10/03/20 21:28:53 +7PzT209
「邪魔をするなら、そっ首、叩き落とします」
「スコップで……?」
「これでも剣道十七段よ」
「ちょ、それ嘘……」
「怒らせると三十四段になるわよ」
「あなた、凶相が出ているわね
言っておくけど……競う意味の競争じゃないわよ」
「わかるよ」
「でも安心なさい」「どうしようもないから」
「ならんのかい!」
「記憶にありませんが」
「えっらい鳥頭だな、あんた」
「あなたほどじゃないです」
「なぜ俺が引き合いに出る!」
「初対面の人間にひどいこと言うような人には何を言ってもいいと祖父に教育されたものですから」
「初対面でどうして俺が鳥頭ってわかるんだよ!」
「あなた、誰?」
「自分が追い出した男の顔くらい覚えておけ」
「……」「ああ、あの時の」「下郎」
「いきなり見下すなっ」
「人の家に無断で入るような人間には何をしてもいいと祖父に教育されたものですから」
「あんたの祖父は鬼か」 青葉はきっと俺をにらんだ。
「祖父の悪口は許さない」
「いや、許さないとか言われても」
「具体的には、まず貴方の飼っている犬を殺すわ」
「……周囲から攻めるなよ……」
すばらしい文章力ですねw