10/07/15 18:03:39 BDgtS3lq
俺らの脳内に「受賞レベルの発想が浮かぶ」ことがそもそも
奇跡的な低確率であり、そこから「その発想を受賞レベルの
物語に仕上げる」のも超・マグレを発揮しないとムリだろう。
そういう天文学的な確率を潜り抜けたものが、既成の何かと
偶然一致するなんて、もうゼロに等しい話だ。
偶然じゃなくて、自分が過去にそれを読んだ記憶が脳内に
残ってて、その影響でフィードバックで……なら、いくらか確率は
上がるだろう。
が、二段階目の「自分で仕上げる」のところで、決定的に変質
する、はっきり言えば劣化する。なぜなら俺らにプロと同等の
文章力や構成力はないから。
そのおかげで、元作品の面影は大幅に薄れて、結果として
原形を留めず、バレることはない。
意図的に書き写したのではなく、脳裏に無意識に残ってる程度の
記憶で、プロの作品をそう正確に再現できるはずないからな。
と、俺は思っている。