09/02/19 02:35:52 LFvJS/4j
ロリきゅーぶ! 作者 蒼山サグ イラスト †てぃんくる
児童ポルノが騒がれている昨今に真っ向から挑む意欲作。
第15回電撃小説大賞銀賞をひっさげて…?あれ?ロリもので銀賞?
選考委員の人は狂っている。しかし、その心意気は買おう。
かくいう私もロリコン。新刊コーナーで、灼眼のシャナを立ち読みしている大きなお友達に
肉ブロックを受けるというアクシデントに見舞われつつも、なんとか買うことができた。
となりの高校生は紅を立ち読みしていた。君は見込みがある。
つまらない前置きはここらにしておこう。
メインヒロインは小学6年生女子、
生意気ロリ、眼鏡ロリ、真面目ロリ、ロリロリ、健康優良内気ロリ の5人だ。
圧倒的な物量の前に誰を攻略すればいいのか、モニターの前で悩んだことはいうまでもない。
バレンタインデーにこれを選んだのはいいチョイスだったようだ。
さらに、思春期の子供達に楽しく読んでもらうために、ブルマ、メイド服、ス パ ッ ツ!、といったスパイスもこの作品に彩りを添える。
だが勘違いしないでほしい、その頭にはロリがつくということを。つまり性的な対象ではないという結論がここで導き出される。
高校入学早々、入ったバスケ部の部長がロリに手を出して部活は1年間休部、
生きがいを見失った主人公をみかねた小学校教諭の叔母が、主人公に女子バスケ部の臨時コーチを頼むというのが
導入部の大筋なのだが、これを見て何か気づかないだろうか。
ロリに手を出したバスケ部の部長は退学の処分を受けてしまったが、
ロリを見守ろうと父性的な決心を決めた主人公がハーレムルート突入とはこれいかに。つまりこれは
ロリに手を出すとこうなるよ、ということをライトノベルを通して語りかける啓蒙書だったのだ。
その余りに壮大なテーマに気づいた私は、近所のたえちゃん(小学6年生)の顔を真っ直ぐ見れなくなってしまった。もっと紳士たれと
正しきロリ道を教えてくれるこの書。ヒロインにいけないことをさしたり、メイド服を速攻で脱がせる主人公の行動力に… あれ?