07/09/10 14:04:58 xRDvKQn8
>>540
『ひとつ火の粉の雪の中』秋田禎信著・富士見ファンタジア文庫
鬼が人を喰らい、修羅が鬼を斬り、人はその中を生きねばならないという和風ファンタジー世界を
舞台に、最強の修羅が鬼の娘を守りつつもその娘が見たいという海を目指すという“鬼の話”。
秋田作品はどの作品もテーマが通底しており『エンジェル・ハウリング』など他の著作もオススメ。
エンハウは偶数巻の主人公が子供っぽいというか単に子供なんだけど。
>>542
『神様のおきにいり』内山靖二郎著・MF文庫J
家に家神様がいることと、そのせいで妖怪が見えること以外は平凡な高校生が主人公の妖怪もの
コメディ。ラブが薄めなんだが、著者はホラーゲームのライターなどもしておりしっかりとした
考証をネタに織り込んだりしている。既読を見るにそういうの好きそうに見えたので薦めてみた。