09/05/29 00:07:28 wsC+YkYp
それでは保守ついでに今日の教訓
夢や希望に理想を綺麗なものと決めつけ、妥協や現実の受け入れを汚いものと一方的に決めつけて
先細りしていくだけの道を進むことを、奇麗事だけで語る人間もいる
それはダメな自分に優しくて、耳に心地好いかもしれないが、その実は大抵、ろくなもんじゃねぇ
人間はつまづいて、妥協して、夢がかなわなくても、それでも現実の中を生きていく
案外、自分は上手くいたっからって綺麗ごとを語るだけの人間が書いたものよりも、深い作品が描けるかもしれない
そう、現実に挫折して、現実を生きて、初めて描ける作品もある
そんなわけで有名な以下、有名なコピペ
「あきらめるな」とよく言います。だから誰でもあきらめさえしなければ夢がかなうような
気がしてきますが、そんなことはあまりない。頑張れば何でもできると思うのは幻想だと
僕は思う。成功した人にインタビューするからそうなるのであって、失敗者には誰も
インタビューしてないじゃないですか。
人間は、生まれ落ちた時からものすごく不平等なものです。国籍も容姿も選べない。
親も子供も選べない。配偶者だって、2、3の候補の中から選ぶのがせいぜいで、
それでもいいくらいのものでしょう?つまり限界だらけで僕らは生きているわけで、
そんなにうまくいかないのが普通なんです。その普通がいいんだと思わなければ、
挫折感ばかり抱えて心を病んでしまう。
僕は一握りの成功者が「頑張れば夢はかなう」というのは傲慢だと思っています。
多くの人が前向きに生きるには、可能性のよき断念こそ必要ではないでしょうか。
山田太一