08/01/23 17:43:43 KRYYNVNv
【生徒会の一存 (葵せきな)】 富士見ファンタジア
この文学をみなさんが誤解されているようなので蛇足かと思いますが説明したいと思います。
生徒会の一存は短編集形式で語られる物語です。
人気連載作品でした、故に一話完結という読みやすい形です。
同じ短編の名手、しにバラのハセガワケイスケさんの作品のように、さらりと読むことができます。
舞台は生徒会室だけで展開されます。某涼宮さんの学校のように慌しい事はありません。
室内で会長のわがままを聞くという話です。全ての話の構成はこれに集約できます。
そして登場人物は5人。会長、副会長、副会長、書記、会計。
どうです?覚えやすいでしょう。
ややこしい通名も無く、これ以上覚える必要もありません。
特筆すべきは随所に織り込まれる多作品から選ばれたネタの数々です。
それらはそのネタ自体が人気を持つ程千連されたものです。寒いギャグより『パクリ名言でもなりたつ』。
引用され親しみのあるネタの方が読む方にも読みやすいものです
AA等と同じことです、親しみが湧くじゃないですか。
また作者ブログに毎日行くほど、私はこの作家さんが大好きです。
また今日(1/24)も売り切れの話をされてました。すごい売れてるそうですよ。
1月19日から今日まで並ぶ「金」「売り上げ」「重版」の言葉には圧倒されるばかりでした。
『売り上げ=人気・作品の質』なのです。
試しに「売」の漢字の個数を数えてみたところ27回でした(19~23迄5日間)。
数字から見ても、内容的な凄さでも、これを地雷という人はおかしいんじゃないですか?
一部の人は、ネタの多さや文章展開、ゲームを小説化等と非難されているようです。
そんな人たちはきちんと内容を吟味して、よく考えて発言して貰いたいと思いますね。
なんせ続刊なんですから。今後の展開が重要な鍵を握ってるんですよ。
偉い人はよく言います、これからが本気の俺だ、と。
作者の本気はこれからです。4月に新刊が発売されますよ。
そろそろブログに予約殺到の二文字が踊り狂う頃でしょう、ちょいと見てきます。長文失礼しました。