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>>564
「明日の夜明け」時無ゆたか （スニーカー文庫）
文化祭を１週間後に控えた夜見月高校の放課後を突如襲った大きな地震。
直後の崖崩れ、通じない電話、その上、校舎を包む触れる霧は触れただけで激痛が走る…。
閉じ込められた主人公ら数人の生徒たちはなんとか脱出方法を探ろうとするが、３年生や教師の死体が相次いで見つかり、この中に殺人鬼がいるのではとパニック、疑心暗鬼に陥る。
「明日の夜明けがくればこの悪夢はきっと終わる」と信じるのだが…？
ホラー、ミステリーの要素もありますが、それが苦手な人でもわりと読みやすいと思います。
各キャラの感情、感じてるものの描き方がいいと思う。友情とか恐怖とか、寂しさとか。