09/04/19 22:55:37 CUAgxr9a
初投稿。褒めちぎれては無い気もするけどまあいいや。
シャングリ・ラ 作:池上永一
先日よりTVアニメが放送されているこの作品。
ライトノベルレーベルからの出版ではないが、この板にも注目している人は多いのではないだろうか。
出版自体は少し前で有るが、私の精神の安定も兼ねてここに褒めちぎらせて頂く。
まず、この本の上巻を読み終えたとき、
私はこの本が今年読む本の中でひょっとすると最高の物になってしまうのではないかと感じていた。
地球温暖化という身近な問題を重要な設定に置き、
作者の意図を正確に伝える、根気強く組み立てられた世界観。
主人公とその周りに溢れる個性豊かなキャラクター達。
先の読めない疾走感溢れるストーリー。
上下巻合わせて1000ページ超というボリューム感。
どれをとっても貶すことなど出来そうにない。
そして次の日下巻を読み終えたとき、
私はこの本ならいくらでも褒めちぎる事が出来ると感じていた。
地球温暖化という身近な問題を重要な設定に置き、
作者の意図を正確に伝える、根気強く組み替えられた世界観。
キャラクターとその周りに溢れる、細部を語ることこそ無い物の個性豊かな能力達。
先の読めない疾走感溢れるストーリー。
上下巻合わせて1000ページ超というボリューム感。
どれをとっても褒めちぎるという選択肢しか私には浮かばなかった。