10/01/12 20:00:46 B8xliX/r
藤田みたいな癖の強い特殊例一個だけもってきて
少年向けバトル物の代表例のように言われてもなあ
別に説教バトルには少年物バトルのようなものは全く感じなかったわけだが
ていうか確かに禁書は少年向けバトル物の方法論を持ち込んではいる
でもこの場合注目すべきは主人公の能力だよ
ディスペル系能力って今でこそありふれてるけど当時はそれほど手垢がついてなかったのと
少年向けバトル物の宿痾ともいうべき「戦闘力のインフレ現象」と相性がよかった
要は「いかにインフレ化させずに長く続かせるか」というのにうってつけの能力だった
で、そういう能力をレベル0として最低ランクに位置づけて
「何のとりえもないと思わせて実はすごい能力を持っている主人公」という
ある種王道パターンなキャラ作りに結びつけたのも設定と発想の勝利
そのへんに目をつけたんだと思ったけどね