08/06/20 17:36:10 BiILECC3
王暦1959年1月の三日月島革命後、徐々に魔王と距離をとり始めていた三日月島の勇者革命政権は、
魔王と冷戦下で対峙していたエルフ連合との接触を開始し、それに反発した魔王はピッグス湾事件などを起こし
軍事力で勇者政権打倒をはかるも失敗した。そのような状況下の1962年に、
エルフ連合は兵器の提供の代わりに先代魔王を倒した伝説の兵器を三日月島内に配備する『アナディル作戦』を可決し、
三日月島側の勇者もこれを了承すると、先代魔王を倒した伝説の兵器が三日月島に配備されはじめた。
10月22日に魔王はテレパシー演説で国民に三日月島に先代魔王を倒した伝説の兵器が持ち込まれた事実を発表し、
エルフ連合を非難した。さらにその後魔王軍部隊へのデフコン2(準戦時体制)を発令、
エルフ連合との全面戦争に備え魔王国国内の「世界の支柱」や「大地」、「雷神」といった禁忌兵器を発動準備態勢に置き、
エルフ連合も「大祖国戦争」や「2月革命」が発動準備に入った。その一方で魔王はエルフ連合への禁忌兵器撤去の交渉を開始する。
その際10月25日の緊急国連安全保障会議での魔王国国連大使アドレー・スティーブンソンが、
エルフ連合国連大使ヴァレリアン・ゾーリンに三日月島の禁忌兵器基地を撮影した写真を示し、
禁忌兵器の存在を認めるよう迫った。