09/03/15 16:19:57 Us9ggYSn
>>58
オチは以下の通り。
↓↓↓
最終決戦に勝利した主人公達。
崩壊していくラスボスの本拠地を去り、船で自分達の本拠地に戻る。
その船の中、主人公が仲間達にある事を告げる。
「オレはもうすぐ死ぬ」と。
主人公の傷は、すでに息をしているのが奇跡でいつ死んでもおかしくない状態だったのだ。
仲間達は船の速度をあげ、治療を試みようとする。
だけど主人公はそれを拒んだ。
もうすぐ死ぬ人間の為に薬や包帯は使わないで欲しいと。
船の速度をあげれば乗船している他の怪我人の傷に悪いからやめて欲しいと。
別れの覚悟を決めた仲間たち一人一人に別れを告げ、
最後にヒロインと接吻をかわし、…………主人公は眠りについた。
その後、ある仲間は故郷の守人となり、ある仲間は義賊となり、ある仲間は学び舎の先生となった。
ヒロインは世界各地を飛び回り珍しい品々を売買する商人として生きていた。
確かに、主人公はもうこの世にはいない。でも、それは必ずしも不幸な事ではない。
どんなに努力しても、報われない事はたくさんある。
だからこそ、もっと頑張ろうと思う。
どんな強敵が現れようとも、理不尽な事があろうと、死んでしまう事になろうとも、
頑張れば、幸せになれる。努力すれば、願いは叶う。
彼がそう教えてくれたから……。
こんな展開は王道か?違うか?