09/06/28 00:53:35 0pxv8fmx
人工器官であった面白い逆転の発想。
人工血管の考えはかなり古くからあるんだが、貴金属やセラミックなど、
どんな材料でパイプをつくっても、そこから血栓が生じるので使えなかった。
(動物などの本物の血管を使えば血栓は抑えられたが、生産性が今一つ・・・)
で、ある人が「化学繊維で作った筒(血栓の原因となる凸凹ありまくり)」を使ったところ、
逆に一度できた血栓が外れず、血栓のおかげで血液の染み出るのも抑えられて結果OK。
そしてこれを足場に、細胞が周囲から覆って本物と同じような血管が再生したという。
(ちなみに動物などの血管を使ったときも骨組に当たる部分だけ残って、後は生きた細胞に置換される。)