08/05/22 03:25:10 PAnXyWdN
45 名前:ず・ぼん 有川インタビュー抜粋(3/4) 投稿日:2008/05/12(月) 22:30:25 ID:mcShHPpm
不用意な情報でなければいくら拾われても問題ないわけですが。
仮にも日本図書館協会の公式部会の理事が、
一図書にこれだけの攻撃的な記事をアップした。
そのことがネット上にずっと残ってしまうかもしれないことや、
そのことを図書館界全体に責任をとれるかどうかまで考えて
この方は記事を発信したのか、と。
単に簡便に持論を世界発信できる便利な電子空間としてしか
ネットを認識してないんじゃないのか、と。そして図書館界の方が
誰もその方の不用意なネットの使用法に気付いてないという脇の甘さも不安でしたね。
あるいは気づいてもたいした問題じゃないと思っていたのかもしれませんが。
東條 まあ、あんなのは放っておけばええんやけど、日図協からつながるというのは
不用意やね。
有川 ネットというのは便利ですが大変恐ろしい空間です。
便利さと同時にその恐ろしさを認識できない人は、使わない方が安全なんです。
今どき、問題になったその方よりも、うっかりすると中高生の方がその恐ろしさは熟知しています。
ついでにもう一つ怖い話をしますが、その方は後に、『図書館雑誌』で
名前と所属大学明を明記して『図書館戦争』を批判する記事を発表されてたんですが、
私たちはその前にその方のお名前と所属大学、肩書き、持っている講義、
研究室のある校舎、通勤路線まで知っていました。
何も非合法な手段で知ったわけじゃない、その方が全部自分でブログに書いて
いるんですよ。ご自分はハンドルネームを使えば分らないと
思っていたのかもしれませんが、日図協で開示されている情報と
その方のブログを読み合わせると、誰でも個人が特定できてしまうほどに
安易にご自分の情報を垂れ流しておられた。しかも、ちょっと特定できすぎるほどに。
ネットの怖さを知っている人ならとても真似できません。
公職に就いておられる方としてはちょっと迂闊でしたね。