10/05/18 23:29:14 hvnr4ko3
朝起きたらとなりでドリルが寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。
何せ夢にまで見たドリルだ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日幸せな生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、ドリルは「秋晴はどこ？秋晴どこにいるの？」
って言うんだよ。
俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。
ドリルは秋晴と幸せになるべきだって。
だから俺は一緒に秋晴を探してあげた。
やっぱりドリルの笑顔は俺に向ける笑顔より秋晴に向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
ドリルの抱き枕があった。
目から涙がこぼれた。