07/07/30 20:44:16 fGrHZ99X
>>945
日本VS北朝鮮のサッカーの試合をテレビで観ようとしたが、父が寝込んでいたため、
2階の部屋のテレビでなるべく静かに観ようとする祐巳と祐麒
スポーツ観戦を静かに見守るというのは難しいことで、
気を緩めるとすぐに歓声をあげてしまいそうになる二人。
祐巳「あ゛あ゛っ！ぃょっ…そこだ！…ぁぁ…もう……」
祐麒「ん！んん！？んんんーー！！」
二人は叫び声をかみ殺しながら試合を観ていた。
日本と北朝鮮が１：１になったとき、
祐巳「…いけそうかな」
祐麒「……いや、どうだろう…体力のほうがもう……」
祐巳「えーっ……困るよこのままじゃぁ…」
祐麒「でもさ……この態勢のままどうもっていけばいいのか…」
そのとき、ふと、部屋のドアがゆっくり開き始めたのが目に留まった。
なんだ？と思って勢いよくドアを開いてみると母が立っていた。
母「……あんた達なにしてんの…」
祐巳意「サッカー観てる。あ、うるさかった？」
母は顔を真っ赤にしながら爆笑しつつ
涙をにじませながら下へ降りていったという・・・