10/01/05 05:16:19 9q9Z4igQ
>>685
キノコの分類学上の研究がまだ全然進んでいないのが最大の理由。
日本のキノコは絶対的な発生量が極めて少ない上、地域毎に遺伝的差異が大きく、
同じ種類とされているキノコでも地域が変わると別物同然だそうな。
なのでスギヒラタケ中毒が突然多発したり、長野県では食用キノコとして有名なヤマドリタケの
有毒個体が東京の多摩地区を中心にいきなり見つかったりする次第。
現在日本のキノコで学術的に記載されているのは全体の三分の一程度だそうな。
逆に6割のキノコは正体不明ということで。
特に食用として用いられない小型キノコの研究はほとんど進んでいないのが現状。