10/04/17 10:05:15 2hSOaWTL
>>686
森奈津子「耽美なわしら」
兄貴系なゲイ(心は気弱)とビアンカップルとアセクシャルな美少年がドタバタやるコメディ。
森奈津子作品はセクマイであることに対して開き直った作品が多い。そのためか非常に下ネタの密度が濃いので、比較的お耽美な世界を求めてるなら「お嬢様が行く!」シリーズの方がいいかも。こっちは「いわゆる百合」に近い。とは言ってもあくまで森奈津子だが。
困ったなら短編集「西城秀樹のおかげです」を読んで合うか合わないか考えてみるといいかも。仮に合わなくても非常に清々しい気分で壁に投げつけられる。
あとは中山可穂「深爪」。これは短編集。
この人は「百合ってのはピュアで純粋な~」とか言ってる百合信者が読んだら卒倒しそうなレズビアン小説をよく書いてる。
全体的に世界観が凄まじくてオススメ。
サラ・ウォーターズもよく挙がるね。こちらは「荊の城」が評判いい。
異性装は・・・ごめん分からない