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故司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」の主人公で軍人、秋山好古・真之兄弟や
俳人、正岡子規の出身地、愛媛県松山市に28日、小説の魅力を伝える「坂の上の
雲ミュージアム」がオープンした。
小説をモチーフにしたまちづくりや博物館は全国的にも珍しく、市は新たな観光
の呼び水として期待を寄せている。
設計は「司馬遼太郎記念館」(大阪府東大阪市)のデザインを手掛けた建築家、
安藤忠雄氏が担当。平成16年末に着工し、総工費は約30億円。
初年度は「子規と真之」をテーマに、2人の松山での暮らしぶりや東京での学生
生活、日露戦争にかかわっていく様子をグラフィックパネルなどで振り返る。真之
の直筆の手紙や、産経新聞に連載された全1296回の作品のパネル、当時の資料
のレプリカなど計約250点も展示している。
この日の記念式典には安藤氏や同記念館の上村洋行館長ら約140人が出席。
安藤氏は「明治人の夢と不安を表現した。市民のみなさんで育て、まちづくりの
1つの拠点にしてほしい」と話した。
■参考サイト
松山市/坂の上の雲/記念館
URLリンク(www.city.matsuyama.ehime.jp)