09/05/02 03:06:06 2G/7EuuD
紅を横から少し補足、以下ネタバレ含む
主人公は卓越した戦闘能力を持つが、醜悪祭の今巻にてついに最強最悪の敵と
出会ってしまう。
全身を機械に置き換えている為に、スピードの出ている電車の体当たりですら
無傷で凌いでしまう強敵になす術も無い主人公
物語はここで上巻の終わりになってしまう、さてこの絶体絶命の危機を主人公は
どうやって越えていくのか?下巻への興味は尽きない。
そして満を持して出た下巻、作者は一体どんな対策方法を主人公に授けようというのか?
その答えは実に明快だった。
「強敵と真っ向勝負に出る主人公を、描写でなく結果のみで表現」したのだ。
正にコロンブスの卵、画が主体を成すアニメや漫画と違う小説というメディアだからこそ
成しえる手法といえよう