10/01/04 17:54:20 9DbH/o8o
出版社に勤めるグロリアがある日部屋に帰ったら、泥棒(ニック)が忍び込んでて―という話
題名で勘付くと思うけどニックが盗む「価値のないもの」はグロリアが買ったばかりの赤いコート
ちなみにグロリアの勤め先はサイモンアークシリーズの語り手も勤める「ネプチューン・ブックス」
シリーズの時系列としては一番前だけど、実際に書かれたのは1998年とかなり晩年だから
「自分は政府の仕事をしてる人間で、それとは関係ないけど、個人の依頼で価値のないものを盗むのを引き受けることもある」
てな感じに盗んだことを言い訳してて
それまで書いてたグロリアに泥棒と打ち明けるまでの流れと矛盾するような部分もある