08/06/08 12:36:06 eOJ4Z9De
戯れ言の魅力は女の子キャラに惚れさせるくらい感情移入させて、あっさり殺してしまう喪失感。
無理矢理いきなり残虐シーンに至る超展開。変なキャラ付けと現実的でない会話の楽しさ。その仮面が突然剥がれるホラー展開。
化けの皮が剥がれたあとで、また元のキャラを演じるサイコ展開。だろうか。物語そのものは借り物のつぎはぎ細工だから、特に魅力でもない。
それでも面白いのは最初だけ。同じことを何度もやられると、いい加減飽きる。
予想通りだから、全然驚きがない。水戸黄門並のワンパターン。
戦闘描写が下手。動きのあるシーン描写が退屈で絵が見えない。
圧倒的な戦力差を策略でなんとかしようとするが、その理屈に説得力が無い。醒めてしまうし、馬鹿でないかと呆れてしまう。
天才が多く出てくるが、どうみても知能が足りない。三流大学生とかニートの方がまだ説得力がある。
会話や脱線の部分は楽しかったが、それも巻を追う度に中身が無くなる。つまらないこと無意味なことの垂れ流し。
作者の年齢から人生経験が浅く引き出しが少ないことはわかりきっていたが、空になるのが早すぎた。
その後の作品は欠点ばかりが目立ち、読むのが苦痛になった。
ダメ出し出来なかった無能編集者が一役買っていることは、言うまでもない。