08/04/02 20:29:39 10lmzDVj
逆に、「○○なSFがやりたい!」
「○○なヒロインが出てくる学園ものがやりたい!」っていう動機のみで始めた作品は、
往々にしてオチのつけどころを見失う傾向にあると個人的には考えてる
作者が作品を通して何かを主張したいと考えるとき、
それが為されるのは大抵クライマックスにおいてでしょ?
語るべき主張(=ある問題提起に対する、作者なりの解答)が無いんだから、
終わるための動機が掴めない
結局は尻すぼみに完結するか、もしくは延々と続くしかない
もちろんそういうご立派なお題目なんか必要とせず、
「天才少女魔術師がド派手な魔法で盗賊をバンバンいじめて、
たまに世界を脅かす魔族相手に死闘を繰り広げるファンタジーがやりたい!」
っていう動機だけで、
物語の盛り上がりを維持したまま完結まで持って行っちゃう人間もいるけどね
でも恐らくはそんな天然ジーニアス系な作家なんて、
ラノベ土壌じゃ数えるほどしかいないと思う
ましてやこんなスレタイに惹かれちゃったワナビなんぞにはどう足掻いても無理
>>93には禿げ上がるほどに同意するわ
主張が無い故に落としどころが解らず尻すぼみに終わった作品としては、
戯言シリーズがまさにそれに該当すると個人的に思うんだが
そしてハルヒと禁書がどうやってオチをつけるのか、大いに興味がある