09/06/14 23:16:21 ArOVHFat
「さながら駆けし破軍の如く」ホワイトハート講談社X文庫/天野ゆいな
表紙絵とあらすじに惹かれて買ったが、文章力が致命的になさすぎ。
視点が3~4行でころころ変わって読みにくい、普通なら読者が行間を読んで
脳内補正すればいいような、説明不要の部分まで説明。
その説明の仕方も、まず日本語がおかしいってレベル。
情景描写もほぼ皆無、終盤あたり主人公が逃げるんだが、いつの間にか国移動していたらしく、
それまで一文字も出てこなかった国の女王が普通に市井にいて唐突に現れて主人公を助ける。
中盤~最後までの完全ご都合主義な流れがほんと痛かった。
登場人物の心理描写もあっさりしすぎというか、不足すぎて、なんでそれだけで恋に落ちる?
なんでそれだけで仕えようと思えるんだ?と思った。
何よりも一番驚いたのは、
このレベルの文章で新人賞受賞作品、しかも単行本化してるってことだ。
表紙絵に釣られて買ってしまったよ…orz
こんな酷い作家に会ったの初めてだ。金返せ。