09/09/09 12:55:07 NnRy6ios
>>295
996 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 14:34:53 ID:1ua+xpzB
>>989
ああ、なんか叩くだけの方向になってるから、
(質問に中傷で応えるなド低脳、とか言われそうなので)
容積あたり重量が残念な俺の頭の範囲で考えて答えると
文学少女のウケそうな要素を分けると(不勉強なので大別できそうなもののみ)
・タイトル・文学ネタ・ミステリ・恋愛(⇒挿絵の淡いタッチが幻想的に盛り上げてる)
・解りやすいキャラクター(肯定的な意味で。舞台に同じ役目の役者は要らないように)の
5つといったところかなと思う。
まず、他のラノベに比べて差別化しやすい要素として、タイトル・文学ネタがあると思う
タイトルの"文学少女"のインパクトはなかなかのものだと思う。(ここはさすがに個人差)
そしてそれをポーズだけにしない文学ネタ、有名文学を下敷きにお話作りというのは、
他のラノベに見ない面白さ(珍妙とかそういう意味ね)。
上記の要素の上で、ドラマとして恋愛のからんだミステリをもってくることで、
本来ならありふれた恋愛ミステリで済むはずのストーリーが、
文学ネタというドレスを得て、情念深い、濃厚なストーリーに大変身!てのが、
ぱっと見た感じの文学少女の人気の理由じゃないかな、と思う。
文学少女風に言えば、そのまま口に入れても甘酸っぱい美味しさの、
ブルーベリーのような恋愛ミステリーを、文学ネタというパイで包み込んで
狐色になるまで焼き上げることで、豊穣な甘みをたたえた、
素敵なベリーパイになったんだ…本家を思うと、我ながら下手すぎw
既存のモノに上手い味付けをしただけじゃないかといわれたら、たしかにそうかもしれないけれど、
その味付けに負けない下地としてのドラマやキャラクターがしっかりしていることも必要で、
そこをしっかり調理しきった作者のアイデアと実力の勝利ってとこじゃないかな、といったところ。