10/07/17 19:29:39 12Wi9Knc
というか純文ならまだしも、一般文芸はラノベ並みの文章なんて山ほどあるき
がするがな。
適当に本棚からとった文章書くけど
小館ごとにかなりかなり大きな庭がついていて、芝生の外れには夥しい椿が咲いている。
見事な桜の古木があるがまだ蕾である。木々のたたずまいにも奥床しさがあり昔を偲ばせ
ている。
妖精たちはここでちらちらした陽光になって花崗岩の中の石英に反射したり、木々の緑の
葉ずえから木漏れ日となってふりそそいだりしています。
草の海は膝までの深さで五時の方角から十時の方角へと走る風のうねりがはっきりと見え
る。眼下に広がる果てしのない緑の広がりと、丘の稜線の彼方に遠のいてしまった街の姿。
朝陽か、夕陽か、上方の雲間から、数本だけ射し込むやけに涼しげな線を上葉の一枚一枚が
跳ね返して、浅葱色が萌葱色が、様々な緑が細かな光の粒となって震曜明滅している。
どれがラノベの文だか一見して分かるか。
俺には>>1の言うように即断はできなかったな。