09/02/06 17:33:38 hodFc4n8
ストーリーは洪水に流れるかのようなスピードで進んで行く。
美少女と主人公がいたぶられる様はSの諸君には輝かしいだろう、良い趣味をしてらっしゃる。
平平凡凡な主人公がいきなり強烈すぎるパンチを食らわす場面も必見だ。
きっと彼にはあの名作ボクシング漫画、はじめの一歩のごとくダイナマイトパンチが眠っているのだろう。
主人公の暗い過去のシーンで、サブタイトルが「ぱんつだけ、みえた」と言うセンスも普通の作家には真似出来まい。
なおかつ2ちゃん用語を使用した後に回想シーンと言うのは天才的だ。
空気を読まないと言うレベルではない。
小さい頃の約束は、人間誰しも幼い頃でたらめな約束をするが、それを持ち越したヒロインは「痛い」と言うだろうか?
私は健気だと思う、危険なのであまり近寄りたくはないが。
小ネタがマシンガンのように連発されるが、私にはついていけなかった。
ぱんつの事や妙なガンダムネタで余計なネタでページを省いていると言うのは素人だ。
私は小ネタがほとんどわかったのだが、それでも置いてけぼりにされた。
読者を置き去りにするパワーは目を見張る。
この上品で高貴な文章にはついていけないが、文章の独自性は買うべきだ。
常人には理解出来ないが、展開の独自性もあり、打ち切り等されていないと信じている。
ドSな少年の目的と、伏線色々、第二のヒロインになるであろう少女の事も感じさせているが。
多分一巻で完結だったのだろう、決して打ち切り等ではない。
私は続編を待っている。
おっと、あとがきと紹介文の魅力も忘れてはならない。
あとがきでは賞味期限切れのネタを引っさげてくる度胸が素晴らしい。
芸人のネタは時間が立てば廃れるのが宿命なのだが、それを小説に加えるのは諸刃の剣だ。
なおかつ作品語りよりもフリートークが大半なのは彼女の魅力の賜物だろう。
あとがきで買えオーラを発しているので、わかりやすい。
著者の方はめがねっこらしいがきっと
顔、メチャ可愛い
スタイル、まるでモデルのよう
ぱんつ、青のシマシマ(わ-い)
な方なのだろう、そう星に願う。
私は『ぞくへん』を楽しみにしている。
『ぞくへん』が出れば六甲月氏も喜び、このスレの燃料になるかもしれないからだ。