09/11/03 19:40:08 1HeIPsZs
>>110
まだ二十歳の自分だが、父を見ていて思う。
朝の五時に起きて工場へ行き、夜は十一時に帰宅。
それから飯を食べ風呂へ入って、たった三十分しか見られないテレビで笑い、そして翌朝からも同じ日の繰り返し。
塗装の仕事で歯はほとんどボロボロで、歳の為かこの頃は腰に痛みが出たらしく、それでも、それなのに仕事を続けて、未だ夢を見て定職に就かない自分なんかに小遣いをくれて。
ただ黙々と堅実に働いて、自分と母と妹を養いながら老いていく。
最近、こんな父に後ろめたさを感じるようになってきた……
見えてきた現実があまりにも痛く、そして抱いていた夢が馬鹿らしく、どうしたものかなこれからの人生。