【連作短編劇場】メフィスト学園8期目です!at MYSTERY
【連作短編劇場】メフィスト学園8期目です! - 暇つぶし2ch300:名無しのオプ
06/01/31 12:39:23 n1L7X58z
乾「つーか食わ(ry」
氷川「しーっ、滅多な事言うと石崎君の二の舞ですよ!」

301:名無しのオプ
06/01/31 16:05:25 U2kK9Osv
先生!佐藤くんも行方不明です!!

302:名無しのオプ
06/01/31 17:18:54 y6tA2pto
>>301
気のせいです。
引きこもっているんでしょう。ほっておきなさい。

303:名無しのオプ
06/01/31 23:51:01 Jov0V5Io
先生! 誰だか思い出せないけど誰かが行方不明です!

304:名無しのオプ
06/02/01 00:27:05 xV9zjErH
誰が居ないのか点呼して調べてみよう!

305:名無しのオプ
06/02/01 00:27:54 xf3OzQiy
いない奴は手を挙げろ!

306:名無しのオプ
06/02/01 02:33:38 zOfnzX3N
秋月「ハイ!」

307:名無しのオプ
06/02/01 21:34:55 wtkfcR6S
太田「この勢いなら言える。
  絶版先生の小説が読めるのはファウストだけ!!!!!!!」
西尾「太田さん…!!!!!!が多すぎですよ」

308:名無しのオプ
06/02/02 00:58:39 0/gtvbeC
>>291 「あいつが一番先輩やからな」

上下関係の厳しいメフィ学を想像してみた。

朝の登校風景。
後輩はかならず先輩に礼儀正しくあいさつをしなければならない。
当然呼び捨ては厳禁。きちんと「先輩」をつけることが義務付けられている。

日明「おはようございます、森先輩」
森「おはようございます。今日も一段と輝いてますね(笑)」

西尾「おはようございます御大……じゃなくて清涼院先輩」
清涼院「リュースイ!!ブランディッシュ?」

舞城「おはようございます、そb……」
蘇部「うん?」
舞城「…………」
殊能「おはようございます、蘇部先輩」
蘇部「あっ、おはよう、殊能くん!!」


舞城「……これだけは無理じゃ」

309:名無しのオプ
06/02/02 01:00:45 0/gtvbeC
蘇部「ねぇ殊能くん、お昼食べに行かない?」
殊能「いいですよ。メニューはどれにします?」
蘇部「じゃあ僕はとんかつ定食!」
舞城「またお前ら、とんかつとんかつ言ってんのか」
蘇部「お前じゃなくて『蘇部先輩』!」
殊能「お前じゃなくて『殊能先輩』!」
蘇部「規則には従わなきゃダメだよ」
殊能「だから舞城くんは不良って言われるんですよ」

舞城「…………」



舞城「おい、佐藤」
佐藤「なんだよ舞城」
舞城「「舞城じゃなくて『舞城先輩』!」……すまん、忘れろ」

310:名無しのオプ
06/02/02 18:20:32 XcQRmg33
「煙か土か食い物」「黒い仏」「木乃伊男」

自分の本棚に、偶然↑のように積読されてる様を見て爆笑してしまった・・・。
偶然じゃなくて、無意識のうちに並べてたら嫌だなぁ。

311:名無しのオプ
06/02/02 20:55:29 46cyiA/a
舞城…(*´Д`)

312:名無しのオプ
06/02/02 22:34:45 +h3UmeOB
霧舎(ということはつまり高里さんに『霧舎先輩(はあと)』と呼んでもらえるんだ!)

霧舎「ねえ高里さん、ちょっと話が……」
高里「なぁに?どうかしたの霧舎くん」

>>2
11:高里椎奈  [銀の檻を溶かして]
12:霧舎巧   [ドッペルゲンガー宮]

霧舎「……何でもないです。高里先輩」

313:名無しのオプ
06/02/03 14:44:28 9OJbQe0p
氷川「霧舎先輩(はぁと)」
黒田「霧舎先輩(はぁと)」
古泉「霧舎先輩(はぁと)」

霧舎「嫌だ!こんな可愛くない後輩たちに「はぁと」付きで呼ばれても嬉しくない!!」

314:名無しのオプ
06/02/04 20:57:46 Dg+Fm9er
石崎「乾先輩に氷川先輩か……なんだか変な気分だよな」

乾「生意気な後輩を持つと苦労するよな」
氷川「そうですね。まさかあの石崎さんに「氷川先輩」と呼ばれる日が来るなんて夢にも思いませんでした」
乾(生意気な後輩にはお前も含まれているんだけどな)

315:名無しのオプ
06/02/05 00:58:50 /77evFD7
>>312
霧舎惜しい!

316:名無しのオプ
06/02/05 23:03:45 BtcTad4J
森山「おい、兄貴がどこに行ったか知らないか?」
辻村「口のきき方がなっていま、せん」
森山「…はあ?」
辻村「私は先輩、です。頭が高いぞこの野郎、です。」
森山「……辻村先輩」

森山、新参者。


317:名無しのオプ
06/02/05 23:33:10 LwGa724a
>316
辻村の喋り方がえらい萌える。
なんだこれは。恋か。

318:名無しのオプ
06/02/06 01:15:29 2AaIDF36
萌えるなあ。
この辻村のキャラ好きだ。
メフィ学女子で萌えたのは高里以来かな。

319:名無しのオプ
06/02/06 20:48:56 9bbBT8v0
まぁ、女子少ないしな。

320:名無しのオプ
06/02/06 22:40:24 5GAXQOBg
萌える所じゃないオバサンも何人かいるしな。

321:名無しのオプ
06/02/07 23:48:48 CCscDXwc
高田「ささ、新作ですよ先輩!ぐいっとどうぞ!」
乾「お前やる事は結局一緒かよ!!」

322:名無しのオプ
06/02/08 22:22:05 svEWZKAA
秋月=女性、ってどっかで聞いたけど・・・

323:名無しのオプ
06/02/10 16:56:44 0bhBa8aB
秋月!君は女!

324:名無しのオプ
06/02/10 19:04:02 JW8Zii+w
秋月にそんな「特徴」を与えちゃダメだよ

325:名無しのオプ
06/02/10 20:04:34 b/3GYy53
乾「>>323,324 お前ら何勝手に決めてるんだよ!」
秋月「乾先輩……!」

乾「秋月は「ふたなり」に決まってるだろ! ふたなりに!」
秋月「……乾先輩(駄目だこの人)」

326:名無しのオプ
06/02/10 22:46:25 w3d6x9F7
そういえば乾はメフィに初めてエロスを持ちこんだ奴だったっけ?

327:名無しのオプ
06/02/11 00:09:06 hkoxsi4s
んじゃ、メフィ学では秋月=両性具有に決定と云うことでw

328:名無しのオプ
06/02/11 00:36:33 5k1kHVnt
森「そうそう秋月くん、西澤先生から職員室に来るようにとの伝言です」
秋月(……誰か助けて)

329:名無しのオプ
06/02/11 01:03:35 4sgTe3Ya
西澤先生は危ない!ジェンダーについてみっちり仕込まれるぞ。

330:名無しのオプ
06/02/11 01:12:36 DJpFyuPK
女性上位が萌えでいい人だからなぁ・・・。

331:名無しのオプ
06/02/12 00:12:41 6sYzw5Gn
石崎「秋月が女だったら「西尾維新は美少女」とか「氷川透は女子高生」とかもありだよな」
氷川「……ぼくに振らないでください」

332:名無しのオプ
06/02/14 01:37:12 M3Mb4P5l
高里「……積木先輩、ずっと前から好きでした」
積木「ありがとう。君の気持ちは確かに受け取ったよ」


竹「うにー。バレンタインなんだよ。きょーくん、大好きなんだよ!」
積木「可愛いチョコだね。おっと、いきなり抱き付かないでくれ。照れるじゃないか」


日明「積木先輩、チョコレート。……結婚していなければ本命チョコにしたんですけど」
積木「構わないよ。君の愛は真実だと知っているから」


辻村「好き、です」
積木「そうだ、僕たちの間に多くの言葉はいらない。僕だって君が好きだ」


真梨「はい、これ、チョコレート。特別製だから作るの大変だったんのよ。……ホワイトデーには期待してるわよ」


積木「『君の想いに比べたら大した物は出来ないが、誠意をもって応じるよ』……っと」
黒田「自作自演か。ふふん。僕より寂しいやつだな」
積木「さみしくなんかな――い!!」

333:名無しのオプ
06/02/14 04:06:12 okeP2rWb
高里「積木くん」
辻村「積木先輩」
日明「積木さん」
  「バレンタインチョコです」

積木(!?)
  「あ、ありがとう。」
辻村「手作り、です」
積木(手作り!!)
日明「真梨さんの。」


積木「―真梨の?」
辻村「手作り、です。」
積木「真梨の手作り?」
高里「そうですよ。頼まれて男子に配ってるんです」
   、、、
日明「特別製だそうよ。良かったわね」

積木「……この白いのは、ココナツだよな?」
高里・日明・辻村「さあ??」

334:名無しのオプ
06/02/15 00:19:54 LDd4/NJs
竹嬢に惚れた。
これが「萌え」か!

335:名無しのオプ
06/02/15 01:16:36 YhvkpHz5
黒田「結局今年も義理チョコばっかりか……」
関田「まあ貰えただけよしとしませんか。それよりお返しはどうします?」
小路「ミルクキャンディでも渡そうか?それともとうきびクッキーでも作ろうか?」
矢野「ついでに可愛い人形付でな」

北山「……矢野さんの言う可愛い人形って……決して喜ばれないと思いますよ」

336:名無しのオプ
06/02/15 01:18:08 YhvkpHz5
秋月「…………」
関田「あれっ秋月さん、どうかしたんですか?そんな所で……」


秋月「……う、うう……みんなが僕の事を女だとか、ふたなりだとか、両性具有だとか、男装してるとか、叙述トリックだとか、多重人格とか、アキズキとアキヅキの二人がいるとか、前世で女だったとか、11人いる!とか言うから……一個もチョコが貰えなかったんだ!!」


北山「前世と言ったのは僕ですね」
黒田「11人いる!は委員長だな」
矢野「そもそも自分の性別が分からないお前が悪いだろ」

337:名無しのオプ
06/02/15 02:34:28 d6EApHLg
石崎「よーし、ここは華麗に解決策を示してやろう。俺にチョコをくれ!」
秋月「僕だって「チョコが欲しい側」だよ!」
石崎「一日過ぎた今がお買い得だぞ」
秋月「あげません!」
石崎「しょうがないな、 おーい氷川ー西尾ーチョコくれー」

乾「誰でもいいのかよ!見境無いな!」



338:名無しのオプ
06/02/15 20:02:29 nX+spK24
>>335
このメンバーの中にいるってことは……矢野もジミーズ決定なのか……

339:名無しのオプ
06/02/16 00:18:34 a3T0TRUN
300以上もレスがあってまだ一度もセリフの出てない生徒に比べたらジミーズの方がマシじゃね?

340:名無しのオプ
06/02/16 19:27:05 gr1Q5z4M
>>339
そんな奴いるのかよ!
と思って調べてみたらホントだったよ!

誰とは言わないが。

341:名無しのオプ
06/02/16 20:41:22 gs1Mdnj/
えっ誰?
素で分からない

342:名無しのオプ
06/02/16 23:30:52 GHwWaWUO
ああ、検索かけてみたら本当にいたよ……

343:名無しのオプ
06/02/17 05:51:51 oKFPnzUF
>342 以外にもいない人間がいる気がして仕方ない

344:名無しのオプ
06/02/17 18:16:52 hapw3H6A
>>342.343
ひょっとしてまだいる?

345:名無しのオプ
06/02/17 19:31:34 Q61j2AqN
逆に喋ったのを忘れられてる奴もいるんだな。

346:名無しのオプ
06/02/19 00:39:15 845fw2+Q
津村「隊長!今日の任務は何ですか」
古処「うむ、最近見かけない生徒を捜索せよとの積木からの依頼である」
津村「分かりました!」


津村「おーい生きてたかー?」
古処「生きているようなのである」

秋月「僕はちゃんと居たよ!!」



347:名無しのオプ
06/02/19 01:41:09 ZYE128jU
小泉「アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー
   アッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラーアッラー」



古処「小泉生存確認!」
津村「一見すると荒しのようだけど確認!」

348:名無しのオプ
06/02/19 08:23:45 ZnRmL0ME
むしろ津山のほうが喋ってなかったんじゃないの

349:名無しのオプ
06/02/19 16:45:13 FBoCRzfZ
そりゃ津山は喋らないだろうな。

350:名無しのオプ
06/02/19 21:05:46 ZnRmL0ME
あ、わかった。
うっかり「津山」で検索して引っ掛からなくて、津村が登場してないと思った奴がいたんだろ。

懐かしいネタだな。


351:名無しのオプ
06/02/19 21:33:24 LWjOXANI
小泉はいるけど古泉がいないっていう叙述トリック?

352:名無しのオプ
06/02/19 23:41:34 fpRPVFa1
積木は本当にどこへ言ったんだろう?
メフィ学の学内掲示板に「探しています」のポスターが貼られていてもおかしくない

353:名無しのオプ
06/02/20 03:17:03 HiL+IoZX
石黒……

354:名無しのオプ
06/02/21 00:06:21 bXrde3NA
森「オリンピックが開幕しましたね。まあ森には関係ありませんが(笑)」

黒田「オリンピックといえばやっぱりスキーだ!!」
霧舎「フィギュアスケートも忘れずに。あのパンチラが……ハァハァ」

浅暮「トリノはワインの名産地らしいな。ワイン片手にオリンピック。中々オツな物だ」
殊能「イタリア料理ならトマトとパスタ。さて、なに作ろうかな」

石黒「イタリアにはヨーロッパ最大の火山・エトナがあるそうだ。是非一度この目で見てみたい」
古処「イタリア……日独伊三国同盟なのである」

乾「もはやオリンピックとは関係ねえよ!日独伊三国同盟なんて平和の式典と真逆だろ!」

355:名無しのオプ
06/02/21 00:45:25 0SYKXcrG
乾のツッコミを見ると、いつもさま~ずの三村を思い出す。なんか応援したくなる。
というかメフィ学って乾くらいしかまともなツッコミいないよなw

356:名無しのオプ
06/02/21 02:43:50 LXI0IRa/
石崎「忘れられている事さえ忘れられているよりは元ネタとの共通項が一切なくても、目立ってる方がいいよな!良かったな、乾。キャラが立って!」

…………

石崎「あれ?」
氷川「乾さんでしたら「両性具有の素晴らしさを教えに行く!」と西澤先生と共に叫びながら、秋月さんを追いかけていましたよ」
石崎「あっ、そう……そうなんだ、ふーん……乾……」

357:名無しのオプ
06/02/21 03:54:44 zF7VbBGN
秋月「ツッコミがいないと寂しそうだな石崎…
  はっ!!
  これはつまり、ツッコミキャラになれば出番が増えてキャラも立つということ!?
  よーしまずは形から!」
辻村「やめなはれ。」
秋月「あっ逆にツッコまれてしまった!! …のかな?」
辻村「ちゃいまん、がな。」
秋月「違ったの?」
辻村「んなアホな。」
秋月「何なんだよ!!」

関田「辻村さんはは一応ツッコんでるつもりなんですよね」
積木「その辻村に更に秋月が突っ込んでいると考えられなくも無いが」
石崎「はい、専門家のご意見は」
乾「なってないな~。 って何だよ専門家って!俺がいつツッコミのプロになったんだよ!!」





358:名無しのオプ
06/02/22 00:00:55 OP+/9r9P
辻村だと
「やめな、はれ」
「んな、アホな」
かな。

359:名無しのオプ
06/02/22 00:31:03 wYU8AtZ8
新コンビ誕生の予感!?

360:名無しのオプ
06/02/22 01:21:14 bgBcpKDL
辻村「秋月、さん。目が」
秋月「目? ああ。実は僕、蒼と紫のオッドアイなんだよ。……誰にも指摘された事ないけど」
辻村「綺麗、ですね」
秋月「そう言われると嬉し」
辻村「抉り、取って机の上に並べて置きたい、くらい」
秋月「……………そんな、カラスじゃないんだから……」


乾「突っ込むとこはそこじゃないぞ、秋月!!」

361:名無しのオプ
06/02/22 20:32:51 6bQitJOb
ワロタwww

案外良いカップルじゃないのか?w

362:名無しのオプ
06/02/22 21:50:33 vDH1OBZd
秋月にスポットが当たってきた。

秋月×辻村いいんじゃない?

363:名無しのオプ
06/02/22 23:54:54 rFECX33L
×とかキモイ
どういう思考してんだ

364:名無しのオプ
06/02/23 09:14:19 9MC/yRSJ
秋月は久々に新刊出たんだからスポット当たらないとむしろ可哀想だろ。

365:名無しのオプ
06/02/24 19:03:12 ebAuY+Od
秋月「(はっ!! 萌えキャラになりつつある辻村と僕がもしカップルになったら、
   今のスポットの当たり具合とあいまって一気に地味キャラ脱出できるかも!)
   ね、ねえ辻村……あれ?」
いつの間にか辻村は消えていた。ついさっきまで辻村が座っていた場所に本が一冊
残されている。 秋月はそれを手に取り、ぱらぱらとめくってみた。
秋月「これ、『十角館』?……あ、紙が挟まってる」
その紙には辻村の筆跡で一言、こう書かれていた。

                  「 甘えるな 」


366:名無しのオプ
06/02/25 01:12:44 cflRnFzg
辻村、って呼ぶより「みづき」でいいんじゃね?

と、どうでもいいこと言ってみる

367:名無しのオプ
06/02/25 03:20:45 SFQIN7F2
誰か秋月に「お前はもう目立ってるよ」って言ってやれよ。

368:名無しのオプ
06/02/25 23:23:34 cflRnFzg
>>367
まだまだこれからwww

369:名無しのオプ
06/02/25 23:55:49 qAmNphfs
秋月「ひょっとして僕かなり目立ってる!?」

黒田「それはないだろうな」
関田「目立つなんて秋月さんらしくないと思います」
北山「「目立たないキャラとして目立つ」なんて邪道もいいところですよ」
小路「やっぱり地味なんじゃないかな」
矢野「お前が目立って俺が目立たないなんて許さん!!」

全員「戻ってこい秋月! ジミーズはいつも君の帰りを待ってるぞ!!」


秋月「…………」

370:名無しのオプ
06/02/26 23:24:00 2K7VveS2
>>369
句読点いれて

371:名無しのオプ
06/02/27 17:21:24 CZyiJAhc
秋月ぃぃ(泣)
背中を貸して (* T-)(;^_^) 背中ないんですけど・・

372:名無しのオプ
06/02/27 19:55:12 alSgWJsG
>>371


373:名無しのオプ
06/02/27 20:33:05 Uk3hdEdD
電波

374:名無しのオプ
06/03/01 22:22:28 ga+Zg7Vq
辻村「おもいだし、た?」
そう問い掛けながら、カレンダーを指差す辻村。
秋月「なにを?」
辻村「…………」
秋月「ああっ、思い出した、思い出した! 暦には載ってないけど、辻村の誕生日だよね! ……だから「紅玉の火蜥蜴」の表紙みたいな事しないで! 死ぬ、死ぬ!気管が圧迫されて死んじゃうよ!」
辻村「気がつい、た?」
秋月「気がついた! ていうか、あのまま思い出せなかったら、僕どうなってたの! いくらミステリ作家だからって、やって良いことと悪いことの区別は付くでしょ!」
辻村「……プレゼント、欲しい、です(モジ、モジ)」
秋月「今更カワイコぶって、モジモジしたり顔を赤らめても駄目だってば!」
辻村「この日のためにカップルやらコンビやら勝手な事言われてもじっと耐えてきたのに(チッ)」
秋月「舌打ちしないでよ!僕そんなに嫌われてるの!? ていうか、ひょっとしてそれ本性!?」
辻村「…………プレゼント、欲しい、です」
秋月「…………誕生日おめでとう。これ、アメジストの指輪。大した物じゃないけど、良かったらどう」
辻村「嬉しい、です。ありがとう、ござい、ます」
秋月「ちょっ、それは駄目! 一番高いやつじゃん! それを持っていかれたら、僕生活できなくなっちゃうよ!返して! お願い返して!」

375:名無しのオプ
06/03/01 22:57:19 uT8dyS3j
まるで駄目な秋月。略してマダアか。

376:名無しのオプ
06/03/02 00:02:37 S7wNUGTt
>>374
ワロス

もじもじする深月いいなー、と思ったダメ人間な俺

377:名無しのオプ
06/03/02 01:05:50 KL092e/Q
>>376
大丈夫だ、俺も仲間だから。

378:名無しのオプ
06/03/03 00:32:22 +ag6lxXq
改めてみると
本音を行ってるときの辻村句読点が無いな。

379:名無しのオプ
06/03/03 02:23:07 kzKoxDUh
なるほど。キャラつくりか?

380:名無しのオプ
06/03/03 02:56:46 R8wNjtqV
秋月「……そもそも僕の方が、辻村より多く喋っているはずなのに、どうして誰も「秋月萌え」とか言ってくれないんだよ! 結局目立っているのは辻村じゃん!」
浦賀「秋月」
秋月「モジモジがそんなに良かったら、僕だってモジモジするよ!」
浦賀「自制しろ」
秋月「……」
浦賀「……」
秋月「……はい」

381:名無しのオプ
06/03/03 03:52:37 ntCrINwf
秋月カワイソスwwww

382:名無しのオプ
06/03/03 12:12:08 j7z8t47R
ナイスコンビかもwww

383:名無しのオプ
06/03/03 12:18:22 w+ydCzbC
太田人事異動だってさ

384:名無しのオプ
06/03/03 22:24:24 XLAEBhM2
辻村「ひなまつり、です」
秋月「ひなまつりだね」
辻村「しかし、節分を、やり忘れ、ました」
秋月「いまさら言ったって仕方ないじゃん。で、そのひなあられどうするの?食べるの?」
辻村「そこで折衷、案です。」
秋月「痛っ!痛いって!やめて!これ石混じってるでしょ!?ねえ!」

385:名無しのオプ
06/03/03 23:53:05 kzKoxDUh
秋月と辻村がこんなに馴染むなんて!

386:名無しのオプ
06/03/04 00:02:27 bIBarRuw
ひなあられをバラ撒くってのは斬新だなwwww

387:名無しのオプ
06/03/04 09:12:06 qy/UjzGU
月コンビ

388:名無しのオプ
06/03/05 04:49:35 dPuSC6hL
なんとなくGoogleのヒット数調べてみた。
森博嗣 の検索結果のうち 日本語のページ 約 375,000 件中 1 - 10 件目 (0.32 秒)
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乾くるみ の検索結果のうち 日本語のページ 約 27,600 件中 1 - 10 件目 (0.29 秒)
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389:名無しのオプ
06/03/05 04:56:08 dPuSC6hL
黒田研二 の検索結果のうち 日本語のページ 約 25,400 件中 1 - 10 件目 (0.52 秒)
古泉迦十 の検索結果のうち 日本語のページ 約 672 件中 1 - 10 件目 (0.16 秒)
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津村巧 の検索結果のうち 日本語のページ 約 213,000 件中 1 - 10 件目 (0.61 秒)
西尾維新 の検索結果のうち 日本語のページ 約 217,000 件中 1 - 10 件目 (0.53 秒)
北山猛邦 の検索結果のうち 日本語のページ 約 19,500 件中 1 - 10 件目 (0.31 秒)
日明恩 の検索結果のうち 日本語のページ 約 16,100 件中 1 - 10 件目 (0.25 秒)
石黒耀 の検索結果のうち 日本語のページ 約 14,500 件中 1 - 10 件目 (0.64 秒)
生垣真太郎 の検索結果のうち 日本語のページ 約 583 件中 1 - 10 件目 (0.21 秒)
関田涙 の検索結果のうち 日本語のページ 約 831 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
小路幸也 の検索結果のうち 日本語のページ 約 24,900 件中 1 - 10 件目 (0.28 秒)
矢野龍王 の検索結果のうち 日本語のページ 約 13,000 件中 1 - 10 件目 (0.24 秒)

390:名無しのオプ
06/03/05 04:59:09 dPuSC6hL
辻村深月 の検索結果のうち 日本語のページ 約 28,500 件中 1 - 10 件目 (0.30 秒)
真梨幸子 の検索結果のうち 日本語のページ 約 24,600 件中 1 - 10 件目 (0.49 秒)
森山赳志 の検索結果のうち 日本語のページ 約 863 件中 1 - 10 件目 (0.28 秒)

391:名無しのオプ
06/03/05 09:36:47 OkJdlna3
積木少ないな

392:名無しのオプ
06/03/05 10:47:00 QuH2WfOX
>>388-390
お疲れ。
特に法則性ないんだなー。

393:名無しのオプ
06/03/05 12:33:55 Nb4HVJdt
なんか津村多すぎじゃないか?

394:名無しのオプ
06/03/05 13:25:52 tsLaGmin
>>388-390を多い順に並べ替えてみた。
森博嗣    約 375,000 件
舞城王太郎 約 335,000 件
西尾維新  約 217,000 件
津村巧    約 213,000 件
新堂冬樹  約 88,800 件
高田崇史  約 81,100 件
殊能将之  約 67,600 件
清涼院流水 約 65,800 件
佐藤友哉  約 49,300 件
浦賀和宏  約 40,100 件
古処誠二  約 37,700 件
浅暮三文  約 35,200 件
高里椎奈  約 32,200 件
霧舎巧    約 30,800 件
辻村深月  約 28,500 件
乾くるみ   約 27,600 件


395:名無しのオプ
06/03/05 13:27:59 tsLaGmin
氷川透    約 26,200 件
黒田研二  約 25,400 件
小路幸也  約 24,900 件
真梨幸子  約 24,600 件
北山猛邦  約 19,500 件
日明恩    約 16,100 件
蘇部健一  約 15,300 件
石黒耀    約 14,500 件
矢野龍王  約 13,000 件
石崎幸二  約 917 件
中島望    約 915 件
秋月涼介  約 905 件
森山赳志  約 863 件
関田涙    約 831 件
古泉迦十  約 672 件
積木鏡介  約 634 件
生垣真太郎 約 583 件

津村が多いのはブログのせいだと思う。
「"津村巧" -blog」だと「約 144,000 件」になる。それでも多いんだけど。

396:名無しのオプ
06/03/05 13:32:42 lRfrrTuo
同姓同名でもいるんかね。ありふれた名前だし。
どーでもいいけどまほろちゃん早く来ないかなー

397:名無しのオプ
06/03/05 21:28:07 dPuSC6hL
教師だと
京極夏彦 の検索結果のうち 日本語のページ 約 550,000 件中 1 - 10 件目 (0.07 秒)
法月綸太郎 の検索結果のうち 日本語のページ 約 75,400 件中 1 - 10 件目 (0.25 秒)
笠井潔 の検索結果のうち 日本語のページ 約 79,300 件中 1 - 10 件目 (0.21 秒)
二階堂黎人 の検索結果のうち 日本語のページ 約 79,900 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
我孫子武丸 の検索結果のうち 日本語のページ 約 83,400 件中 1 - 10 件目 (0.26 秒)
西澤保彦 の検索結果のうち 日本語のページ 約 108,000 件中 1 - 10 件目 (0.30 秒)
島田荘司 の検索結果のうち 日本語のページ 約 171,000 件中 1 - 10 件目 (0.30 秒)
綾辻行人 の検索結果のうち 日本語のページ 約 186,000 件中 1 - 10 件目 (0.19 秒)

398:名無しのオプ
06/03/06 00:26:49 S8x8KybP
>>394-395
津村「僕が、小説界の眞鍋かをりと呼ばれる日は近い!!」

399:名無しのオプ
06/03/06 21:43:51 tAMIhbwt
ライブドア版のアドレスが「ツムタク」って読めるんですが津村さん。

400:名無しのオプ
06/03/06 22:48:02 0XoPfuN8
西尾「眞鍋さんはトラックバックされたことでヒットしますが、津山さんはトラックバックしたことでヒットするんですよね。戯言ですけど」

401:名無しのオプ
06/03/09 19:53:23 DYYY0yDE
佐藤「なんか職員室がインディアンでいっぱいなんだけど……」


メフィスト賞と講談社ノベルスの愉快なインディアン達

402:名無しのオプ
06/03/09 22:55:55 LjAwVymo
つまらんねあれ

403:名無しのオプ
06/03/10 01:00:15 brwqy/wu
津村「隊長、誕生日おめでとうございます!これは日頃の感謝の気持ちも込めたプレゼントであります」
古処「これはこれは嬉しいのである」
津村が取り出したのは、5人で戦う特撮物の……

古処「美少女戦士?」
津村「セーラームーンのDVDであります!」
古処「―若い身空で気の毒なのである」
津村「はい?」
古処「敵はアメリカかロシアか、それとも中国か」
津村「いえ……戦士とは書いてあってもそんな意味ではなく……」
古処「いずれにせよ戦争とは悲惨なものなのである」
津村「いえ……その……ど同意であります」


乾「自分の趣味だからって、人の誕生日にそんなもの贈るなよ!絶対感謝してないだろお前!」

404:名無しのオプ
06/03/10 15:33:21 jMONgeAJ
>>403
やべぇ古処に惚れそうw

405:名無しのオプ
06/03/11 04:38:41 LvmZkKau
積木「先生方お2人が原作のドラマスレで、北山という名前が飛び交っていますね」
北山「いや、全然関係ないんですけど……」
石崎「先生のドラマの中でも、北山という姓は影の薄い人に使われることが分かったんだ、いいじゃないか」

406:名無しのオプ
06/03/11 11:01:13 lOCWL7Q0
ハァ?
失礼なこと書くな

407:名無しのオプ
06/03/12 09:00:34 jNLoFS4c
↑リアル「北山」さん降臨!?w

408:名無しのオプ
06/03/14 23:48:24 FdP6om77
いや、北山はこんなこと書かないだろ

409:名無しのオプ
06/03/15 00:32:03 uLJMPsF6
名字が「北山」さん、なんだろう。
それを言ったら「秋月」さんも気の毒だよな。

410:名無しのオプ
06/03/16 23:10:50 RUgGiVrj
>>409
それとは話が違う
「秋月という姓は影の薄い人に使われる」なんて今まで書かれたか?

411:名無しのオプ
06/03/16 23:47:33 Q0F+NCqm
辻村「ください」
秋月「何を?」
辻村「二日前から待っていま、す」
秋月「…ひょっとしてホワイトデーのお返し?」
辻村「思いだし、た?」
秋月「それって自分から請求するもんなの?」
辻村「くだ、さい。」
秋月「……わかったよ。クッキーがいい?マシュマロ?飴?」
辻村「じゃあ、いただいていき、ます」
秋月「へ?
  あ!それ小さいけど本物のアメジスト!」
辻村「爪に、つけます」
秋月「ちょっと待ってーーー!!」


日明「きれいな石ねー…え?秋月君にもらったの?」
辻村「チョコ、のお返しです」
日明「辻村さんのチョコでこのアメジストなら…
  私は1ctくらいのダイアモンドがもらえるわね! 秋月くーん、どこー?」

412:名無しのオプ
06/03/16 23:55:08 8wAZdI8i
>「思いだし、た?」
ここで使われるなんてね・・・GJ!

413:名無しのオプ
06/03/17 16:27:27 qdLX3QuW
西尾「秋月さんなら向こうの方に走って行きましたよ」
日明「そう?ありがとう。秋月くーん、出てらっしゃーい」


西尾「もう出てきても大丈夫ですよ」
秋月「ふぅ、助かった。これ以上取られたら破産しちゃうよ」
西尾「秋月さん、物は相談ですが」
秋月「なに?ひょっとして、まさか!」
西尾「かくまったお礼に指輪ください。竹ちゃんに贈るんで」
秋月「ぎゃふん!」

414:名無しのオプ
06/03/18 00:26:24 aOFlQDfi
ぎゃふんとはまた懐かしいw

415:名無しのオプ
06/03/18 01:12:08 gjEQrd8f
日明「もう、秋月くんたら何処にもいないじゃないの。……はぁ、疲れた」
古処「日明」
日明「あら、古処くん。なあに、ひょっとしてバレンタインのお返し?」
古処「いや。沖縄土産のサトウキビである。食べるか?」
日明「……どうも」

416:名無しのオプ
06/03/18 09:14:30 EOUria7/
>>413
あれだけ儲けてるってのにせこいぞ西尾w

417:名無しのオプ
06/03/20 14:49:47 lLJwUeZ/
石崎「秋月が悪い女に騙されているらしいな」
氷川「破産するとか、嘆いてましたね」
乾「まあ、俺たちには縁のない話けどな」

辻村(……悪い、女……)


辻村「秋月、さん。私が来たからには、もう一安心、です」
秋月「なにが?」
辻村「悪い女なんて、一捻り、です」
秋月(……だからそれは君の事だってば)

418:名無しのオプ
06/03/20 15:09:10 zR6w9DB/
ほんと辻村いいキャラ(いい性格?)してんなぁ

419:名無しのオプ
06/03/21 17:00:13 Nb6GH60b
辻村「高里、さん」
高里「うふふ。春の新作、秋月くん総受け同人誌よ。辻村さんも読む?」
辻村「いい、え。―秋月さん、が困っているので止めてくだ、さい」


辻村「秋月、さん総攻めに、書きかえてくだ、さい」
秋月「そんなのどうでもいいよ!つーか根本的問題は解決してないし!」

420:名無しのオプ
06/03/21 19:34:52 AD3tkR4D
ワロタ。

421:名無しのオプ
06/03/21 23:59:32 WNFth4Z4
辻村「真梨、さん」
真梨「あら、二人揃って丁度いい所に来たわね。焼肉パーティ中なんだけれど、いかがかしら。豚肉ならたくさんあるわよ」
森山「韓国直輸入のキムチもあるぞ」
浦賀「捌きたての新鮮な……肉だ。食べるか食べないかはお前たちが決めることだ」
辻村「いりま、せん。秋月さんに変な、物を食べさせるのは、やめてくだ、さい」


辻村「―秋月さんには、この落ちていた、鳥を食べてもらい、ます」
秋月「落ちていたってなんだよ!まさか鳥インフルエンザが原因とか!?いずれにしても危険物質に変わりはないじゃん!」

422:名無しのオプ
06/03/22 15:26:37 2U0a3bAY
この三人焼肉大好きだな。

423:名無しのオプ
06/03/22 23:14:15 +/oG4uN3
秋月-辻村-高里(or真梨)の3角関係?

424:名無しのオプ
06/03/23 03:25:35 IKUMVgO+
いや、浦賀-真梨-森山 の危険食材をめぐる3角関係だろ。
得物は 出刃包丁、万能包丁、トング。

425:名無しのオプ
06/03/23 08:06:48 rXTumlKR
辻村面白すぎる

426:名無しのオプ
06/03/23 18:25:50 6CVqQToM
うん、辻村面白すぎる


427:名無しのオプ
06/03/24 00:44:17 GpRgmm2o
3角て・・・
わかりやすい自演だな

428:424
06/03/25 00:07:34 6ek8NvRA
>427
誤解させてたらすまん、なんか423に合わせたくなってしまったんだ。<3角


429:名無しのオプ
06/03/25 04:14:04 6ek8NvRA
辻村「日明、さん」
日明「あら辻村さんに秋月くん。いいところに来たわね」
浅暮「氷川の演奏を聴きながら飲んでるんだ」
氷川「僕なりのホワイトデーのお返しです」
日明「浅暮くんからいいお酒貰っちゃったのよぉ~。二人も飲んでいかない?」
辻村「飲みま、せん。秋月さんに無理やり、お酒を飲ませる、のはやめて、ください。」


辻村「秋月さんには、健康にいいもの、を飲んでもらいま、す」
秋月「嫌だよ、いくら健康に良くてもオリーブオイル一瓶は!っていうか無理!!」

430:名無しのオプ
06/03/25 10:27:39 8iR7z7sb
辻村うぜぇw

431:名無しのオプ
06/03/25 12:14:50 3inDk/Ex
辻村のおかげで秋月が目立ってきている。w

432:名無しのオプ
06/03/26 00:56:01 WKExWsdC
三角館の殺人(by.辻村 深月)

433:名無しのオプ
06/03/26 12:51:56 XCullCBW
3角館の殺人(by.辻村 深月)


434:名無しのオプ
06/03/26 22:12:58 F59aRK/G
3角間の殺人(by.辻村 深月)

435:名無しのオプ
06/03/28 10:17:49 b48JCLbN
高田「最近の辻村君は実に不思議だねぇ」
乾「秋月なんか振り回されちゃってるんだよな」
高田「というわけで、気になった生徒の成分を解析してみたんだ」
乾「話つながってねぇよ!!」

二人は解析結果を見ている。

高田「けっこう納得のいく結果が出たね」
乾「おい、いつの間に俺のデータ取ったんだよ」
高田「君が一番髪の毛取りやすかったから、ついでに。」
乾「勝手にやるなよ!」
高田「ははは、いいじゃないか君の主成分が分かって」
乾「良くねえよ!!」

436:名無しのオプ
06/03/28 10:19:09 b48JCLbN
積木「解析結果はこの通りだ。」
URLリンク(tekipaki.jp)

 辻村深月の成分解析結果 :
辻村深月の77%はスライムで出来ています。
辻村深月の12%は明太子で出来ています。
辻村深月の5%は小麦粉で出来ています。
辻村深月の4%は知恵で出来ています。
辻村深月の1%は宇宙の意思で出来ています。
辻村深月の1%は成功の鍵で出来ています。

 清涼院流水の成分解析結果 :
清涼院流水の92%は真空で出来ています。
清涼院流水の7%は祝福で出来ています。
清涼院流水の1%は柳の樹皮で出来ています。

 積木鏡介の成分解析結果 :
積木鏡介の84%は不思議で出来ています。
積木鏡介の16%は濃硫酸で出来ています。

 浦賀和宏の成分解析結果 :
浦賀和宏の74%は税金で出来ています。
浦賀和宏の22%は欲望で出来ています。
浦賀和宏の2%は電波で出来ています。
浦賀和宏の1%は株で出来ています。
浦賀和宏の1%は心の壁で出来ています。

437:名無しのオプ
06/03/28 10:19:46 b48JCLbN
 乾くるみの成分解析結果 :
乾くるみの55%は祝福で出来ています。
乾くるみの33%は努力で出来ています。
乾くるみの5%は赤い何かで出来ています。
乾くるみの4%は呪詛で出来ています。
乾くるみの3%は世の無常さで出来ています。

 秋月涼介の成分解析結果 :
秋月涼介の43%は微妙さで出来ています。
秋月涼介の34%は電波で出来ています。
秋月涼介の11%はやさしさで出来ています。
秋月涼介の8%は情報で出来ています。
秋月涼介の3%は乙女心で出来ています。
秋月涼介の1%は玉露で出来ています。


乾「秋月…」

438:名無しのオプ
06/03/28 10:20:30 b48JCLbN
しまった!!h抜くの忘れた!!
 ごめんなさい!!orz

439:名無しのオプ
06/03/28 15:31:14 1W5rMRTt
メフィスト学園を調べてみた。

メフィスト学園の成分解析結果 :
メフィスト学園の半分は根性で出来ています。
メフィスト学園の25%は記憶で出来ています。
メフィスト学園の12%は嘘で出来ています。
メフィスト学園の11%は成功の鍵で出来ています。
メフィスト学園の2%は気合で出来ています。

意外とまともだった。

440:名無しのオプ
06/03/28 20:55:16 1c8wQvOH
ハゲワロスwww
結構、それらしい結果だな。流水とかw

441:名無しのオプ
06/03/29 20:48:43 8FejZSUP
便乗

西尾維新の成分解析結果 :

西尾維新の42%は血で出来ています。
西尾維新の24%はむなしさで出来ています。
西尾維新の11%は呪詛で出来ています。
西尾維新の10%は欲望で出来ています。
西尾維新の9%は努力で出来ています。
西尾維新の3%は夢で出来ています。
西尾維新の1%は玉露で出来ています。


442:名無しのオプ
06/03/29 22:06:58 PXCEnc6m
この二人がスゲェ

森博嗣の成分解析結果 :

森博嗣の99%は欲望で出来ています。
森博嗣の1%は勢いで出来ています。


蘇部健一の成分解析結果 :

蘇部健一の98%は宇宙の意思で出来ています。
蘇部健一の2%はツンデレで出来ています。


443:名無しのオプ
06/03/30 00:49:24 VhjCKYlm
>>442
すごい。すごく納得できる。

444:名無しのオプ
06/03/30 21:44:48 A7Y+Ujfj
>>443
いや納得いかないぞ

「とんかつ」が1%も入ってないじゃないか

445:名無しのオプ
06/03/30 22:59:22 kVszksXn
いや「とんかつ」は「宇宙の意思」に格納されてるんだろう

446:名無しのオプ
06/03/31 00:38:04 Ku29qFVf
蘇部「べ、べつにあんたなんて好きじゃないんだから!う、宇宙の意志なんだから、勘違いしないでよね!」

447:名無しのオプ
06/03/31 11:28:03 UF4XondF
蘇部はデレのイメージしかないw

448:名無しのオプ
06/03/31 23:29:00 +1wjHhbO
積木鏡介の成分解析結果 : >436

氷川透の成分解析結果 :

氷川透の89%は食塩で出来ています。
氷川透の9%はカルシウムで出来ています。
氷川透の2%は歌で出来ています。


石崎「つまり、積木に水酸化ナトリウムをぶっかけると不思議系の氷川ができると」
高田「はははは面白そうだね」
石崎「おーい積木ー逃げるなって」
積木「皮膚が溶けるだろう!洒落にならん!」

 積木はにげだした!

石崎「硫酸とナトリウムじゃ食塩にならないのになぁ」
高田「化学をとってなかったのかな」
乾「お前達が言うと本気にしか聞こえないんだよ!!」

449:名無しのオプ
06/04/13 21:24:05 rTxPcYNM
保守

450:名無しのオプ
06/04/13 22:54:10 NxXOhHSP
取りあえず過去スレ。ちゃんと見られるかな?


メフィスト学園・開校です!
URLリンク(book.2ch.net)
メフィスト学園・二年生です!
URLリンク(book.2ch.net)
【まだまだ】メフィスト学園3期目です!【2年生】
URLリンク(book.2ch.net)
【ますます】メフィスト学園4期目です!【絶好調】
URLリンク(book.2ch.net)
【連作短編劇場】メフィスト学園5期目です!
URLリンク(book.2ch.net)
【連作短編劇場】メフィスト学園6期目です!
スレリンク(mystery板)l50(html化待ち)

公式HP・私立メフィスト学園
URLリンク(athletic.finito-web.com)

451:名無しのオプ
06/04/16 12:01:57 kTskZVkl
まとめサイトが完全に硬直してるみたいだから、うぶめ以降のネタを保管する場所が欲しいな。
作ろうか?

452:名無しのオプ
06/04/16 12:44:41 Lh6l9psE
是非ともお願いします!

453:名無しのオプ
06/04/16 13:56:03 7m1IgNSm
以前みたいに公式消えたら困るから、別所に保管所できたらいいと思うな。

それにしても管理人さんどうしたんだろう。
まさか事件に巻き込まれているとか……

454:名無しのオプ
06/04/16 14:16:08 IYCRpJ3P
単に
見捨てた

455:名無しのオプ
06/04/18 01:26:52 +qa0RMX8
佐藤「メフィストの新号が発売しました」
浦賀「最年少受賞者が出たらしいな」
佐藤「そうです。なんでも19歳で受賞だとか……あれ?」
浦賀「…………」

456:名無しのオプ
06/04/18 14:40:11 lkaRDsok
浦賀が受賞したのは18歳?それとも19?

457:名無しのオプ
06/04/20 00:26:24 b9QfkIjP
18じゃないか?
佐藤も受賞時は19だし。どうなってんだよ文三。

458:名無しのオプ
06/04/23 02:22:55 GCAgUPF7
浦賀「暗い腹の中で踊らせてやろうか?」
編集者「それで上手なミステリが書くことができるなら」

459:名無しのオプ
06/04/27 22:43:35 s5iO4FUj
編集者「上手なミステリは書けましたか?」
浦賀「誰かが暗い腹の中で踊るなら」

460:名無しのオプ
06/04/28 00:52:00 SCUt97OS
石崎「聞いたか?浦賀が踊り食いパーティー開くんだとさ」
小路「うわー豪勢ですね!」
霧舎「…それって 白魚 だよ、ね?」
氷川「浦賀さんというところが不安要素ですね」
黒田「まあ不安は不安だけど一応行くか」
蘇部「わーいパーティー!僕とんかつ持っていくね!」

乾「あれ…?そんな話あったか…??」

 次週、誰かが暗い腹の中で踊る。 こうご期待!(嘘)



461:名無しのオプ
06/05/04 15:44:04 y0/PpxJs
清涼院「リュースイ!」

西尾 「唐突に出てみたかったそうです」

462:名無しのオプ
06/05/05 00:36:50 wL8yINkC
清涼院「リュースイ!!スイスイセイリョ!!」

石崎「なんか機嫌悪いみたいだな」
西尾「ぼくがデスノートのノベライズをするから怒っているのでしょう。戯言だけどね」

463:名無しのオプ
06/05/06 21:31:34 44cAG5Te
考えてみれば以前にデスノートネタを書いた職人ってすごいな。
話題先取り?

464:名無しのオプ
06/05/07 09:11:47 IuV1f6uZ
当時もすでに結構な人気でした
>>463がその時知らなかった側だったというだけ

465:名無しのオプ
06/05/09 21:33:59 DLiUSyMa
>>464
463は単に「デスノート+西尾」の組み合わせっていうのが話題先取りだと
言いたかっただけと思われ

466:名無しのオプ
06/05/10 10:25:31 sLLZsLGX
関係ないかもしれないけど西尾って
ホリックもノベライズするんだよな・・・
右目喪失ネタでもくるか?

467:名無しのオプ
06/05/10 22:15:40 G3V5POVN
ホリックってクランプの?

468:名無しのオプ
06/05/11 12:34:58 ppRH7De6
そうみたいよ

469:名無しのオプ
06/05/14 21:44:18 A5Dt0PK6
>>247
5月11日は秋月の誕生日でした。

470:名無しのオプ
06/05/16 02:22:18 r6IYsPS/
秋月「きっとみんな日付を間違えてるだけで、僕の誕生日の準備をしてくれてるんだ、きっと」

471:名無しのオプ
06/05/18 18:41:30 zEBLM2wL
誕生日といえばキタヤマーと流水の誕生日が同じだということに
最近気づいてショックだった

472:名無しのオプ
06/05/19 00:25:18 nH/Hdj+B
>>471
北山ファンとしてはなんかショック(w

473:名無しのオプ
06/05/22 23:50:14 0JEGDcmu
6月に浦賀の新刊が出るみたいだな。
ついに編集者が喰われたのかw

474:名無しのオプ
06/05/24 00:03:46 wSonVnSt
古泉「ある一冊のノートを拾ったその日からアッラーが見えるようになったのだが……」
高田「それはただの大麻による幻覚作用だよ」

475:名無しのオプ
06/05/24 01:15:20 D+fwhHYy
>>471
森とユヤも一緒だしな…

476:名無しのオプ
06/05/24 23:26:57 Twz0Mep0
>>475
それってどっちにショックなことなの?
自分はユヤ萌えだけど別にショックでもない。
森ファンはショックなんだろうか?

477:名無しのオプ
06/05/24 23:28:11 YS4km8+e
>>476
自分はそうでもない

478:475
06/05/24 23:32:04 D+fwhHYy
>>476
いや、俺は別にショックじゃなかったんだけど、
こうも傾向の違う人同士が同じ誕生日だと面白いと思って

479:名無しのオプ
06/05/24 23:35:08 YS4km8+e
>>478
確かに誕生日が同じだと傾向が似やすいよなぁ

480:名無しのオプ
06/05/25 08:18:42 jIMoMbYL
>479
積木「…ということで似る傾向があるそうだ」
石崎「あー確かになぁ。分かる分かる」
北山「じゃあ僕は……」
石崎「清涼院」
北山「絶対似てないってーっ!!」
辻村「そして私、は赤川次郎、です」
乾「『傾向』って言ってるだろ!同一視するなよ!」
積木「ちなみに辻村の誕生花は…「佗助(わびすけ)」、花言葉は“慎み深い”」
秋月「だったらもっと慎んでよ!」
積木「もしくは「ハマカンザシ」、”心遣い、同情”」
関田「……なんだか納得できますね」
秋月「えー!?最近のは僕に対する嫌がらせじゃないの!?」
辻村「心遣い、です」
小路「辻村さんは優しいんですねー」
浅暮「いや、それは違うだろ」
積木「誕生石は」
秋月「ストップ!言わないで!!」
辻村「水晶、です。 ください」
秋月「言うと思ったよ!嫌だからね!」
辻村「紫水晶でも構いま、せん。」
秋月「何『譲歩しました』って感じで言ってるの!?全然してないよ!」

481:名無しのオプ
06/05/25 14:39:40 w9g8w4Rm
侘助・・・
だめだ面を上げよの方に想像がいっちゃう

482:名無しのオプ
06/05/25 19:09:40 eQBqqazb
そういやドカベンにも出てきたな。侘助の花。

483:名無しのオプ
06/05/25 19:46:25 owQfopeR
>>480
大勢の生徒が登場してて楽しいw

484:名無しのオプ
06/05/26 00:58:18 0p8zMg1+
秋月は突っ込みキャラとして定着したな。
>>480GJ。

485:名無しのオプ
06/05/26 22:23:20 F0S+97sl
>>482
辻村「秋月さん、野球で勝負、です!」
秋月(相変わらず唐突だなぁ……)
辻村「私、がピッチャーで秋月さんがキャッチャー、です」
秋月「えーと……つまり僕とキャッチボールがしたいってこと?」
辻村「そうともいい、ます」
秋月「まずは会話のキャッチボールから始めようよ……」

486:名無しのオプ
06/05/27 01:40:34 STvv4UHJ
辻村いいわ。
しかし辻村と秋月の間には大きな差があるな・・・
かたや将来を嘱望される作家、かたや久しぶりに新刊出したがイマイチ話題にならない作家。

487:名無しのオプ
06/05/27 15:13:06 gMyiXKzZ
また辻村ヲタか

488:名無しのオプ
06/05/29 19:47:52 bJlFjmtT
中島「最近、頭が痛くて仕方ないんだが」
高田「筋肉痛だよ」

489:名無しのオプ
06/05/29 23:45:04 6gpS/Hff
脳みそまで筋肉なのかw

490:名無しのオプ
06/06/06 00:12:45 7nI1j5/i
高田「とりあえず薬出しておこうか」
そういって高田が取り出したのは薬局でもよく見かける、特徴的な形のボトルである。
中島「……アンメルツ?」
高田「正しくはニューアンメルツヨコヨコAだね」
中島「あんまりふざけた事言うと怒るぞ」
高田「何言ってるんだい。いつも君に渡してる薬はまともなものばかりだよ?」
中島「それは……まあ、そうなんだが」
高田「今の君の症状には効くんじゃないかな」
中島「そうか?」
高田「そうだよ」
中島「そうか……」
どこか釈然としないような顔をして、中島は保健室を去っていった。

高田「だから脳味噌筋肉って言われるんだよ……」


491:名無しのオプ
06/06/07 21:03:14 dPORPItH
いよいよ新入生・岡崎くんの登場ですよ。

492:名無しのオプ
06/06/07 21:36:00 0RLHmwZA
スレ違いかもしれませんが、まだみんなでバトロワやってたときに書いてた者です。
ここ数年、このスレが寂しいです。あの熱い気持ちがないです。
またバトロワりたいな・・・。
すいませんでした。無視してください。チラシの裏に書きます。或いはメフィにおくるわ。

493:名無しのオプ
06/06/07 21:59:57 9ZZnv490
>>492
YOU書いちゃいなよ

494:名無しのオプ
06/06/07 22:03:17 c5xtoKac
>>491
読んだけどなかなかだったですよ。

495:名無しのオプ
06/06/07 22:14:28 TGZf6buB
>>492
俺も個人的には第二回運動会とか文化祭とかやりたいんだけどなー。
ていうかこのスレ何人ぐらいいるんだ?
点呼しようぜ。ノシ

ところでこのスレってsage進行なのか?ageた方が活性化するんじゃないか?
ていうわけでage

496:名無しのオプ
06/06/07 22:45:47 O5YUWpvT
>>491
舞城の後輩的位置づけかもしれん。
岡山弁の素養が問われますな。

>>495
ノシ

497:名無しのオプ
06/06/07 22:47:43 9ZZnv490
というかメフィ学の新入生が次入るのはいつだろうね

>>495
ノシ

498:名無しのオプ
06/06/07 22:54:44 dPORPItH
>>497
ハードカバーでまほろちゃんが出るって噂聞いたけど、いつかは知らない。

>>495
ノシ

499:名無しのオプ
06/06/08 08:29:17 bpZ2HVWh
自分はスレ1~3くらいまでリアルタイムで見てたけど
最近まとめを読み返して再燃中なんで、復活大希望です。

でも転校、休学が多いし、新しい人はわからんしで難しいんだろうか。

>>495
ノシ

500:名無しのオプ
06/06/08 08:54:45 q/mcanVw
ただバトルロワイアルでも何でもダラダラ続くのはいかん。
間延びするぐらいならやらないほうがマシだと思う。

501:名無しのオプ
06/06/08 18:18:32 xFpbTCL9
>495 ノシ

雪山編がいちばん(ROMも嵐も)盛り上がってたと思ってる。

502:名無しのオプ
06/06/08 19:57:55 OkLJCKcd
>>495
自分は謎解きものがまた読みたいなぁ…
事件書きの書き手さんはもういないのかな

503:名無しのオプ
06/06/09 00:15:04 DGGmHwAT
>>495
ノシ

504:名無しのオプ
06/06/09 02:03:28 XVOnvs3h
>>495
ノシ

505:名無しのオプ
06/06/09 22:07:13 a0SSUr1z
>>492 >>500
バトロワやるならある程度事前にルールを定めたらいいんジャマイカ。
「実は生きてました」ネタは何回までとか。途中参加キャラは無しとか。

506:名無しのオプ
06/06/10 08:32:56 N8t10Xec
>>495
ノシ

507:名無しのオプ
06/06/11 11:42:25 h/r0SQcx
>>495
ノシ

508:名無しのオプ
06/06/11 12:13:17 Oi4RJpj+
>>495
ノシ

バトロワは当時もそうだったけど、
贔屓作家を生き残らせようと、無理な展開を始めたりするから、
やるとしても、生死じゃないものをかけた方がいいな。

509:名無しのオプ
06/06/11 13:32:48 AfFuWU1X
>贔屓作家を生き残らせようと
森厨や西尾厨か

510:名無しのオプ
06/06/11 13:41:54 WRlrtqN1
森って厨いるのか
西尾は作風から厨が付き易いと思っていたが

511:名無しのオプ
06/06/11 23:27:24 2LRMxc7/
森に厨と呼ばれるぐらいのファンがいなかったら誰にファンいるんだよw

512:名無しのオプ
06/06/11 23:41:51 WRlrtqN1
森ファンは大人しい人が多いと思ってた
そうか厨がいるんだ・・・

513:名無しのオプ
06/06/12 00:15:19 nV1OiDO7
蘇部厨が最強

514:名無しのオプ
06/06/12 01:06:13 qKzZbAOV
そ、蘇部にも厨がいるんだ…そうなんだ…

515:名無しのオプ
06/06/12 01:08:21 d3wYTr4s
作品じゃなくて蘇部タン萌えー!だろ。
蘇部タン萌え。

516:名無しのオプ
06/06/12 01:15:20 EHCSvFtz
数年ぶりにこのスレ発見。
雪山編~文化祭あたりの職人でした。

517:名無しのオプ
06/06/12 01:45:34 6R7d7XXq
だいたいこんな風に思われてるんだな~ってのがわかった事だし
もうさっさと書き始めちゃえ!どうせ遊びなんだしさー
と思ってるのは乱暴ですかね?
それで受け入れられなければ、また廃れるだけよ。

バトロワは、キャラ殺し→書きたかったのに→復活のループもなんとかなると
いいな。
森と西尾はなんとなく、うまくやって生き残りそうな気がするから
そんなに気にならないけど…
今なら西尾にはデスノートもあるから強そうだ。
(でも地味な人の名前書き間違って、殺り損ねたりしそう)

518:名無しのオプ
06/06/12 10:31:40 sphnZsP/
デスノート本当に持ってるもんなー
御大がデスノ書くと思ってた

519:名無しのオプ
06/06/12 19:03:37 pm3JeZ2M
492です
ノシ

520:名無しのオプ
06/06/12 22:20:52 7hHS3hn2
西尾は「心臓発作、みたいなっ!」とか書いて殺し損ねそう。
つーか、「みたいな」をつけるとキャンセルできるみたいな。

521:名無しのオプ
06/06/13 22:25:14 d3aY1l2+
んじゃ、西尾→月、竹→ミサでデスノートネタは?
でもストーリー知らない職人さんは書きにくいか…

522:名無しのオプ
06/06/13 22:49:58 iXiSFhpk
森はLポジが似合いそうだなww

もういっそデスノやったら面白いかもな
御大がリュークとか舞城がメロとか

523:名無しのオプ
06/06/14 04:05:53 KyUaO5Hg
やるにしても、原作のストーリーに被せるだけなら止めてほしいな。
設定やルールを借りてくるくらいなら、
原作未読の人も参加しやすくなると思うんだけど。

524:名無しのオプ
06/06/14 05:24:29 b71AS4Q1
被せすぎると展開が読めちゃうじゃんかww
設定やルール借りってのはいいね

525:名無しのオプ
06/06/15 23:28:21 zL4aQrm8
とりあえず、新人歓迎会はどうだろう。

526:名無しのオプ
06/06/18 01:45:12 YgwqIL1U
岡崎ってポジション的には舞城の後輩みたいな感じ?

527:名無しのオプ
06/06/24 18:29:52 8NuLJ/RF
二人の方言でのやり取り見たいなぁ。

528:名無しのオプ
06/06/28 02:36:46 xi+9X0qM
気がついたら森のブログに御大がいたんだがそこまで仲がよいのだろうか。

529:名無しのオプ
06/06/28 02:44:19 tnl0OA31
気がついたら森のブログに羽海野チカがいたんだがどういう関係なのだろうか。

530:名無しのオプ
06/06/28 10:07:51 hxF+Pzhf
>>529
モリログアカデミィの表紙イラストを書いていただろ?

531:名無しのオプ
06/06/29 20:35:29 tqaFS2b5
>>516
雪山で萌え展書いてた人ですか?
それとも事件?当時は乙でした

デスノートは知らないんだよな・・・
映画にもなってるくらいだしこのスレの年齢層を推し量ると
知ってる人の方が多いんだろうなとは思うけど

532:名無しのオプ
06/06/29 22:35:34 RsTvkrVb
デスノートネタは話をどう展開させるか難しいんじゃないか?
にしても話を書くとなると途端にこのスレ過疎るなw

全員がデスノートを所持していると仮定してネタを振ってみる。
森→ノートに文字を書き込まない。
清涼院→R言語だから読めない。
蘇部→そもそも字が書けな(ry

533:名無しのオプ
06/06/29 22:51:30 qinZIAJY
全員が持ってなくて取り合いになったり
L側っぽい持ってる人間を探す人がいたら面白いんじゃないかな

とりあえず西尾と御大は持ってる設定の方がいいんだろうけど

534:名無しのオプ
06/06/29 23:30:22 wyVY6DTP
上で住人点呼してたけど意味ないよ
するなら「ネタ書き込みに参加できる(したい)人」にしないと
読みたいだけのROMなら点呼で自演してもわからないし

デスノネタにしたら人死にが出る+殺す方は必要以上にかっこいい描写が
目白押しになるんだろうな
まあ参加できる人は多いかも。デスノだし
なんだったら西尾スレ辺りに宣伝しにいくが


535:名無しのオプ
06/06/29 23:52:33 KKqEQ7qA
まずはまとめサイトをどうにかしたほういいんじゃないか
もう死んでるだろ
有志で構築できるwikiみたいなのでもいいと思うし

すんませんwikiとかよくしりません いってみたかっただけです

536:名無しのオプ
06/06/29 23:54:16 qinZIAJY
そうだね
中の人どうしちゃったんだろ

537:名無しのオプ
06/06/30 07:02:59 J7b789ql
やりたいものは指し止めして、ネタの指定までされたら
やりたくないんじゃないの?

538:名無しのオブ
06/06/30 16:13:32 B8hZARS1
デブ・ノート

―このノートに名前を書き込まれた者には
  〝脂〟が訪れる―

書き方例
「~をしたあと脂肪」
「~キログラムで脂肪」
「内臓脂肪」

539:名無しのオプ
06/06/30 16:17:39 k7ceVsnz
日明さんとか欲しがりそうだな
上手く使えばバストアップ

540:名無しのオプ
06/06/30 18:43:28 0AtmH72A
>>538
なんか平和なノートですね(ワラ

541:名無しのオプ
06/06/30 21:19:08 sxpopkBa
>>535
自分が率先して作る気もwikiについて勉強する気もないくせに
言ってみただけとか誘い受け

542:名無しのオプ
06/07/01 00:13:34 3788eLAn
>>538
ラブ・ノート
このノートに書き込まれた者と両思いになる。

ハブ・ノート
このノートに書き込まれた者はハブられてしまう。

蘇部・ノート
このノートに書き込まれた者はとんかつが食べたくなる。

弟子・ノート
このノートに書き込まれた者が弟子になる。

ディス・ノート
このノート。

543:名無しのオプ
06/07/01 00:54:41 mW61nzph
>>542
めちゃくちゃ面白いですね!!!!!!!!!!!!!
腹抱えて笑いました!!!!!!!!!!特に最後の奴!!
こんなに笑ったのは初めてかもしれないです!!!!!
いつからミステリー版はココまでハイクオリティになったのかな?

これからもあなたの、めちゃくちゃ面白いネタに期待してます!!!!!


544:名無しのオプ
06/07/01 16:03:56 l+eDdfSW
わざとらしい誉め殺し乙

545:デブ・ノート
06/07/01 19:43:11 gH/g6UEz

 プロローグ

 西に傾いた陽の日差しが、倦怠感を増幅していくような、そんな天気だった。
 佐藤は行く当てもなく、とぼとぼと学園内をさまよっていた。
 西尾くんはいいなあ……ついに人気漫画のノベライズまで任されるようになって。
 それに比べぼくは、……
 佐藤はそのつぎが出てこなかった。いや、むしろ本能のどこかが、それをせき止めたのだ。
 このままじゃ、このままないけないッ。
 佐藤は自分自身に一喝した。
 だが、そう決心しても、急に何かが変わる訳もなく、佐藤ははぁと深い溜息をついた。
 丁度、購買部が目に入った。
 購買部には執筆活動に必要な品々が置いてあるが、無為に日常をすり減らしていくだけの
佐藤には、もはや縁の無い場所と、なりつつあった。
 ひさしぶりに、入ってみるか。
 佐藤はガラスのはまったドアを開き、中へと足を踏み入れた。
 店内にはがらんとしていて、人ひとり見あたらない。
 棚に目を泳がす。
 と、棚の隅に、黒い何かが挟まっているのに気がついた。
 あれは―
 佐藤は近づき、それに向かって手を伸ばす。
 なぜが手が、震えている。
 深呼吸し、一気に引き抜く。
 表紙にはおどろおどろしいフォルムの文字が踊っている。

 ―《デブ・ノート》、と。

 


546:デブ・ノート
06/07/01 20:39:18 gH/g6UEz
 
 佐藤はそれがどうも気に掛かり、なんとなく購入した。
 また、だれかの悪戯だろうな。
 個性的な面々が脳裏に浮かぶ。しかし思い出したところで、気分はよくなか
った。
 何故なら彼等は―
 はっと我に返る。
 いけないけない、またぼくの悪い癖が。
 佐藤は売れている作家たちに、何らかの思いがあるのだった。それが何かは、
佐藤には解らなかった。
 ノートをペラペラとはじく。なんてことはない。ただの白紙が、そのまま
連続している。
 そして一番最後に、

 【HOW TO DEBU】

 の文字が。
 佐藤は一瞬、目を疑った。
「はう、とぅー、でぶ……」
 途端、動悸が激しくなった。
 その下には長々と英文が続いていたが、佐藤は読解出来なかった。が、
 意味は、理解していた。
 名前を書き込まれた者は―〝脂〟。
  

547:デブ・ノート
06/07/01 20:41:01 gH/g6UEz
 
 中庭に腰を下ろす。そして、誰も見ていないかを確認。
 興奮はまだ続いていた。
 こんなモノが、存在するなんて。
 しかし、それが本物だという確証はなかった。そのため佐藤は実験を行おうと、人通りの多い中庭にやって来たのだ。
 向こうから、蘇部と殊能が歩いてきた。
 何の恨みもないが―
 佐藤は、殊能の名前を書き込んだ。

【殊能 とんかつの食い過ぎで脂肪】

 どうやら彼等は、とんかつを買った帰りらしい。話に花が咲いている。
 しばらくして、蘇部に異変が起きた。全身が震え、目は異様な輝きを放っている。
「どうしたの? 蘇部く」
 殊能が心配そうに顔をのぞき込む。蘇部はとんかつの入った袋を裂く。
 それを鷲づかみにし、殊能の口へ。
「げほっ、ど、どうし」
「……とんかつ」
「え?」
「とんかつ、喰うんだなぁぁぁぁぁ!!!!!」


 佐藤はそれを遠くから眺めていた。驚愕の表情で。
 だが、しだいにそれは、歓喜へと変化していった。
「はは」
 口元が歪む。
「あはははははははははははははははは!!!!!」
 斜陽がその光景を、赤く染めていた。



 続けたほうが良いと思う? これ。

548:名無しのオプ
06/07/02 00:09:08 pRFwnV5N
続けて、続けて!
こういった読み物は楽しみで仕方ないw

549:名無しのオプ
06/07/02 10:15:49 PyCUxYLo
病弱ガリの殊能は、トンカツ無理食いさせられたら、脂肪の前に死亡だな。
あるいは太って喜ぶか?

550:名無しのオプ
06/07/02 21:55:32 YVnZLKfx
「脂が訪れる」ってやっぱ力士体型になるのか?それとも脂肪で死亡も含まれるのかな?

551:名無しのオプ
06/07/02 21:58:51 EVEWOCWy
死亡はいろいろめんどくさくなるんじゃないかな
てことは読み切り時の消しゴム的存在もあった方がいいのかね?

他のノートもあって入り乱れ展開が個人的に楽しそう

552:名無しのオプ
06/07/03 09:05:42 oXe6y9mP
「俺清涼院流水、アナグラミングして二流推理専用(niryuusuirisenyou)
へへ・・・付き合ってよおねーさん」

553:デブ・ノート
06/07/05 18:50:58 ZpXWuer5

デブ・ノート《宴の支度》

蘇部・ノート


 あれは。
 あれはぼくだ。
 殊能くんの口に手を掛け、無理矢理こじ開ける。そしてその中に―
 とんかつを詰め込んでいく。
 幾つも幾つも、手が油まみれになり不快感を覚えても、それは止まらない。
 そして手持ちのとんかつが無くなったとき―殊能君は脂んだ。

 しかしその映像は、ぼくの脳裏に主観的でなく、客観的に繰り広げられるのだ。 
 ぼくはぼうっと、変色した壁に目をやった。光が差し込まないこの部屋はまるで―
 いや、〝まるで〟じゃないか。
 ―牢獄。
 その名が相応しかった。
 メフィ学の地下……そこに並ぶは拘置室。問題のある生徒がここに入る、いわゆる矯正施設だ。
 ぼくは昨日、殊能くんを〝肥やして〟しまった。

554:名無しのオプ
06/07/05 23:48:07 QVSbKsuE
続きキタコレ

555:名無しのオプ
06/07/07 22:48:24 8YUUq6y0
辻村・ノート


七夕の短冊に『魔法が使えるようになりたい』と書いたら、クラスメートの浦賀さんから、「気味悪がられるだけだ。魔女裁判って知らないのか?」と言われました。

何も誇れるものがなかった私にとって、抜きん出た価値をくれる目に見えないもの。その象徴が魔法でした。現実のことが、きっとあんまり好きじゃなかった。

日和見主義。悪口を言われるのが嫌で短冊を書き直しました。
『私の望む世界になりますように』

笹の枝に願いを結んで、振り向いたそこにあったのは、一冊の黒いノート。これこそ私の望んだ魔法でした。

556:名無しのオプ
06/07/08 03:00:52 HlCVMwDI
じゃあ「名前を書かれた奴は名前の漢字に一個余計な点が増えてしまう」ノートで

557:名無しのオプ
06/07/08 14:46:32 32JH4FYi
舞城玉太郎


つまらん。

558:名無しのオプ
06/07/08 21:42:18 Vzh+xH7N
矢野龍玉
清涼院流氷
`辻村深月

使い勝手の悪そうなノートだな

559:名無しのオプ
06/07/08 21:51:27 U0N0bKWG
古泉迦干

560:名無しのオプ
06/07/08 22:34:49 fEHJPK7J
御大ノート:無限分裂

は駄目なのか?

561:名無しのオプ
06/07/09 00:00:38 3TADw1tC
>>556
その能力でデブノートに対抗して、みんなのHEROになるんだな。

>>560
生徒が何人にもなる能力とか。森A、森B見たいに。

562:名無しのオプ
06/07/09 00:08:50 3TADw1tC
×見たいに
○みたいに

563:名無しのオプ
06/07/09 01:31:17 Xg+rVoQT
みたいなっ!

564:名無しのオプ
06/07/09 09:57:45 RIPdtKcW
西尾は意外と扱いに困るね
巫女子ノートとか書きにくい

565:名無しのオプ
06/07/09 11:36:08 IcWiZMzW
《女子生徒全員ぷわぽよブルマー、しかも女子高生化》みたいなっ!

566:名無しのオプ
06/07/09 13:36:15 0LFDTwFQ
本名が解らなくなってみんなから渾名でしか呼ばれなくなるノートというのは?

567:名無しのオプ
06/07/09 14:00:19 RIPdtKcW
津村だけはどのノートからも生き残りそうだよな

568:名無しのオプ
06/07/10 19:57:46 P2u6Nl3q
そもそも辻村と古泉はノートの効果から逃れられるよな。パソコンだと点一つ足りないし

569:デブ・ノート
06/07/13 17:02:29 rnsJ/+Cr
 
 ぼくはぼんやりと、中空に視線をやっていた。
 ―おまえがやったんやろ!
 ―吐けッ、この!
 舞城君と新堂君の容赦ない叱責が、脳内によみがえる。
 ぼくは意味がないと解っているのに、耳を手でふさいだ。少しでも、それが緩和して
くれるように。
 いやだいやだいやだ。
 なんどもなんども、そう唱える。
 効果があったのかなかったのか、しばらくして、それは立ち消えた。
 こころに余裕ができてきたので、牢屋内に目を泳がす。 
 すると、黒いなにかが、視線にぶつかった。
 どうやら、ノートみたいなものらしい。埃が深く積もっている。指先で撫でると、
そこには、ノートの名前らしきものが、印刷されていた。

「―《ソブ・ノート》?」


570:名無しのオプ
06/07/14 20:24:19 Jq2fP1lX
続き?キタ!
メフィ学の蘇部はなんか病的で心配になるなぁ

571:名無しのオプ
06/07/15 08:40:04 xN2fymir
「動かぬ証拠」の著者近影も、十分病気っぽかったじゃないですか。
しかし、久々に検索したら結構本出してるんだなあ。

572:名無しのオプ
06/07/16 00:35:54 7qZ/NOhu
本人曰く、結構よく撮れた写真らしいけど。

573:デブ・ノート
06/07/23 17:55:28 QyOxQyLk
 ぼくはソブ・ノートの大体の概略を読んだ。
「まさかっ、このノートはぼくのことを意識しているじゃないか!」
 独房の中に驚愕の声がこだました。見張り役の津山くんが、鉄格子の端から顔だけをのぞかせる。
「どうした?」
 ぼくはそれを背中にすばやく回し、津山くんに見つからないようにした。
「な、なんでもないよ。津山くん」
 津山くんは一瞬哀しそうな目をしたあと、ポツリと何かを呟いた。声が小さかったので、何をいったのか解らない。
 そして、鉄格子の外に消える。
 ―まてよ。
 ぼくはある考えに至った。ここから脱出する方法だ。
 逃げてどうするかといっても、ぼくにはわからない。ただ、真実を知りたい。あれは本当にぼくがやったのか。
 背中に回したノートを、手前に持って行き、表紙を開く。
 幸いなことに、真っ黒なシャープペンが付属していた。
 ぼくはそこに津山くんの本名を書いた。

 【津村 とんかつをたべたあと気絶】

「これでよし」



574:デブ・ノート
06/07/23 18:15:45 QyOxQyLk
 
 それは突然だった。
 津山くんが鉄格子をつかみ、ガシャガシャと揺らす。
「とんかつを、とんかつをくれい!!!」
 ぼくは驚いた。いつもは静かでおとなしくて目立たない津山くんの豹変に。
 だけどすぐに冷静をとりもどし、ふところからとんかつを一切れ取り出し、
「ここにあるよ」
 鉄格子から一番奥まった場所にあるベットの上に乗せる。
 金属が擦れる音がしたかと思うと、鉄格子の右にあるドアがガチャリと開く。
「とんかつぅぅぅぅ!」
 もの凄い形相の津山くん。ぼくを押しのけ、とんかつを手に取る。
 感慨もなにもなく、一気に飲み込んだ。
「うおおおおおおお!!!」 
 そして数秒の咆吼のあと、動きが止まり、ゆっくりと地に倒れ伏した。
 ぼくはこの、不思議なノートを片手に、独房を脱出した。

 まず、とんかつの亡者となった津山くんは、独房の鍵を開ける。
 ―なぜなら、この学園でとんかつを持っているのは、ぼくだけだから。
 とんかつは、この学園にはもう売っていないはずだ。
 ぼくが危険視されたから、有害指定食物に指定されたのだ。
 といってもこれは危険な賭だった。もし、ぼくの読み通りじゃなかったら、このノートを取り上げられていた。
 とりあえず、これからどうしよう。
 とんかつはあと五切れある。

 ぼくはあてもなく走った。


 

575:名無しのオプ
06/07/23 20:31:11 b6stGW98
蘇部視点の話ってなんか新鮮だw

576:名無しのオプ
06/07/27 01:21:10 DCBs0qZa
>ぼくはそこに津山くんの本名を書いた。

本名を知ってるならちゃんと津村って呼んでやれよw

577:名無しのオプ
06/07/27 16:51:38 NbMsb1VC
きっとニックネームだと思ってるんだよ。

578:名無しのオプ
06/07/29 19:06:59 viNPE2Pd
>とんかつはあと五切れある。

なんかドキドキするなぁ。

579:デブ・ノート
06/07/30 11:19:20 tHgSGtN9
 数日後。

 教室では、緊急の学級会議が行われていた。
「こまったことに、なってきましたねえ」
 議長を務める森は、まったく困った様子も見せず、顔にほほえみをたたえながら、集まった委員
たちの顔を眺め回す。
「先週の殊能君の脂肪を皮切りに、津村、浅暮、霧舎……以上の四名と、そして森も―」
 そこでワイシャツの上から肉をつまみ、
「被害に遭ってしまった」
 きゃっ、と女子委員の悲鳴が、室内に響く。
「これはメフィ学の危機です。なぜなら校内の主要執筆陣ばかりが狙われているのですから。(殊能
と津村と浅暮と霧舎を除く)」
 教室に張りつめた空気が流れる。
「ふふふ。この森を怒らせたことを後悔させて差し上げますよ」
 森は嗤っていた。邪悪な微笑みだった。
「議長」
 森の状態を断ち切る為か、氷川がいった。
「蘇部君の足取りは掴めたのでしょうか?」
「いいえ。依然逃亡を続けています」
「そんな……じゃあ」
 その時だった。教室のドアからひとりの人物が出てきた。暑苦しいようなコートを着て、その素顔は
うかがえない。
「誰?」

580:名無しのオプ
06/07/30 15:43:52 K32y5Brg
ワタリキタ━━(゚∀゚)━━━!!

581:デブ・ノート
06/07/30 19:09:02 tHgSGtN9
 その人物は教卓までつかつかと歩みよった。
「私はNといいます。今はわけあって正体は明かせません。戯言だけどね」
「くっ……一体何者なんだッ」
 石崎がいった。乾は無視した。
「それで……Nさん。どうかしたのですか?」
 森は、Nの登場にも狼狽せず、冷静に対応した。
「この事件、既に解決したも同然です」
 一同、どよめく。「な、なぜだッ」
 Nはタイミングを計り、高らかに宣言した。

「Lがもう、動いています」


 メフィ学某所。
 その男は、腰まで伸びる黒髪をものともせず、パソコンのキーを打っている。ときどき銀縁の眼鏡が、
光に反射し、白く輝く。
(この事件……さすがの私でも、メフィ学の協力は不可欠だな)
 そしていった。


「リューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーースイッ!」



582:名無しのオプ
06/07/30 19:11:28 +M6lQtMT
ちょっ西尾wwwwwwwww
最後の台詞でばれてるからwww

583:名無しのオプ
06/07/31 01:04:16 PQ22wPe3
「リューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーースイッ!」
名言だな。

584:名無しのオプ
06/08/01 12:27:39 wSyK6CMj
>石崎がいった。乾は無視した。

ツッコんでやれよ、乾wwww

585:デブ・ノート
06/08/02 18:06:58 aQZK5gcU
これからの展開、ジョジョみたいな特殊能力戦か、本家デスノみたいな頭脳戦に
にしようか迷っているんだが……どっちがいい?
ちなみにかきやすいのは前者。

586:名無しのオプ
06/08/02 18:30:35 XT55z0hT
両方

587:デブ・ノート
06/08/02 18:55:51 aQZK5gcU
……じゃ、まあ、できるかぎりやってみる。

588:名無しのオプ
06/08/03 13:25:43 FZwKDsuQ
無理せず頑張って!
すげー楽しみにしてるから!

589:デブ・ノート
06/08/04 13:20:03 nD9yKz8s

 そして他の生徒たちにも、続々とノートが広がっていく……
 
「森は、こんなところに落ちているノートは拾いません」    【F・ノート】
「セリョ!(犯人は絶対、この学園内にいるはずだ)」       【流水大説(∞)】
「殊能くん……いま行くよ」                 【ソブ・ノート】
「なんだよこのノート! 使いにくいよ!」          【ツッコミ・ノート】
「む……新しい肉か……」                  【肉・ノート】
「どうも、久しぶりの登場です」               【メタ(レス間の移動)】
「ん? こんな領収書、俺もってたか?」           【領収書】
「……なにやら大波乱の悪寒」                【メタ(地の文を読む)】
「あの、薬の調合だったら間に合っているんですけど……」   【ヤク・ノート】
「力を……もっと俺に力を……」               【K・ノート】
「まあ、ちょうどいいところにカップリング用紙が!」     【ラブ・ノート】
「ラブコメを……もっとおれにラブコメを!!!」       【ラブ※・ノート】
「ごほっ、ごほっ。……そぶ……くん」            【主夫・ノート】
「男一匹、このようなファンシーなノートは使えぬ!」     【そげきれんしゅうちょう】
「こ、これはまさか!」                   【Q・ノート】
「モー娘好きだ……いや、むしろ俺がモー娘になりてえ……」  【モー娘。ノート】
「アッラーアッラーアッラー……!?」            【弟子・ノート】 

590:デブ・ノート
06/08/04 13:21:00 nD9yKz8s
「なんだこれ。紙がゴワゴワしてトイレットペーパーみたい」  【ボケ・ノート】 
「クマ? いつの話や!!」                 【クマ・ノート】 
「どうせぼくはどうせぼくは……(涼介 Lyousuke)」     【石・ノート】
「ふふ、L。僕を捕まえられるのならやってみなよ」      【デブ・ノート】 
「………………はっ! そ、蘇部くんは!?」         【ツムラ・ノート】
「戯言終わったけどね」                   【まるごと戯言パンプレット】
「これは物理の北山に対する挑戦と受け取りました」      【物理ノート】 
「あら、これは何かしら?」                 【ヒショ・ノート】
「大地が……大地が躍動している……ッ!」          【火山・ノート】
「ホワッツ!? 何ですか、コレ」              【ディス・ノート】
「僕の夢は、いつの日か朝○新聞で四コマを連載すること!!!」【名探偵ナミダくん・ノート】
「北海道へ……かえりたくなったなあ」            【ノスタルジック・ノート】
「いや、べつに将棋のタイトルではないけど」         【龍王・ノート】
「わたしの、のぞむ、せかいに、なります、よう、に」     【辻村・ノート】
「わたしの代わりに家事をしてくれるのかしら」        【主婦・ノート】
「現在日本の抱えている問題は北朝鮮だけでなく韓国(以下略)」【代償・ノート】
「初登場なのに……変なノートわたされた……」        【岡山・ノート】

 いくつもの思惑が重なるとき、メフィ学に何かが起きる!!!!!

                              《宴の支度》完了

591:名無しのオプ
06/08/04 16:46:16 UBbgkpeF
ちょっwwwwwwwwwwwww
なんか変なの混じってるwwwwww

592:名無しのオプ
06/08/04 23:55:46 yNWmZDU0
ノートじゃないの混じってるよ!ワロスwww
ノートでもすごいの混じってるけど。
というか殊能は蘇部のこと怒ってないのか。
相変わらず蘇部に対して心が広いというか盲目的というか…

593:デブ・ノート
06/08/05 15:32:28 O71GJxND
誰か戦わせたい奴とかいる?
舞城vs蘇部とか。

594:名無しのオプ
06/08/06 17:53:41 SY1ua+M2
……こ、古泉いやなんでもない。

595:名無しのオプ
06/08/07 00:57:07 XLhSJK2b
古泉はやればできる子だと信じている。
メフィ学最強キャラ決定戦なんか見たいけど、デスノートネタからずれてしまいそうだ

596:デブ・ノート
06/08/07 15:10:31 4BmxwWm3
 
「それにしても……」
 黒田は突然呟いた。氷川が聞き返す。
「どうしたんです?」
 黒田は難しい顔をして答える。
「Lという探偵、聞いたことがある。……戦後の四大喜劇に携わった奴だ」
「ええっ!!?」
 氷川は思い返す。四大喜劇―解決不可能と謳われたあの事件を。

 一つ、学園祭で起こった大量密室事件。【1200密室事件】
 二つ、大量密室と対応するかのような、古城での事件。【幼影城事件】
 三つ、メフィ学が創設されるきっかけとなった事件。【サイモン一家事件】
 四つ、現在も進行中といわれている大量事件。【ソーセージ事件】
 もう一つ、【犯罪ワールドカップ】という事件があったが、それは別格。
 
 どれも難攻不落の事件だ。Lはそれに携わっていたという。
「Lが……解決したんですか?」
 すると黒田はより一層、眉根にしわを寄せる。
「ああ……奴が解決した。だが、それは正確ではない」
「じゃあ」

「Lは探偵でもあり、また、犯人でもあるのだ」

 神話と化した事件。その正体は、たった一人による自作自演……
 氷川は寒気を感じた。二つの意味での寒気だった。
 

597:デブ・ノート
06/08/07 21:39:16 4BmxwWm3
 物語は、時を遡る。
 2006年6月30日。
 その日、森は執筆を終え、クーラーの効いたパソコン室を出た。
 廊下はむっとする程暑く、森は少々憂鬱になった。
 しばらく歩くと、額から汗が噴き出た。ポケットからハンカチを出し、それを拭う。
 と、立ち止まったので、いつもなら見逃すような廊下の隅に、黒いノートが放置されていることに気づいた。
「……落とし物?」
 森はそれを拾い、表紙を開いた。
 中には白紙が一枚。
 白い罫線の一行目に、こう、書かれていた。
 
 すべてが(    )になる。

 どこかで見たようなフレーズだが、二ヶ月に一作を仕上げる森にとって、細かいことはいちいち覚えていられなかった。
「だれかの、悪戯でしょうか?」
 もちろん、答は返ってこない。
 

598:デブ・ノート
06/08/07 21:39:57 4BmxwWm3
森は、ペンが付属していることに気がついた。そのとき、頭の中をある考えが過ぎった。
 
 すべてが(素敵)になる。

 学級委員である森は、人一倍この学園をよくしようという思いがあった。それを声に出していうことはないが。
 誰かのノートに落書きをしてしまうという罪悪感はなかった。
 さっそくペンを外し、そのカッコに書き入れる。
「書いたことはいいですが、森は、こんなところに落ちているノートは拾いません」
 そういって、ノートを元の場所に戻し、腕時計に目をやる。
「おや、三分も時間をロスしてしまいました」
 そういい残し、その場を後にした。
 足音が徐々に小さくなっていく。

 森は気がつかなかった。
 森は元来、ペンを持たない。文字はほとんどパソコンで打っている。
 なので気がつかなかった。
 〝素敵〟の〝素〟がミミズのような形になって、とても読み取れたものではなかったことに。
 辛うじて、〝敵〟の部分だけは、ノートも読み取れた。

 すべてが(敵)になる。

 ノートはうっすらと透明になっていき、やがて、完全に消えた。
  

599:名無しのオプ
06/08/07 23:48:10 Vo51J9H8
>>598
GJ。
(素敵)を素で(素数)と読み違えて、さすが森! と思ってしまった。

600:名無しのオプ
06/08/10 00:30:57 CPH8iX/t
野性時代で綾辻と辻村の対談が載っているらしいな。
これも辻村ノートの効果か?

601:名無しのオプ
06/08/10 23:57:22 clOuUAdy
中学生の時から辻村は綾辻にファンレター送っていたんだってな。
受賞の際には綾辻の方から連絡したらしいし、ひょっとすると満更でもないかもな

602:デブ・ノート
06/08/12 20:51:12 SPio9/7X
「このノートさえあれば……」
「おーい、霧舎。何ひとりでブツブツいってんだ。帰るぞ」
「居酒屋寄ってかない? 霧舎ぁ」
「いや、今日は遠慮しとく」
「なんだ、付き合い悪りぃの」
「ゴメン。乾、石崎」
 霧舎は寮の方に走っていった。

【ラブ※・ノート】……これさえあれば、霧舎学園も夢じゃない。
「ふふ……」
 霧舎は暗い部屋の中、机に向かい、ノートに何かを書き入れていた。
「ふふ、あーーーっはっはっはっ!」
 スタンドの光が、霧舎の顔に歪んだ陰影を付ける。
「明日が、たのしみだ」  
  

603:デブ・ノート
06/08/16 22:51:29 0IEUa5+B
《宴》

 ピチピチピチ。わたしは小鳥の鳴き声で目を覚ましました。
「ふわぁ」
 ねぼけ眼をこすりながら、役目を終えた目覚まし時計に目をやります。
 一瞬だけ、時が凍り付きました。
「ち、ち、ち」
 壊れたラジオのように、同じ単語を繰り返します。もちろんここはダンスをするところではありませんし、わたしはディスクジョッキーでもありません。
「ちこくだーーーーーーー!!!!」

 ゆっくりと、そのロゴは現れ、同時にマニアックな声優が歌う曲が流れ出す。

 『霧舎学園 ~転校生にドッキドキ!?の巻~』  

604:名無しのオプ
06/08/17 00:16:01 xh+ms109
>>603
それなんてエロゲ?

605:名無しのオプ
06/08/17 21:21:03 iP+iRk2a
すげえ!絵に描いたようなラブコメだ!

606:名無しのオプ
06/08/17 23:43:10 xJJQwRAh
>>603
すばらしい!
目に浮かぶようだ

607:デブ・ノート
06/08/19 19:29:46 gP05dA7L

 わたし、霧舎巧美。叔父様の経営する私立霧舎学園の一年生です。
 清楚なお嬢様といきたいところだけど、いま、そんな余裕はありません。
 きのう夜更かししたせいで、とっても大ピンチなの!
 遅刻しちゃう!
 バターを塗ったトーストを口にくわえたまま、カバン片手に、はためくスカートもなんのその、学校まで猛ダッシュ!
 曲がり角です。
 ここを左に曲がれば、もう校舎は目の前!
 わたしは安心して、ふと、注意をそらします。
 ドカン☆
 黒い物体とぶつかって、わたしは尻もちをつきます。
 見るとそこには、男子学生がいました。
「ご、ごめん……」
「いったーい」
 その男の子は、うろたえた表情でわたしをうかがいます。
 なかなかの美形ですが、いまのわたしはそれに見ほれている暇はありません。
「どこみてんのよ! もうっ」
 わたしはいら立ちながら、とおくに飛ばされたカバンを拾い、駆け出します。
 もちろん、アカンベーも忘れませんでした。
 男の子はしばらくの間、ぼぅっとしていましたが、校舎からひびく鐘の音を聞くと、わたしを追いかけるように走り出しました。
 遅刻になっちゃえ!

608:名無しのオプ
06/08/19 19:48:02 hwDPXLKV
なんて素晴らしいベタ展開……!!

609:デブ・ノート
06/08/19 20:30:01 gP05dA7L
 
 ギリギリセーフで教室に滑り込みます。しかし委員長はまだきていません。
 この学校は一年間閉鎖され、先生はいません。なので代わりに、先生以上の実力と権力と財力をもった
委員長が、行事を取り仕切ります。
 それにしても……急いで損したっ!
 教室はいつものように、話し声で騒がしいです。
 わたしの後ろの席の真梨さんが、声を掛けてきました。
「ねえねえ知ってる? 今日、転校生が来るって! 男の子!」
 どこでそんな情報を得たのでしょう。多分独自のルートがあるに違いありません。
「へぇ……」
 わたしは気にもとめない様子を振りまきながら、相づちを打ちました。
 けど心の中では、かっこいい子だったらいいなぁ……と空しい思いを馳せます。
 だって、○○な××しかこの学園には△△…… 
 がらがらがら。
 無愛想な音を立てて、扉が開きます。委員長です。
 みんな急に押し黙りました。委員長は教卓に立ちます。
「今日はみなさんに新しい仲間が増えます。入ってきて下さい」
 学生服に身を包んだ男の子が、わたしたちの前に姿を現しました。
 とてもとても、整った顔立ちです。
 わたしは、
「あーーーーーーーーーーっ!!!」
 と、叫びました。
 




610:デブ・ノート
06/08/19 20:42:38 gP05dA7L
 その男の子は、わたしがあの時ぶつかった子だったのです!
「どうしました……霧舎さん」
 その声でハッと我に返ります。みんなわたしを、訝しげな目で見ています。
 きゃっ☆ やっちゃった!
 とても恥ずかしいです。
「な……なんでもありません」
 うしろからこそこそと、苦笑が漏れますが気にしません。
 委員長はさっさと終わらせて家に帰り実験と称した趣味の続きをしたいのか、
「そうですか」といってスルーしてくれました。
 黒板に名前を書いていきます。
【岡崎 隼斗】
「岡崎です。よろしくお願いします」
「では岡崎君は、席の空いている霧舎君の隣に座って貰いましょうか」
 つかつかと歩み寄ってきます。そこで岡崎君もわたしに気がついたようで、
「あっ、あの時の」といいました。
「あのときの……まさかふたりは宿命のライバル……!」
「そんなわけないだろ、幸子(幸二)」
「そうか、くる美」
 訳の分からない会話が囁かれましたが、わたしは無視します。
「今朝はごめん……」
「とりあえず」わたしは机をバンっと叩きます。「はやく座ってよ」
  

611:名無しのオプ
06/08/19 21:13:17 iPlllrOK
予想の遥か上を行く展開キタ━━(゚∀゚)━━!!!


しかし石崎幸子だと真梨幸子とダブらないか?

612:デブ・ノート
06/08/19 22:33:13 gP05dA7L
 >>611 あ、ほんとだ(笑)。 

 たいくつな午前の授業(執筆)も終わり、わたしは屋上へと向かいます。
 本当は、岡崎くんの隣にいると、すこし胸がドキドキするのです。
 それほど怒ることでもないのに、彼に冷たい態度を取るのはなぜなのでしょう。
 わかりません。
 屋上には、わたしだけの青空が広がっているのです。それを眺めながらお弁当を食べ、そのことについて
考えてみたいのです。
 屋上の扉の前まできました。
 扉はすこし内側に開いています。
 ……嫌な予感。
 わたしはその隙間から、外の様子をうかがいます。
「おらあっ!」
「や、やめてください……」
「わかったら、さっさと保証人になれやぁ!」
 不良一直線の真堂くんです。虐げられているのは―岡崎くん。
 多分転校生ということで、新たなカモにしようというのです。
「ほれ」ガッ。「はやく」ガッ。「ここに」ガッ。「サインを」ガッ。「しろやぁ!!」ガッ。
 頭の中が真っ白になりました。
「がはっ」岡崎くんの口から、赤い液体が放出されます。
「やめてっ!」
 おもわずまた、叫んでしまいました。
 しかしこんどは苦笑ですみそうにありません。
 真堂くんはゆっくり、わたしと目を合わせます。 
 

613:デブ・ノート
06/08/19 22:53:46 gP05dA7L

「……なんだ、巧美か」
 目を異様にギラつかせ、いいます。
 まるで重圧のようにその言葉は、わたしの身体にしみこみます。
「巧美……ちゃん。来ちゃ、だ……めだ」
 しかし現実は非常です。
「見られたからには、ただで返すわけにはいかねぇな」
「そ、そんな! ……巧美ちゃんは関係ない!」
「いいや。苦痛を持って、口止めしてやる」
 真堂くんは襲いかかってきます。しかしわたしの足は、恐怖で凍り付いたように動きません。
 あと三メートルかというところ。そこでわたしは、必死の抵抗とばかりに目を瞑ります。
 もちろん、そんなもので攻撃を回避出来るはずはありません。
 がっ。
 何かがぶつかりあう音が聞こえます。そのあと、沈黙。
 わたしは恐る恐る目を開きます。
 その光景に驚きました。
 岡崎くんがわたしの盾になって、真堂くんの一撃を受け止めていたのです。
「た、たくみちゃんには、ゆ、指一本ふれさせない……」
「ひっ」
 後ろからでは解りませんが、多分岡崎くんは、凄い表情をしていたのだと思います。
 真堂くんが射竦められるほど。
「ちっ、こ、これで終わったと思うなよっ! 覚えておけ!」
 負け犬の捨てぜりふを吐き捨て、真堂くんは去っていきました。
「ああ……よかった」
 そういって、柔らかい目でわたしを見た後、岡崎くんは前へ倒れ伏しました。 


614:名無しのオプ
06/08/20 01:23:14 yFQCfD9Z
わくわく。

北山は人形持ったミステリアスな雰囲気?(w

615:名無しのオプ
06/08/20 08:37:48 /edDLofj
誤字大杉

616:デブ・ノート
06/08/20 17:33:40 cm1XVeDt
>>615 一応、名前はすこしぼかした。

「ん……」
 岡崎くんはおもむろにまぶたを開きました。空は赤く染まっています。もう日が暮れそうです。
「あれっ……俺、一体どうしたんだっけ」
 身を起こしながら、ひとりごとのようにそう呟きます。
「やーっと起きた。まったくもう、無茶して」
 わたしはすこし怒ったような口調で返しました。でも本当はこころの中が、熱かったのです。
 どうしてでしょう。
「ああ……そうか。たしか真堂くんにやられて……ごめん」
「なんで岡崎くんが謝るの」
 わたしが、わたしが出て行かなかったら、気絶しないですんだのに。
「いいんだ……もし、きみがあの時通りかかってくれなかったら、ぼくは彼に、
尻の毛までむしられていただろう」 
「……」
「お互い様さ」
 そのときです。
「あーーーーっ!!! ふたりともこんなところで! 何? 熱愛発覚!?」
「明日の記事はこれで決まりですね」
「わたしの……アサグレーが……啼いている……」
 嵩里さんと嵩田くんと北山さんです。まったくもって意味不明な取り合わせですが、ひとにはそ
れぞれの因果関係があるのでしょう。
 嵩里さんは男勝りのやお○っ子で、嵩田くんは几帳面な優等生タイプ。どこか委員長に通じるものがあります。
北山さんは……何でしょう? 常時ダブ(エ)ストン人形片手に、校内を徘徊しています。ダブ(エ)ストン人形
というのは、どこかの島のおみやげだそうです。それぐらい大きいものは珍しく、いまは縮小版しか売られていないそうです。
「おお……アサグレー……」
「皆さん、どうしたんです?」岡崎くんが訊ねました。
「おっ、新入生君。初めまして」嵩里さんは顔をのぞき込みます。
「きみもいい顔してるねうんいい素材だふふふわたしはいつもおもうけどこの学校に足りないのはビジュアル性なんだでもきみが入学してくれたお陰でその面もいずれ解消され……」
 

617:デブ・ノート
06/08/20 17:38:34 cm1XVeDt
自分の世界にサイコダイブしたようなので、代わりに嵩田くんが説明します。
「うん……北山さんが、急にアサグレーが啼きだしたって騒いで、無理やりぴっぱってこられたんだ」
「アザグレーが……失恋したって……」
 アサグレーがわたしを気に入っていたということは、前北山さんから聞きましたが、
 ……って、え? なんで? なんでわたしたちの居場所が分かったの? 
 意味不明です。
「アサグレーは……生きてるの……」
 やっぱり意味不明なので、スルーしました。
「ま、とりあえず」わたしは仕切り直します。
「岡崎くんとは、なんでもないから!」
「ま、そうだろうね」
「ちぇっ」
「あ、あ、あ……アサグレー……よかったね……」
 しばらくして三人は引き上げました。
 また、二人っきりになります。
 胸が高鳴ります。わたしは、嘘つきです。 

618:デブ・ノート
06/08/20 21:30:51 cm1XVeDt
 空はいっそう赤く濃く移り変わっていきます。
「じゃ、俺達もかえろっか」
 傷も癒えたのか、岡崎くんは難なく立ち上がります。
 どくんどくん、どくんどくん。
 心臓が高鳴ります。
 このままではいけない。そう思いました。
「どうした?」
 暮れかけた夕日を背負い、わたしの顔をうかがいます。
 どくん。……ああ。
 いま、解りました。わたしの高揚感の正体。それは、

 ―恋です。

「先にもどっとくよ」
 後ろを振り返ります。
 歩き出します。 
 ドアのところまでいきました。
「あのっ!」
 のどまで出かかった気持ち。それは単純な一言です。
 岡崎くんは、振り返りました。
 ひとめぼれです。そうののしられても結構でした。ですが彼は、わたしを全身で守ってくれました。
 酔ってしまわない方がどうかしています。

「好きですっ!」


619:名無しのオプ
06/08/20 23:55:02 a3GH/ySw
早っ!!

620:名無しのオプ
06/08/21 01:46:52 sYR27r6Q
展開早ッ!

で、ここでお約束の「ちょっとまったー」のせりふに期待

621:デブ・ノート
06/08/21 16:30:20 VCAn3Kde

 永遠とも思えるような長い沈黙。
 風がゆっくりとわたしたちの間を通っていきました。
 岡崎くんの顔に影が落ちています。
「……ごめん」
 重々しく言葉を紡ぎます。
 一瞬わたしは、彼の言ったことが理解できませんでした。
「えっ!?」
「俺達は……付き合えない」
 頭を鈍器のような物で殴られたような衝撃を受けました。
「ど……どうしてっ! わたしのこと、嫌いなの!?」
「いや、嫌いではないけど……」
 じゃあ何だというのでしょう。
 もしかして、すでに恋人がいるのでしょうか?

「おれたち、男じゃん」

 その一言で、世界は崩壊しました。
 

622:デブ・ノート
06/08/21 16:52:40 VCAn3Kde

 そのときだった。
 ふたりの立っていた屋上のコンクリートが、歪なヒビを表面に描く。
 校舎が瓦解していた。それだけではない。
 夕日も、とおくの背景さえも、捩れて崩れ落ちていく。
 ドドドドドドドドドド。
 そして―彼ら三十三人は、ラブ※・ノートの能力【ラブコメ・ザ・ワールド】から目を覚ました。

「うう……ヘンな夢を見た、気がする」
 嵩田は教室の机に座っていった。仲間たちもそれぞれ気分が悪そうだ。
「すごく気分が悪い……同性から告白されたような……」
「はっ……夢だったの!? もうすこし見ていたかったのに。とくに(以下略)」
「ぼくも……ちょっとしか出でいなかったのに、すごくキャラが立ってたきがする」
「べつにふつうのゆめだったよな。石崎」「ああ、くる美」
「森もいつもとかわりませんが……おや、霧舎くんが」
 霧舎はノートを片手に白目をむいていた。口からは泡が吹き出ている。
 しかしそれよりも、
「なんで、こいつセーラー服着てんだ?」ピチピチのセーラー服に身を包んていた。

 ラブ※・ノート 能力名【ラブコメ・ザ・ワールド】(セカイ系)
 ノートにラブコメの要素と登場人物を書くことによって、書いた人物中心の 
 ラブコメを展開することかできる。
 なお、ラブコメの矛盾を指摘されると、その世界は崩壊する。

「なるほど、そういうことか」
 すべてを知った朝暮は、ひとり呟いた。
「はぁ……大変なことになりそうだ」

 つづく。

623:デブ・ノート
06/08/21 16:56:59 VCAn3Kde
 遅いと思うけど、一応。

 F・ノート 能力名【すべてが○になる】(セカイ系)
 ( )のあいだに単語を入れると、世界がその通りになる。そのまんま。
 もしもボックスのリセット出来ない版。
 効果は一回のみ。
 

624:名無しのオプ
06/08/27 21:13:31 RnRAsC5O
キャラの名前が違うのってわざと?

625:名無しのオプ
06/08/27 21:18:16 J5ZLwGQb
ワザとって書いてあるじゃん
数レス前の文章も読めないの?

626:名無しのオプ
06/08/28 13:44:44 us6qhiLX
ああ、ごめん。
霧舎のノートの世界だけのことだと思ってたから
ノートの効果が終わった後も名前違ってるのが気になって。

627:名無しのオプ
06/08/29 01:59:51 6c65FnE3
それはみんなが今まで同じ夢を見てましたよとか
今までのは全て夢ですよという示唆だと思うけど。
まぁ職人さんのお遊びだよね。


628:デブ・ノート
06/08/30 20:49:07 7eOqz/P1

 新堂は、横たわり泡を吹いている霧舎に近寄った。教室に人はほとんどいない。霧舎は放置されたのだ。
「あれは、本当に夢なのか……」
 自分が新入生に負けたことが悔しかったのだ。たとえ夢でも。
 見ると霧舎は、黒いノートを抱えている。【ラブ※・ノート】そう、文字が印刷されていた。
 新堂はそれを引き抜き、表紙をめくる。
「こ……これはッ!?」
 新堂はすべて理解した。あの奇妙な世界の理由を。
 霧舎の顔に目をやる。そして蹴りを入れた。ぐぅ……霧舎は唸っただけで、目は覚まさない。
「しかし本当に」ポケットから紙の束を取り出す。「効果があるのか……」
【領収書】それはまぎれもなく、新堂の心を反映したものだった。
「とっといて、よかったぜ」

 同時刻、地下牢前。
 津村は隅っこでずっと、絶望の言葉をはき続けていた。
「僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい」
 蘇部までも、津山と呼ぶ―それは操られたことよりも、数千倍重い落胆だった。
「僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい―ん?」
 それはノートだった。闇よりも深い黒色のノート。
「ツムラ・ノート!」
 津村の瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちた。




629:デブ・ノート
06/08/30 21:14:51 7eOqz/P1

 津村は走り出した。感激のあまり、自我の暴走を止めることができなかったのだ。
 どかっ。
 津村の暴走は衝突して止まった。硬い筋肉質の何かに。
「ん? 津山……」低く渋い声。中島だ。
「どうしたんですか。津山くん?」まわりには他にも人がいた。
「津山くん。いままでどこに」

「津山じゃねえッ!」突然の怒声。
「え……?」
「おれは」津村の背後から邪気がただよう。「津山だッッ!!!」
 その場の全員に緊張が走る。しかしそれは稲妻のように衝撃的だったため、緊張が解けるのも速かった。
「頭打ったのか? 津山……」石崎の呆けた問い。
 津村は返さず、ノートに何かを書き込んだ。その途端、
「うぐっ……! うううううううううううううううう」
 石崎の余裕が崩れる。苦悶に満ちた表情。
「ふふ……」
「な、何をしたッ!」
「音を、」
「えっ!?」
「音を、止めてくれーーーエーーーーー!!!」
『僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい僕は津山じゃないやい』
 石崎の脳に、直接響き渡るノイズ。それは救いを求める声のようでもあった。
「これがッ、おれの能力【ツムーラ】!!」
「能力!? え? なんのこと!?」
 皆は考え込んだ。
「どうでもいいっ、お前らもくらえええええええ!」
「うるさいですね。〝津村〟くん」
 森だった。津村は他人に津村といわれることが稀なため、
「はうっ」
 といって倒れた。寝顔は安らかだった。


630:デブ・ノート
06/09/06 21:19:51 NpDY6COO

「―さて、話をととのえましょうか」
 森が口火を切った。
 この津村の発狂に、皆が戸惑い、ひとりは被害を被った。
 それは―
「このノートが関係しているのではないでしょうか?」
 氷川は津村の胸に抱かれたノートを引きずり出す。
 論理の氷川らしくない物言いだ。
「たしかに、それでしか説明出来ない……」
 北山も同意した。
 物理の北山らしくない物言いだ。
 そのとき、再びNという男が現れた。腕にはノートパソコンを持っている。
『セリョ(……そうか、犯人はこのノートで脂なせたに違いない)』   
「御た……いやLもその通りといっています」 
「なんてこった……じゃあもしかして!」
『リュスイ!(デスノっぽい!)』
 Nは難しい顔をした後、
「……蘇部くんは冤罪が掛けられている可能性があります……Lが」
 と訳した。
「そうですか……では、持ち物検査を行いましょう」
 森が提案した。
「えっ!?」佐藤は思わず声を漏らす。
 と、皆の目が一斉に佐藤へ集まる。
「またまたー佐藤は学校に持って来ちゃいけないもんを持ってきてるんだな。あとでこの石崎に渡すように」
「それはおまえだ」
 佐藤は、自分が昔つくったオタク系というイメージと、石崎の性格に感謝した。
 しかし、持ち物検査という事実は変わらず、どうしようかと悩んだ。
 くそっ……ここで見つかるわけには……!
「校内放送で皆さんに呼びかけを……」
 そのとき、スピーカーからだみ声が鳴り響いた。
『岡崎、ででこいやぁッ!!』新堂の、雄叫びだった。  


631:名無しのオプ
06/09/06 21:24:13 WPs9T0Ao
【オカルト/薬】ネットでゾンビパウダー販売した男(25)を薬事法違反で逮捕【ゾンビ願望】
スレリンク(siberia板)


632:名無しのオプ
06/09/26 19:34:48 TuwDyGSr
保守

633:名無しのオプ
06/10/03 17:13:29 Q7ul0L7f
デスノートアニメ放送記念age

634:名無しのオプ
06/10/27 21:25:10 OtIHiv0L
保守

635:名無しのオブ
06/11/05 18:01:57 JEiYT4tu

 関田は自分の部屋、『ヴィッキーの隠れ家』にいた。(引越しをしたので、一時期訪れるものがいなかったのだが、それはまた別の話)
関田「なんだ、この四つの枠で区切られたノートは……」
 真っ白な紙の中央で、十字を描くように線が引かれたノートを見て、関田はつぶやいた。
 朝刊を取りにいくとき、ポストに入っていたのである。
 訝しげにめくっていると、突然、一番初めのページが仄かな光に包まれた。
関田「!?」
 関田は驚き、咄嗟にノートから手を離す。その拍子に紙がめくれ、一番初めのページに戻る。
 まるで、不思議な力が働いたかのように。
 関田は恐る恐る床に放り出されたノートを覗く。


636:名無しのオブ
06/11/05 18:14:45 JEiYT4tu
関田「……!」
 必要最低限に簡略化された絵。
 小さな吹き出しに収められた台詞。
 それは、まぎれもなく四コマだった。

一コマ目

?「わーいわーいダイヤモンドにエメラルドにルビーにトルコ石だー」

二コマ目

?「貴様か****!」
?「ひーごめんなさい」

三コマ目

?「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァっ!!」

四コマ目

《中央に、楕円の図形が描かれている》


関田「?」
 関田は眉をしかめた。最後の図形、それがストーリーと繋がらないからだ。
関田(それとも、こういうものなのだろうか……シュルレアリズムと四コマを融合した、漫画の新しい形……? 今度委員長に訊いてみよう)
 とりあえず関田は、不気味だったが、なぜかそうしなければいけないかのような気がして、ノートを鞄に入れた。
 部屋を出る。


637:名無しのオブ
06/11/05 18:36:37 JEiYT4tu

 秋月はやたら大きな岩の上に座っていた。
 上機嫌である。
秋月「わーいわーいダイヤモンドにエメラルドにルビーにトルコ石だー」
 いつの間にか自分の資料に紛れ込んでいたノート。
 自分のじゃないなと思いながら、眺めているうち、背表紙に《使い方》と称された項が設けられているのに気がついた。
《このノートは、あなたの持っている石を他の石に変えるノートです》
秋月「ほんとに!?」
 そこで本気にするあたりが秋月らしい。
 秋月はノートに自分の手の届かない石、それも頭に《宝》の文字がつく石を、自分の持っている川原で拾った丸い石や、露店でつかまされたレプリカなどと交換していった。
 そして、今に至る。
 
 ブルルルルルルルルルル。
 放送室を出たばかりの新堂の携帯が震えた。いつもは『子犬のワルツ』に設定してあるのだが、イメージの手前、それは自分が犬と一人きりの時と限定している。
 着信は自分がオーナーとなっている宝石店からだった。
新堂「……なんだ。俺は今忙しいんだ」 
社長「お、お、お、オーナー! それどころじゃないんです! し、品物が!」
新堂「宝石がどうかしたか」
社長「宝石がっ、き、消えたんです!」
新堂「……なにィ!」
 新堂はその詳細を、慌てふためく社長から聞き出した。装飾品はそのままで、宝石だけが消えたという。
新堂「今日はとことんついてねえらしいな」
 頭痛の種が、また増えた。




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