10/01/11 03:35:08 tVCi2pFm
>>246
文章にも高い水準を求めるのが悪いわけじゃない、ただ、そういう人は得てして
読者の知識やイメージ、イラストとかを、読者の脳に情景を投影するのに利用して可読性とかを高める手法
を悪いことのように評価したり、手法自体を手法として認識してなかったりしてることが良くないと思うんだ
で、>>245が言う
>脳内アニメを再生するように読める
ってのは、主にその手法の結果であり
こういう話で良く例に出るスレイヤーズの「盗賊の親分みたいな風貌」って描写だけで読者にさまざまな情報をイメージさせるやり方
スレイヤーズが成功したことで後継を生み、ライトノベルがライトノベルとして小説と分けて考えられるようになった要因の一つ
ライトノベルとしての進化の方向性の一つでそれ自体は手法で悪いわけじゃない、安易な使い方してる作品はそれ単体自体は悪いけど
>じっくり理解しながら読み進めるミステリーや社会派要素のあるもの、または情景を思い浮かべるのに時間を要するがしっかり作られたオリジナルのファンタジーやSF
みたいな方向性は、それこそ一般文芸にあるならそっちを読めばいいわけで
イタリアンで結構人気ある店が、近くにフレンチの人気店があるのに、イタリアン求めてる客置いてきぼりでフレンチ始める利点は殆ど無いだろう