07/09/29 01:01:47 0sMg/Imd
URLリンク(www8.ocn.ne.jp)
>彼は常人をはるかに超えた体力と腕力の持ち主であったが、加えて特異な体質を持っていた。
>関節腔と靭帯の可動域が異様に広く、あたかも猫と同じように首さえ入るところがあれば、
>肩、手足、腰など、ほとんど全身すべての関節を自由に脱臼して抜けることができるのだった。
>また手足の裏の皮膚を収縮させ、吸盤のようにして貼りつくすべも心得ていた。
腕力や基礎体力も最凶死刑囚っぽい。
看守を傷つけての脱獄はしてないけど。
>普段の彼の足ならば、一日に三十里(約120キロ)は駆けたというから、
>その後しばらくたって、また手錠をはずす騒ぎがあった。白鳥は引き据えられ、
>新たな手錠がはめられた。
>「はずしてくれ。最初の日からずっとこうだ、一日くらいはずしてくれ」
>白鳥が低い声で言うと、看守は反射的に怒鳴りつけた。
>「うるさい、規則だ! 鍵がなけりゃおまえだってただの人間だ、はずせるもんならはずしてみろ!」
>白鳥は上目で看守を睨むと、上膊部を両脇に押し付け、胸の前で手錠をねじるように交差させた。
>一瞬、顔が紅潮する。看守は彼の手にはめられた手錠の鎖が、音をたてて千切れるのを目にした。
>看守はしばらく、白鳥の顔を見つめてぽかんとしていた。
>40半ばを過ぎてさえ白鳥の怪力は健在で、米60キロ入りの俵を両手にそれぞれ持って、手が水平になるところまで持ち上げることができたという。