08/06/26 03:12:51 4J9OOR2g
・けんぷファー7 [築地俊彦]
前半は紅音、そして後半は我らが？生徒会長・雫のターン。
紅音は前巻で雫が主人公とデートしたことを羨み、自分も勇気を振り絞って二人きりで遊びに行こうと誘う。
それを主人公が軽い気持ちで了承した後に、水琴や沙倉さんが遊びに行こうと誘ってきて、焦った紅音がいちいち会話をインターセプトし、
「ナツルさんは夏休みは引きこもるんです！」とかムチャクチャな理由をつけて二人を遠ざける。
しかし策士である雫にかかれば情報なんてお手のもので、二人の待ち合わせ場所に偶然を装ってみんな集まり、
結局いつもの5人で遊びに行くことに。そしてその日の夜、ホテルの一室でみんなでおしゃべりしてたときに、
沙倉が雫と主人公が妙に仲が良いねと冷やかしてきて、雫もそれを肯定し、実はもうキスしたことなどをまるで宣戦布告するかのように暴露。
それを聞いた紅音は失神し、水琴はキレて主人公を問い詰める。「そんな･･･隠れてキスなんてダメよ！」とわけのわからないことを言う水琴に対して、
雫はいきなり主人公にキスをし、あまつ舌まで突っ込む。例によってスレ的にはおもろい巻だったが、未だに主人公がヒロインの好意に気づいてないどころか、
頭ごなしに否定してるところがいい加減うざかった。
・タザリア王国物語4 獣面の暗殺者 [スズキヒサシ]
幽閉と脱走の日々なので特に嫉妬や修羅場は無いが、リネア様のデレ？と独占欲が見れる巻。
ジグリッドの切断した脚から抽出した骨を加工して、自分とジグリッドにお揃いの指輪を作り、
それを寝る前に眺めてはうっとりするリネア様。そのリネアに恐怖を感じたジグリッドはなんとか脱走し、
ジグリッドが居なくなったことで毎日が灰色の日々に逆戻りしたリネア様は、なんとかジグリッドを連れ戻そうと画策する･･･。
次巻は男臭くなるとかあとがきに書いてあるから、あまり期待は持てなさそうだが、ようやくナターシとジグリッドが御対面しそうなので、
新たなフラグに期待したいところ。そうなると未だにジグリッドに恋心を抱いてる少女神のアンブロシアーナともカチ合うしなー