09/05/30 02:07:09 6Do/6Hu/
>>730
多いよ
>>735
みんなDQN、みんな下世話、みんな薄っぺら、
好きなキャラは言動で素晴らしさを描写せずに修辞と周囲の評判だけで素晴らしさを表現
嫌いなキャラはこきおろし、不遇、無関心
まだ文体が硬派だった20巻台くらいまではそんなこともなかったと思う。
カースロンなんかはバカな小悪人なんだけど、
小悪人は小悪人なりに意地とか愛国心とかをしっかり描写してもらってて
けっしてつまらないキャラに終わってなかった。
全てを俯瞰する作者の態度が公正だったというか。
その後はおナリス様を筆頭に、作者の態度そのものに極端な贔屓が見られて
それが作品をうすっぺらにしていくのが手にとるようにわかる。
苦笑ものの死んだフリが優れた策だったり、
逆に下らないアリなんかは有能だったはずなのにすべて見透かされてるのにも気付かない
取るに足らない小人物にされて終わってしまった。
「登場人物は作者の分身というが、自分はサイデンとかアリみたいなダメなところはない」とか
「サイデンいらないんで殺しました」みたいなことを言ってたけど、
まずそういう好き嫌いで話を書くようになったからグインが劣化したんだと思うし
サイデンみたいな冗長で痛いところは温帯にしっかりあったと思う。
亡くなった人のこと悪く言うのはよくないが…