08/08/03 01:26:02 ax5Fjdcd
グインがシルヴィアを好きになる過程は、
個人的にとても好きだった当たりなんだ。
どいつもこいつもがシルヴィアに辛く当たる中、
みんなの鼻をあかすために精一杯の陰謀を巡らせて、
用意したマリウスが、舞踏会で現れない。
誰も自分とは踊ってくれない。
周囲の目が、其れ見たことかと突き刺さる。
もうどうにでもなれとばかりに、
おそらく一番自分を拒む理由のある男に踊りを申し込んだら、
「俺で良ければ、喜んで」
良い場面だと思うんだよなあ。
だからこそ、
売国妃に至る過程を、楽しみにも、畏れても居たわけだ。
まさか、売春妃に成るとは思わなかったぜ。
つーか、あの宮廷はあの時期からどっかおかしかった訳だが。