10/03/16 22:13:32 mSYg+4JW
キャンベル生物学の翻訳が出たとのことで、今図書館で借りて読んでる。
URLリンク(pub.maruzen.co.jp)
長い自分語りになるがご勘弁を……
90年代に『パラサイト・イヴ』とか『二重螺旋の悪魔』のようなバイオ系SFが
ブームになったことがあって、当時ハマった俺はその影響で高校生物学を主要科目の中で
一番真剣に勉強していた。
まあSFのバックボーンの知識として生物学の知識を仕入れるという動機づけで
憂鬱な受験勉強にはげんでいたってことなんだけど、それから10年以上たって、
ニュースでも色々新たなバイオテクノロジーが出てくるようになったのもあって、
知識をリフレッシュしようと読み始めたのだが…これが想像以上に面白い。
原書は毎年60万冊も発行される海外の大学教科書の決定版みたいなものらしい。
1500ページもあって、こちらのせいぜい数百ページしかない教科書とは大違い。
こりゃ日本の学生はあちらの学生には太刀打ちできんわけだわ……
大学教科書とはいえ、生物学オリンピックの基本図書にもなっているから、
生物学に興味のある、気合の入った高校生なら十分読み進めるレベルと思う。