09/07/16 00:38:39 y6uts4Qi
イリヤは出始めの頃に読んで「これはヒットしないだろうな」と思ったものだから、
何年か経ってネットの評価を知ったときは驚いた。
また読み直したんだが感想はまったく変わらない。
主人公がヒロインに暴言→ヒロイン発狂→決戦直前に「あれは嘘なんだ。本当は君が好きだ」
の辺りが泣き所みたいだが、この流れのどこで泣けばいいんだろう。
感動させるのは構わないが、その根拠があまりにも軽薄。
主人公がヒロインをどん底に落とし、また救い上げる。
主人公が普通にしてれば避けられたことを泣き所にしてる辺りにわざとらしさを感じてしまって全然泣けない。
「暴言を放った」なんていうのが泣き所の布石ってちょっとそれは茶番にも程があるんじゃないのと思う。
ヒロインにとっては主人公がすべてだったから、主人公に嫌われることが何よりも怖かったんだろうけど、
その部分をモロに突っついてしまったからチャチに感じられるんだろう。
ヒロインをそういう状態にさせるのに、もっと間接的な突っつき方があったんじゃないかと思う。
ここからは作者批判になってしまうけど、刊行予定分がいつまでも経っても出版されないことについて、
「もう手放したから無い。担当のPCに入ってるから、どうしても見たい方はそちらをどうぞ」
「ああ、あれはもういい(笑)」
はないでしょうよ(それぞれ別の作品についての返事)。
刊行を待ち続けてる人によくこのセリフが吐けたもんだ。
要するに「また書くのはダルいし、もう出版の可能性はありませんよ」ってことで、別にこれはまあ納得できるんだけど、
少なくとも対等な立場で物言えよ。調子乗りすぎ。