犯人じゃなくても気味悪いぞ。
894:名無しのオプ
07/05/26 23:09:15 0lnU4vJ9
>>891
まあ、金田一よりは明智の名探偵だよね。金田一なんかいつも殺人とめられないで、
最後に真相語るだけだもんなあ。それも状況証拠も出さないいきなり真相。
明智はコロンボみたいに犯人釣ったりするし、多少漫画的なところもあるが、
最後、犯人と正面から対立するところなんかかっこいい。「暗黒星」での
犯人を指摘したあとのセリフなんてしびれた。
「何か意義があるのかい」
895:名無しのオプ
07/05/26 23:13:50 qxQJOlJ3
長編に限って言えば乱歩ほどのネームバリューで乱歩並みに駄作の多い作家を俺は知らないんだが
ID:0lnU4vJ9が誰を念頭において>>881を書いたのか知りたいものだ。
896:名無しのオプ
07/05/26 23:16:11 0lnU4vJ9
>乱歩ほどのネームバリューで乱歩並みに駄作の多い作家
そんな相対的なことに数量的な答えを要求しても無理。
横溝だって高木だって駄作はある。何をそんなに必死になってるのか
897:名無しのオプ
07/05/26 23:22:25 ICMV99Gv
>>893
実際、月と手袋ってトリックもそんなに大したことないしね。
これは倒叙物というより、犯人側と警察側とのチキンレースを楽しむ作品というか
犯人に感情移入して追い詰められる不気味感を味わう作品だと思ってる。
898:名無しのオプ
07/05/26 23:23:19 MIY3ti/2
>>894を読んでID:0lnU4vJ9は小学生だと確信しました。
横溝や高木作品でもつまらない通俗作品の多くは絶版だよ
乱歩ほど繰り返し再販はされない。
それに乱歩は長編のほぼすべてが駄作と言える。
乱歩の通俗長編が今でも読まれるのは、内容の子供っぽさから
少年探偵団シリーズに飽きた年長の児童向けに読まれている例が
ほとんどで、大人になってわざわざ読もうとする人は多くない。
ID:0lnU4vJ9は乱歩の通俗長編>正史の本格長編だと思ってるくらいだから
小学生、あるいは中学生くらいかと推測した次第。
899:名無しのオプ
07/05/26 23:24:57 0lnU4vJ9
>>898
あほくさ
900:名無しのオプ
07/05/26 23:31:08 KC3qP3Io
>>894
お前八つ墓村しか読んでないだろw
901:名無しのオプ
07/05/26 23:32:18 d3rBimX5
なんかどうでもいいことでもめてねえか、お前ら
902:名無しのオプ
07/05/26 23:33:38 0lnU4vJ9
いや、俺はもめてねえんだよ。
903:名無しのオプ
07/05/26 23:40:14 V7hX3m4h
892 名前:名無しのオプ[] 投稿日:2007/05/26(土) 23:02:30 ID:0lnU4vJ9
>>890
おまえはアホだ
899 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2007/05/26(土) 23:24:57 ID:0lnU4vJ9
>>898
あほくさ
902 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2007/05/26(土) 23:33:38 ID:0lnU4vJ9
いや、俺はもめてねえんだよ。
ゆとり世代って怖いね
904:名無しのオプ
07/05/26 23:56:47 wOhBgBkV
発想とかストーリー以前に、乱歩の持つ空気自体が好きだ。
人間椅子とか人でなしの恋とか。こんな小説家が他にもいたら、俺に紹介してくれー
905:名無しのオプ
07/05/27 00:02:52 yWPpgKiY
発想以外の「空気」って文体のことかね。
だったら乱歩が文体を意識したっていう宇野浩二を読んでみたらどうだろう。
906:名無しのオプ
07/05/27 00:08:05 UHbgGzRB
>>905
904じゃないけど
宇野浩二は作品の雰囲気も乱歩っぽい?
怪奇っぽいって意味で
907:名無しのオプ
07/05/27 00:11:43 yWPpgKiY
怪奇っぽいのだったら「子を貸し屋」とか「蔵の中」あたりか。でもこの人の作品っていまでも手に入るんだろうか。
908:名無しのオプ
07/05/27 00:14:41 7HqiHZ4/
世界観的なものなら、戦前の横溝正史の作品は結構乱歩の影響あるね。
909:名無しのオプ
07/05/27 00:18:12 yWPpgKiY
乱歩の代作のとかはかなり乱歩っぽい。
「あ てる てえる ふぃるむ」がお気に入り。
910:名無しのオプ
07/05/27 00:20:00 7HqiHZ4/
あと、乱歩が影響受けたつうたらポーは当然として、あと谷崎かな。
後進への影響ならちょっと飛躍するけど漫画の高橋葉介だわな。
911:名無しのオプ
07/05/27 00:25:01 bVTQpaZ/
>>910
乱歩っぽい作品を書く小説家というお題で高橋葉介を出す必要あんのか?
高橋葉介表紙の角川文庫は乱歩の世界をぶち壊しただけだと言い切っておく。
912:名無しのオプ
07/05/27 00:27:04 7HqiHZ4/
>>911
まあ似ているってこった。許せ。後半は同意だな。
913:名無しのオプ
07/05/27 10:06:21 kQbwBVNz
>>906 >>907
宇野浩二は、講談社文芸文庫でも1冊出ていたはず。
しかし、宇野浩二のロマンティシズム(特に女に対する)って、
その方向性が、乱歩とは正反対のような気がしないでもない。
914:書斎魔神 ◆qGkOQLdVas
07/05/27 19:02:57 OhipZNZ2
ミステリというカテゴリーに限れば、大乱歩の読者は横溝御大も読んでみるべき
なのであろうが、雰囲気的に大乱歩好きが「すーっ」と抵抗感無く入っていけるのは
大谷崎作品かと思う。
純文学、しかも大御所でありながら、なぜかこちらの方が飄々とした作多し。
「痴人の愛」「春琴抄」「鍵」等の長編、
「鍵」はサスペンス・ミステリそのものと言うてもよい作だし、
仮に大乱歩が書いていれば、「痴人の愛」はもっとどろどろ、「春琴抄」は凄惨な印象の作
となっていたであろう。
短編なら中公文庫の潤一郎ラビリンス・シリーズの片っ端からの読破がお薦めだ。
915:名無しのオプ
07/05/27 19:14:06 7HqiHZ4/
しかし、二銭銅貨にしろ黒とかげにしろ、何にしろ70年以上前の
作品が読まれているのがすごい。森博嗣なんて70年たったらクズだぜ。
916:名無しのオプ
07/05/27 19:26:14 qdgH4Iyx
二銭銅貨はともかく黒蜥蜴なんて読み捨てられてナンボなのにな。
森博嗣は乱歩でいうところの初期傑作短編に当たる作品もないし、
画期的な評論もないし、人望も無い。
917:名無しのオプ
07/05/27 19:29:15 +MgXUxQL
人望もないんかw
918:名無しのオプ
07/05/28 04:05:05 486etFk0
なぜ突然、森博嗣?