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>>476
『閉鎖のシステム』秋田禎信著・富士見ミステリー文庫
電気とシャッターが落ち謎の殺人気が徘徊する日本最大級のショッピングモールを舞台に、
ラジオの人生相談の人になるのが夢な靴屋店員の青年、スポーツ用品店の若き女性オーナー、
そして高校生のカップルの四人が脱出を目指すサスペンス。作者のセンスが爆発した作品。
『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト』田中天著・富士見ドラゴンブック
第二次大戦前夜、黄昏の時代の欧州を舞台に快男児と呼ばれる日本人が活躍するウィルス
超人ものTRPGリプレイ。TRPG界の怪生物と呼ばれる作者のアレさを見よ。
ホントはプレイヤー参加してるときの方が凄いんだがね。
『ケイオスヘキサ三部作』古橋秀之著・電撃文庫
魔術とサイバネティクスが融合した混沌と退廃の支配する積層型魔術都市ケイオスヘキサを
舞台としたオカルトパンク小説。作者の言語センスが素晴らしい。
『男、央華に立つ!』加藤ヒロノリ著・電撃文庫
駆け出し仙人の冒険を扱ったTRPGリプレイ。のはずなんだが大半がシナリオを準備するGMや
その愉快な遊び仲間であるプレイヤー達のやり取りに費やされている。牛丼屋でシナリオ
アイディアが閃くシーンは圧巻。
『京極堂(妖怪)シリーズ』京極堂夏彦著・講談社ノベルス
あと作者のオカルト知識と言えばコレ。