08/05/08 00:37:22 t1wqoc/W
>>232
北海道の〇〇駅前、単身赴任している僕は視界の端に、懐かしい姿を見つけた、
「先輩……」
青銅の熊の像の前、幾分か背の伸びた文学少女が、文学少女だった女性が立っていた、
「心葉、君……久しぶり……」
昔と同じ優しい表情で文学少女だった女性は微笑んだ、
「やっぱり、心葉君だった……」
白いマフラーを揺らして僕は駆け寄った、彼女の体ははいつかのように冷え切っていた、僕は彼女の作家として、温かいコーンスープの味がする話を作ってあげよう。文学少女だったあなたを忘れずに。