ジョジョの奇妙なライトノベルat MAGAZIN
ジョジョの奇妙なライトノベル - 暇つぶし2ch117:イラストに騙された名無しさん
07/01/07 19:39:55 UwffQ3PO
田中○樹
「『続きを書く』
 『新作も書く』
 両方やらなくちゃいけないのが『作者』のつらいところだな。
 (編集から軽井沢まで逃げる)覚悟はいいか?俺は出来てる。」


118:イラストに騙された名無しさん
07/01/08 21:39:22 bcZd5Y9l
>>117
早く創竜伝の続きを書いてください;
俺の茉莉ちゃんを早く・・・・

119:イラストに騙された名無しさん
07/01/09 14:25:01 FnJHku6U
>>118
「大人は嘘つきではないのです……間違いをするだけなのです……」

120:イラストに騙された名無しさん
07/01/09 20:40:59 x9U8vRDG
>>119
「この味は・・・嘘をついている味だぜ・・・」

121:イラストに騙された名無しさん
07/01/13 21:45:08 um54FPWu
古泉「次元断層の隙間、我々の世界とは隔絶された、閉鎖空間です」
キョン「それはわかったが」

キョン「なぜ、両腕がバラバラなブ男やら瓦礫やら肉片やら土やらが落ちてるんだ?」
古泉「凉宮さん以外にも、この空間を使っている人がいるんですよ」

122:星海の奇妙な紋章
07/01/14 05:42:11 8xY2O6ho
ジント「おい主人、このベルト買ってくれ」
店主「1個で、400デュースね」

ジント「400デュース?」


─作者から─
惑星クラスビュールでは 帝都やハイド伯爵領などの常識は全く通用しない …というのは
値段がすごくいいかげんなのだ
普通の値段を知らない 初めての旅行者は いくらで売ればいいか見当もつかず
すごく 値切られてしまう
しかし この星では 値切ることは悪いことではない
だまされて買い叩かれるヤツが マヌケなのである!

ここで売却交渉の仕方を解説しよう

この場合─ ボクはお見通しだよん!という態度をとり
「400デュース?カッカッカッカッ バカにしちゃいかんよ君ィー安い安いィーーっ」
と大声で笑おう
すると
「いくらなら売るね?」
…と相手に決めさせようとしてくる…
「一個3000デュースで買え!」
自分でも こんなに高くいっちゃって悪いなあ~~というくらいの値段をいう

─―すると

「オッほっほっほっほっほっほ~っ」
本気(マジ)~~?常識あんの~~?と 人を小バカにした態度で……
「そんな値で買ってたら、わたしの家族全員飢え死にだモンねーーっ
 ギィーッ」
…と 首をカッ切るマネをしてくる

123:イラストに騙された名無しさん
07/01/14 05:43:30 8xY2O6ho
しかし ここで気負けしてはいけない

「じゃあ 他の店で売るかなっ」
帰るフリをしてみよう
「OK!フレンド、わたしには初めての客には親切ね 600デュースで買うよ」
…といってひき止めてくる

「2500デュースにしろよ」

 値段交渉開始―ッ
「800」
「2300」
「1100」
「2000」
「1300」
「1700」
「1400」

「1500」「1500」
ジント「1500デュース!売ったッ!」
 やったーっ 4倍近くまで釣り上げてやったぞ
 ざまーみろ モーケタモーケタ!

 ……と思っていると
ジント「ニコニコ」

店主(どうせ30000デュースで売り飛ばすもんね―)
  「バイバイ サンキューねっ」

124:イラストに騙された名無しさん
07/01/14 11:24:03 bE511SjR
ラ版でいちばん有名なジョジョコピペのこれは?
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『侍女と仲良くしたら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        侍女が階段から落ちて下半身不随になった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |      『故郷に逃げ帰ろうとしたら自分の故郷を焼き払われた』 
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人  
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ      な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉       おれも何をされたのかわからなかった…
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    「べ、別にあんたのために作ったんじゃないんだから」だとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなツンデレじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... ジグ    イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


125:イラストに騙された名無しさん
07/01/14 18:16:48 EN+k3lBl
アンリエッタ(あのヒラガサイトにこのアンリエッタの本性を打ち明けてしまいたい
        ヒラガサイトにこの心の底を聞いてもらいたい・・・・
        あなたにこの細い体を思いきり抱きしめてもらいたいって!
        爪が伸びる時期は気持ちが抑えられなくなる)

126:薬師寺涼子の奇妙な事件簿
07/01/18 05:02:45 JeExgoE0
泉田「オレ・・・変な『夢』を見たぜ・・・
    オレ・・・夢の中で暗闇を歩いてるとよぉ―
    光が見えておれの別れた彼女に会ったんだ
    『今は外国に住んでいる』彼女さ・・・・・
    『ダイエットを始める』・・・って・・・・・彼女がオレに言うんだ
    オレは『やめてくれ』って言った・・・
    だって彼女は野菜とゆで卵とウーロン茶しかとらなくなっちまったし・・・
    彼女の決断には無理があって 不安だったからな・・・
    そしたら彼女は・・・『鶴みたいな体形になりたい』って言うんだよ・・・
    オレはちょっと考えてよォー
    『いくらダイエットしたって、脚が長くなるわけじゃないだろ』
    って答えたら彼女の気持ちが冷めたんだ・・・
     とてもさびしい夢だったよ」

127:イラストに騙された名無しさん
07/01/19 00:02:03 zTiqF6Vy
絵師変更ですか? NO!NO!NO!
出版社移動ですか? NO!NO!NO!
もしかして両方ですか?! YES!YES!YES!

128:イラストに騙された名無しさん
07/01/20 16:53:25 9lKmiVIv
>>126
もしかして 薬師寺ですかぁ~~~?
>>127
次にお前は Yes!Yes!Yes! と言う!

129:イラストに騙された名無しさん
07/01/20 16:55:26 9lKmiVIv
レス番を間違えた事に気づいたが時既に時間切れ
>>130がなんとかしてくれるだろう

130:イラストに騙された名無しさん
07/01/20 17:08:21 9dC/a2f2
薬師寺ですか~? NO!NO!NO!
室町ですか~? NO!NO!NO!
もしかして両方ですか?! YES!YES!YES!

131:コトー症候群
07/01/22 20:46:48 OTK+1n/U
キョン
「しかし、てめーは俺に出かける暇も与えんと言う訳か。でて来い。」

ズルーーーッ  ズ ズ ズズズッ   ズオオオオオオオ

キョンの妹
「…なぜ、あたしがここにいるとわかった?」

キョン
「てめー頭脳がまぬけか?
 カバンの中身を全部外に出して
 かたづけ
 てねーぜ!」


132:イラストに騙された名無しさん
07/01/23 08:03:08 3vWByF9Y
>131
!?
キョンはこの後、カバンの中身を探していたせいで
待ち合わせに遅刻している・・・

つじつまが合わないッ!
これは現実ではないッ!

133:イラストに騙された名無しさん
07/01/24 19:46:51 UqK5vGji
「ageるですって!?しかし上には人が・・。」

DIO「関係ない。ageろ。」

134:イラストに騙された名無しさん
07/01/25 00:38:57 98Jj3lQ8
「ワハハハハハハハハハハハハハハハ──ッ
 こ…ここまでageたんです!!
 このスレだけはッ !!!
 ネタをカキコしてくれますよねェェェェ~~~~~ッ」



135:イラストに騙された名無しさん
07/01/25 16:45:29 beOLCJ45
「だめだ」

136:イラストに騙された名無しさん
07/01/26 10:36:05 XRIm56i5
>>67
ちょwwwwwwwwwwww

137:イラストに騙された名無しさん
07/01/29 00:45:23 fWUI8f7/
古泉「こんなことを言うのもなんですが
恋人にするとしたら、
朝比奈さんのような女性がいいと思います

守ってあげたいと思う・・・・・・・・・
元気なあたたかな
笑顔が見たいと思います・・。」



138:イラストに騙された名無しさん
07/01/29 05:37:00 9pBdn8Qp
>137
キョン
「ああ、そろそろ出発のようだな」

139:イラストに騙された名無しさん
07/01/30 13:55:27 Q2JnV/G6
キョン「ただし…お前が天国に行くためのだ」

140:イラストに騙された名無しさん
07/02/01 22:51:01 pJscO3vr


141:イラストに騙された名無しさん
07/02/02 19:54:41 1H5zm27U
ヨーハン「会いたかったよフィレス」
フィレス「私の方が会いたかったわ」
ヨーハン「僕の方がもっと会いたかったよ」
フィレス「私の方が」
ヨーハン「僕」
フィレス「私」
ヨーハン「僕!」
フィレス「私!」

ヨーハン「僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕僕!!」

フィレス「私私私私私私私私私私私私私私私!!」

142:イラストに騙された名無しさん
07/02/07 10:34:49 J6EYqE9o
ほし

143:イラストに騙された名無しさん
07/02/07 19:15:57 urbGpW6u
キノ「エルメェェェェェス!!!!!!」

144:イラストに騙された名無しさん
07/02/09 01:15:07 Ly0EdNKT
トリステイン魔法学院
魔法使いを育成する教育機関である。
青空の下生徒たちはマントを羽織い、杖を振るい魔法を使う。
そんなファンタジー溢れる場に相応しくない青年が綺麗に手入れされている芝生の上に座っていた。
胸元を開け彼流に装飾を施した学ラン。
学生の割には高そうな革靴。
耳元にはピアス。
何より頭はリーゼント。
どう見てもDQNにしか見えない彼は何かに驚きつつ辺りを見渡している。
そして彼の周りを囲むようにいる数十人の生徒と教師らしいおっさん1人。
好奇心に満ち溢れている者。
異物を見るかのように睨みつけている者。
みんなこの不良を見つめていた。
青年はなんの前触れもなく立ち上がる。
生徒たちは一斉に一歩下がる。
その様子に苦笑いしつつ1人一歩だけ前にいる教師に向かって尋ねた。
「…杜王町ってどっちっスかね?」

145:イラストに騙された名無しさん
07/02/09 01:24:17 3I8VrWVZ
wktkしてていいのか?

146:イラストに騙された名無しさん
07/02/09 03:09:52 Ly0EdNKT
スレ違いじゃなくこのスレに人がいるなら書かせて貰いたいんですが、構いませんねッ!!
…構いませんか?

147:イラストに騙された名無しさん
07/02/09 10:34:42 3I8VrWVZ
「許可する」なんておこがましい事は言えないが、

『ここは2chだ』と言わせていただこうッ!

148:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 01:57:56 +rnZlZUm
質問してみたが返事が返ってこない。
どうやら言葉が通じてないようだ。
頭の禿げた中年の男性はピンクの髪をした1人の少女と何やら話しているが聞き取れるのは数個の単語で、それも全く意味がわからねぇ。
よく周りの人を見ると明らかに日本人じゃない顔つきや髪の色をしている。
つか赤や青も混ざってる髪は染めてんのか?
さらに服装もおかしい。
何故街を歩いていただけの自分が見ず知らずの日本語が通じない場所に現れたのか理由はさっぱり。
見たところ彼らに敵意はないようだが、さてどうすっか?と腕を組んだところピンクの少女が何やら決心したようにこちらに向かってきた。
胸もほとんどなく背も高くないがが可愛らしい顔をしている。
そんな事を考えていると目の前で立ち止まり背伸びをした。
そして…
時が止まる
「てめぇ!!何しやがる!!
訳はともかく理由を言えェーーーッ!!!」
一瞬遅れてピンクの肩を掴み引き離し大声で叫ぶ。
「う、う、うるさい!!」
承太郎さん…。
全く訳が分からないけどどうやら俺は始めての唇を奪われてしまったらしいっスよ…。

149:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 02:36:05 +rnZlZUm
東方仗助
性別男
双子座でB型
父親の名はジョセフ・ジョースター
母の名は東方朋子
義理の妹に15歳年の離れた静・ジョースターを持つ。
家庭の事情により母と2人暮らしをしている高校三年の青年だ。
リーゼントの頭からしてわかるよう硬派な不良でもある彼は若干そこらの人とは違う特技というか能力を持っている。
スタンドと呼ばれる守護霊に近い超能力だ。
しかし力があればそれを善き方法に使うものばかりがいるわけではない。
彼は血統により受け継いだ精神と勇気によりスタンドを使い彼の愛する街の為に仲間と共に戦ってきた若き戦士である。
しかし何度も死線を越えてきた彼の経験が全く意味をなさない場面に遭遇している。
後に彼は語る
あ、ありのままあの時おこったことを話すっス…
道を歩いていたらいきなり自由落下し、唇を奪われた…
何を言っているかわからないが俺も何がおきたかわからなかったっス…
頭がどうにかなりそうだった…
純愛だとかファーストキスだとかそんなチャチなもんじゃ断じてなかったっス…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったっス…

150:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 02:40:58 +rnZlZUm
「あんた名前は?」
「東方仗助」
「ジョウスケ?変な名前ね…。
出身は?」
「S市内杜王町」
「もり…はぁ?どこにあんのよ?」
「日本っス」
「日本?」
「国の名前っスよ」
魔法学院の一室の椅子に座るリーゼントの青年、もとい仗助は目の前のベッドに座る少女の質問に貧乏ゆすりしながら答えていた。
広場で叫びあっていると突然手を捕まれてでかい城のような建物に入り彼女の自室らしき場所に連れ込まれたのだ。
そして仗助は質問責めにあっていた。
話を聞いているうちにわかったことはここは日本じゃなく魔法使いがいる国。
少女はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
通称ルイズ。
この長くて打ち間違えてないか3回も確認させられるこれが名前らしい。
そしてここ魔法学校。
魔法生物の使い魔呼んだんだけどあんた誰?
って話らしい。
しまいには仕方ないから平民のあんたのご主人様になってあげるから感謝しなさい!!
ときた。
…のだが彼的には
(言っていることがわからない。
イカれてるのか?この状況で?)
と当然の反応である。

151:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 02:43:23 +rnZlZUm
部屋に連れてこられた瞬間仗助は自身のスタンド。
クレイジー・ダイヤモンドを発現させルイズの反応を見たがどうやら見えていないらしい。
つまり新手の敵スタンド使いではないらしいのだが魔法使いがいるなんて考えられなかった。
常識的に考えて。
もちろん自分が特殊であることもキスのせいで頭から吹っ飛んでいる。
彼はとっても純愛系なのだ。
「あんたの話はわかった
十歩譲ってここが魔法の国だと納得する。
百歩譲ってあんたの魔法で来たってのは納得する。
千歩譲って使い魔の儀式ってのでキスしたのも何とか納得する。
んでどーやったら帰れるんスか?」
仗助はイライラしながら質問する。
「無理よ…
サモンサーバントであんたを呼び出したのは私
だけど元の場所に帰す魔法なんて知らないし聞いたこともないわ」
「ほぉ…
それで俺はどうなるんスか?」
「元々人間なんて使い魔になられたって困るのよ…
とりあえず掃除やせんたk「ふざけるなッ!!」
仗助は怒鳴ると立ち上がり背を向けてドアを開けた。
「何で俺があんたの生活の手伝いしなきゃいけないんスか!!
自分で呼び出しておいて無責任な魔法使い様で…
付き合ってられるか。
俺は帰るぜ!!」
そしてそのまま出ていった。

152:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 15:42:20 8U4SK4CU
GJ!
過疎っている状況に救世主現るって感じですな。

153:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 16:50:19 8U4SK4CU
高校3年と言う事は、時系列では
康一がイタリアでジョルノと出会うころになるな。

154:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 20:53:37 +rnZlZUm
建物を出ると見渡す限り地平線。
どんな田舎に来てしまったのだろう。
この怪しい魔法使いどもの敷地をでて近場の駅を探そうと正門らしき場所に向かい仗助は歩を進める。
「にしてもよォー、流石に日本だよなァー?」
周りの景色を見渡しながら首を傾げる。
木々や草花を見る限りどうも地元で見たことないものばかりである。
気候もそろそろ杜王町では冬を迎えるはずがポカポカ暖かく学ランを肩にかけてしまいたいほどだ。
さらに学生鞄を開けてケータイを見ても圏外。
「こいつはマジで異世界…」
肉親や友人の話によるとスタンドによる別世界と言うものはあるらしい。
「夢の世界や鏡の世界があるとするならそもそもこれ事態がスタンド攻撃による世界、もしくは幻覚か?」
仗助は頭を回転させるが何者かの言葉によって遮られた。

155:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 20:54:49 +rnZlZUm
「おい!ペイジ!ここに平民くっせーブタ野郎がいるぞッ!!」
「こらッ!平民ふぜいがッ!トライアングルクラスのボーンナムさんに挨拶せずに通り過ぎようって訳かッ?」
「だぞコラァ!!」
「聞いてんのか?あぁーン?」
紫色のマントを羽織った男4人組が後ろから声をかけてきた。
どこにでも不良ってのはいるらしい。
マントの中のブラウスは開けており金のネックレスが見える。
こういうときの対処法はひたすら下手にでてやり過ごすのが得策だ、と仗助は思考を中断しとりあえず頭を下げる。
「申し訳ありません。気付きませんでした。以後気をつけます!」
基本的にもめ事は嫌いで平和主義なのが仗助の性格なのだ。

156:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 20:56:38 +rnZlZUm
しかし人にはいくつか言われたり、やられたりすると許せない個人個人の地雷と言うものがある。
例えば冷凍庫に入れておいたアイスを無断で食べる。
鏡を見たことないだろうピザデブ女に「今日痴漢されてマジ最低」と自慢げに話される。
ゲーセンでの台バンするDQN等の事だ。
特に腕が足りずに台バンやレバガチャするやつはすぐさま店員に知らせるのが俺のジャスティス。
…話を戻そう。
頭を下げた仗助に対し4人組のうちの1人がニヤニヤと近寄り杖を取り出して言った、いや言ってしまった。
「俺の魔法でそのきったねぇ大砲頭をアフロにしてやろぅかァ?」
「「「「ハハハハハ!!!」」」」
どこが面白いのか大爆笑である。
…1人を除いて。
「ドラァッ!」
「タコス」
「じょ、ジョーンズ!!」
杖を出していた男は数メートル吹っ飛び頭から着地し、首が変な方向に曲がり倒れ込んだ。

157:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 20:58:23 +rnZlZUm
「俺の頭がイデオンガンみたいだってッ!?」
仗助の目はイってしまい傍らにはクレイジー・Dが浮かび上がっている。
額には血管が浮き出て拳もプルプル震えている。
彼にとって髪型を貶されることは地雷を越えた核地雷。
誰であろうとこれを馬鹿にするものはこの地球上での存在を許せない。
「そんなこと、誰も言ってねェーーーッ!?」
「へ、平民が貴族様に何してるかわかってんだろォーナァッ!!!!」
「プラント!!あのクソをブチ殺せ!!」
3人はすぐさま杖を取り出し何やらブツブツ言うと数十個にも及ぶ直径30cm程の火球を仗助に向かわせた。
火属性の魔法ファイヤー・ボールである。
「誰の頭がマキグソ型だァーーッ!!」
「言ってねーーーッ!!」
「確かに聞いたぞッ!!コラァ!!」
5m程離れている3人組に向かって仗助はすぐさま走り出した。
しかし目前には数百度を越える熱源体。
直撃すれば軽い火傷ではすまない。
「貴様には貴族様に逆らった事を後悔する暇も与えんッ!!」
勝ち誇ったように腕を組むリーダー格のボーンナムは高笑いをする。

158:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 21:00:14 +rnZlZUm
しかし不思議な現象が起きていた。
全弾とは言わないが命中するハズの火球が全て仗助にあたらないのだ。
否、全てあらぬほうこうに何かの力によって弾かれてしまっていた。
「ドララララララララララァーーッ!!!」
彼らには見えないがクレイジー・Dによって火球は全て叩き落とされていたのである。
「な、何ぃッ!!」
「ぼ、ボーンナムさん!!!」
「生意気なんだよ!!平民がッ!!ぬぉぉぉぉッ!!!」
慌てる取り巻きをよそにもう数歩の所にまで来ている仗助に向かってボーンナムは5m程の巨大なつららを作り仗助に投げつけた。
「食らえ!!俺特製アイス・ニードル!
!」
「「さすがボーンナムさん!!俺たちができないことを平然とやってのけるッ!!そこに痺れるゥ!!憧れるゥ!!」」
間髪入れず仗助はクレイジー・Dの右拳を突き出す。
「ドラァ!!」
ばこん!!
「ぐぅ…」
思ったより柔らかかったため右拳は氷に埋め込まれてしまい拳を使ったラッシュが使用できなくなってしまった。
しかも質量的な問題で進行は止まらず両足が地面に数センチめり込む。
「そのまま潰れて頭を冷やせ平民がァーーッ!!」
「「さすがボーンナムs(ry」」
目前に控えた物体を前に軽く脂汗を流しつつも仗助は雄叫びをあげる。

159:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 21:02:00 +rnZlZUm
「うおぉぉぉ!!!クレイジー・ダイヤモンドッ!!」
ドヒューーz____ン!!
仗助が叫ぶと氷の固まりは一瞬にして消え去ってしまった。
「な、なんだってー!?(AA略」
3人組はその場にへたり込む。
リアクション名人だ。
「今のでけぇつららはどうやら空気中の水分を集め凍らせた魔法ってやつみたいだな…」
仗助は一歩一歩彼らに向かい歩き出す。
「俺のスタンドはクレイジー・ダイヤモンド…。能力は治し直す。つららは水蒸気であった状態に直させてもらったぜ…。さぁ行くぜ!!ダメ押し!!」
「ちょm「ドララララァーーッ!!!」
「ヤッダバァァーーッ!!」
ガシャン!!
「ギャーーーッ!!」
校舎の方に吹き飛ばされた3人は窓ガラスを破りどこかの部屋へと吹き飛んでいった。
ふぅと一息付くと仗助は苦々しい顔をする。
「こいつはマジで魔法の国ってやつかよォー。どぉすっかなァ?」
「ジョウスケ!!」
いつからいたのかそばにいるルイズを見つけさらに顔は苦々しくなった。

160:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 21:13:21 8U4SK4CU
GJGJ!

ギージュ戦一気にすっ飛ばすとは・・。
そういやガンダールゥ能力いらんなこりゃ。

161:イラストに騙された名無しさん
07/02/10 21:19:26 ar/KY7h6
五部以降、仗助が本編に出ないのはこういう事だったのかw。
まさに奇妙な冒険。

162:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:09:53 rFA5BjDZ
不良たちの名前がファントムブラッドで
ストレイツォに一掃されたゾンビの名前を引用してる件。


163:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:14:57 QGuUj9Qs
本塔の最上階。
魔法学院の学院長を勤めるオールド・オスマン。
やたら長い白髭からわかる通りかなりの高齢者だ。
そして仗助が道を聞いた禿げたおっさんことミスタ・コルベール。
40辺りだろうか?
魔法使いにはだいたい与えられていると言う彼の二つ名は『炎蛇のコルベール』。
そして仗助とルイズはこの学院長室に来ていた。
何故なら先程の戦闘の後仗助が『ここらへんで一番偉い人に会わせてくれ!』とルイズにいきなり頼み込んだのである。
とっても何か言いたそうだったがルイズは何も言わずこの学院長室に連れてきてくれた。
ちなみにコルベールはたまたま居合わせただけである。
「さて、わしに何の用かの?仗助君。」
仕事用であろう大きな机に座っているオスマンの目の前にルイズと共に並んで立っていた仗助はまず驚いた。
ルイズであろうとさっきのやつらであろうと平民と呼ばれる身分であるらしい自分と対等に話してくれるとは思わなかったのである。
どうやって興味をもたせるかあれこれ考えていたのに拍子抜けとすら感じた。
「オスマン氏は忙しいのよ!さっさと要件をいいなさい!!」
隣から叱咤され仗助は我に返り咳払いをすると話を始める。

164:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:16:17 zOdV4SuD
仗助パーマン知らないのにイデオンは知ってるのかよ

165:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:18:41 QGuUj9Qs
「まず、俺の話を聞いて欲しいっス…」
そして仗助は自分が住んでいる世界について長々と語りだした。
科学、産業から自分の町、学校、友人、食べ物、文化、そして自分のスタンド能力クレイジー・ダイヤモンドについて。
自分の街を守る為に戦っていたことやSPW財団と言うとある組織を除いては大きなことから小さなことまで記憶の限り話をしつくした所で2時間程度かかった。
「…って訳なんですが」
「ふーむ…。なるほど。何とも興味深い…。とりあえず立ちっぱなしで疲れたろ。まぁ座りなさい」
オスマンは髭を左手でなでながら色々とショックを受けているルイズと仗助をソファにすすめた。
そして自分も仗助の真向かいに座る。
「どっこいしょ。ごほん、コルベール君。お茶を入れてくれるかね?」
「は、はい!」
半ば放心状態だったコルベールは紅茶を4つ用意し自分もオスマンの隣に座ると彼も興味深そうに仗助を見つめた。
「今の話は本当かい?とても信じがたいんだが…」
頭に浮かんだ汗を拭きながら問う。
「嘘偽りはないっス」
仗助はハッキリ答える。
「ふむ。おぬしの目を見る限り嘘をついているようではないようじゃのう…」
オスマンは先程とは信じられない程鋭い目つきをして仗助を見つめる。

166:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:22:41 QGuUj9Qs
「それに…、先程生徒3人を吹っ飛ばしたのもお主じゃな?」
「え?は、はい。そうっス。」
何で知ってるの?と不思議そうな顔をする仗助をコルベールは苦笑いしながら答える。
「ここの窓を突き破って飛んできたんだよ」
割れている窓を指差し答えた。
「ちなみに着地点はわしじゃ…」
オスマンは楽しそうに笑いながら答える。
さっきの「ギャーーーッ!」はどうやらこの老人の声だったらしい。
気まずそうに頭を下げる仗助に対しオスマンは手で制し
「よいよい。あれはお主のスタンドとやらで吹っ飛ばしたのじゃな?」
「そうっス」
そう言い仗助はばつが悪そうにクレイジー・ダイヤモンドでカップを放り投げ空中で破壊し、手元で直した。
仗助は全く動いていない。
ちなみに紅茶は一滴残らずカップの中に入っている。
「ふむ…」
「杖も見あたらない。信じざるを得ませんね…」
オスマンは水キセルを手元に寄せ深く息を吸い、吐いた。
「ところで先程の話は信じるとしても、お主はわしに何の用があるんじゃ?」
「話が早くて助かるっス」
仗助は紅茶を一口飲み本題に入る。

167:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:24:25 QGuUj9Qs
「この世界の事はだいたいルイズに聞いたっス。まぁ信じてなかったんスけどそうも言ってられないみたいだし…」
ちなみにルイズは只今頭をフル回転させて情報を整理中だ。
メイジ4人相手を難なく仗助が倒したのに加えこの話、脳内CPUがついてきてないらしい。
「生活の面倒と俺が元の世界に帰る方法を探して欲しいっス」
「ほぅ…」
「ここじゃ土地勘もなければつてもない。肉親もいなければ友人もいない。となれば権力者にすがるのが一番だと思ったっス」
仗助は一気にまくし立てると唯一この世界に手荷物として持ってきた学生鞄を開けた。
「無論タダとは言わないっス。引き換えにこれを渡すっス」
取り出したのは透き通る赤い手のひらにのるサイズの宝石。
「こ、こ、これは?」
コルベールはメガネを数度かけ直した。
そこまで美しい宝石だったのだ。
「エイジャの赤石。俺がいた世界に一つしかない宝石。うちの家宝っス」

168:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:26:48 rFA5BjDZ
『ファントムブラッドの引用』とか
『まさかの最高コラボ』だとか・・
小さな事を気にしているのが命取りよ!
クックックックッ

このジョジョ好きアンドゼロ使好きにはそれはない…
あるのはシンプルな たったひとつの
思想だけだ…たったひとつ!
『この面白い作品を堪能する』
それだけよ…
それだけが満足感よ!

過程や……! 方法なぞ………!
どうでもいいのだぁ~~~~!!!

169:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:28:11 QGuUj9Qs
「どれ」
オスマンは仗助から赤石を受け取るとまじまじと眺めた。
そして
「確かに凄い宝石じゃ…。しかしその申し出は受けられん」
「…そうっスよね。まぁ簡単に行くとは思ってなかったっス」
赤石を受け取りあっさりそう答え仗助は席を立とうとする。
「これ!最後まで話を聞かんか!!」
そんな仗助をオスマンは「これだから最近の若い者は(ry」と言いソファに再度座らせる。
「ところで仗助君。君は先程見せてもらった通り物を直すスタンドとやらを持っているのじゃな?」
「…そうっスけど」
怪訝な顔の仗助とは対照的にコルベールは笑っていた。
「あぁ、じゃあそこの窓のガラスを直しておいてくれ。年寄りにはこの程度の風でも夕方以降はつらくてのぉ…。代金の代わりに食費と別世界について調べておく。これでどうじゃろう?」
オスマンは水キセルを吸いながらイタズラっぽい顔をして仗助を見つめる。
「え?は、ハイ!!ありがとうっス!!」
満面の笑みで仗助は答えた。

170:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 00:32:40 QGuUj9Qs
最後には
「異世界からの友人よ。我が魔法学院の生活を存分に満喫したまえ!」
と笑いながら言ってくれた。
「君はこの世界じゃミス・ヴァリエールの使い魔なんだろ?使い魔と言う身分で色々大変だと思うけど頑張ってくれ。それに友人ならいるじゃないか?あと寝床は問題ないみたいだね?」
コルベールはルイズをチラッと見てニヤっと笑って言った。
「それにしても面白い…。また話を聞かせてくれないか?それに僕の発明品も見てもらいたいな。」
「了解っス!」
ちなみに当の本人の1人は隣ではまだぶつぶつ言っている。
2人に深く感謝し仗助は立ち上がる。
しっかり90度腰を曲げ一礼して窓に向かう。
気合を入れた。
「クレイジー・ダイヤモンドッ!!」
ここから先どうなるかはわからないが、綺麗に直った窓から見える夕焼けはとても美しかった。

171:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 12:31:43 rFA5BjDZ



                  ┌─────────────
                  │ジョジョ×ゼロ使コラボまだー?続きまだー?
                  │サブタイトル”ダイヤモンド・ゼロ・ウィザード”にでもする~?
                  └─∨───────────



                      ∧ ∧
               ___\ (  ´∀)
               \_/⊂ ⊂_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
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172:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 13:17:21 rFA5BjDZ
「そうか・・。すまなかったな康一くん。すぐに送金とホテルの手配をしよう・・。」
ガチャン。
「ジョルノ・ジョバァーナ・・。やはりすでにスタンド使いに・・。」
電話を切ると、学生帽風の帽子とコートを着込んだこの男は疲れたようにため息をつく。
男の名は空条承太郎。
海洋冒険家として名を残した男である。
「やれやれだぜ・・。また、あの時のような事件に発展しなければいいが・・。」
ふと、彼はスタンドを出してみる。かつて悪の帝王、DIOを倒したそのスタンド”スタープラチナ”を。
「スタンド使いとスタンド使いは引き合う・・。よく言ったもんだ。」
その時ドアが開いた。
「承太郎・・。ちょっといいか?」
「なんだじじい。やぶからぼうに。」
ドアの向こうから出てきた老人はジョセフ・ジョースター。承太郎の祖父である。
「いや、ちょっと探し物をな・・。承太郎、この辺で赤く輝く宝石を見なんだか?」

173:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 13:41:14 rFA5BjDZ
「宝石?いや見てないな。」
「そうか・・。しまったのう・・。」
ジョセフはまた探し始めた。
「じじい。その宝石そんなに大切なものなのか?」
「ああ。エイジャの赤石と言ってな、PLUCKの剣に並ぶ大事な家宝なんじゃよ・・。
それもただの宝石じゃないから厄介でな・・。」
ジョセフは探しながら語る。
「あれは波紋増幅機にもなる宝石でな、その力があれば火山だって噴火させられる・・。」
「波紋・・。じじいが60年ほど前に体得した太陽の力だったかな・・。本当に心当たりはないのか?」
承太郎が聞くとジョセフは頭を捻った。
「うーん・・。最後に見たのはいつじゃったかのう・・。たしか2年前に仗助に昔話をした時に見せた覚えが
あるんじゃようっすらとな。しかしあの時は仗助がかすめ取らないよう財布にしまったはずなんじゃから・・。」
「財布・・・・・?」
「うーん、となるとやはり静がいたずらして隠したか?だとしたらまずいのう・・。
消されてもう見つからんかもしれん・・。2歳になっておてんばに育ちおって・・。」
ジョセフは何処かに行った。
「財布って・・。確かあれは仗助が・・。」
承太郎は杜王町を去るあの日、仗助が母親の写真の入った写真をクレイジー・ダイヤモンド
で奪い取ったことを思い出していた。
「・・まあ、まずは仗助よりもイタリアの康一くんが心配だ・・。仗助は後回しでいいだろう・・。」
しかし承太郎は連絡するのが遅れたばかりに後悔することになった。
さすがの承太郎も何の前触れも無く仗助が消えるなんて夢にも思わなかったのだ・・。

174:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 14:21:25 rFA5BjDZ
・・それからしばらくたった杜王町・・。
「あーあ。康一の奴いつになったらイタリアから戻るんだ?」
仗助は帰路を辿っていた。
「あいつがいないと暇だなぁ~~~。まあいいや。億泰あたりでも誘うかな。
幸い小遣いにはまだ余裕が・・。あ?」
仗助は財布の奥底にあった異物に気がついた。
見るとそれは赤く輝く宝石ではないか!
仗助は驚いた。財布に思わぬ宝が入っていたこと、
それに2年も気づかなかった事にである!
「そうか!クレイジー・ダイヤモンドで引き寄せた時に一緒に手に入れちまったんだ!
しかしよぉ~~、この財布中身が無くなった後も使ってたのになんで2年も気づかなかったんだ?
とにかく流石にコイツは後でじじいに連絡したほうがよさそうだな・・ってあれ?」
仗助は通りの向こうに億泰がいるのに気がついた。
「おーい億泰!こっちだ億や・・。」
その時だった。




175:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 14:22:22 rFA5BjDZ
億泰のほうに向かった仗助の前に突然鏡のような物が現れたのだ。
突然現れたんで仗助は立ち止まれず中に入ってしまう。
「な、何だコリャア~~~!!」
仗助はもがくも、一度鏡に足を踏み入れてしまっては逃げられない。
(コ、コイツはやべぇ・・!まさか、またスタンド使いの襲撃・・!
やべぇ!マジにやべぇ!・・そうだ!億泰!”ザ・ハンド”でコイツを削れば・・!)
しかし、仗助はすでに体の3分の2が埋まっていた!
「お・・・億・・泰・・・。億泰~~~~!!!」
「あ?仗助の声か?」
億泰は道を見てみるがそこには何も無かった。鏡も、仗助も。
「おかしいなぁ~~~確かに仗助の声が聞こえたと思ったのによぉ~~~。
ま、いねぇって事は気のせいってことだよな・・。」

「うわあああああああああああああ!!!!!!!」
仗助は引きずり込まれる時、イタリアでジョルノと出会った康一のようにスタンド使いとスタンド使いは引き合うルールを・・。
しかし仗助を呼び出したのはスタンドとは関係ない人物だった事を知るのは薄れ行く意識が再び目覚めた時であった・・・。

176:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 14:29:55 rFA5BjDZ
下から3行目に実に二年ぶりに思い出していた・・。を追加・・。

177:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 16:55:05 QGuUj9Qs
その後大きな食堂で食事を取った後部屋まで2人は帰ってきた。
二つの月が登り日は暮れていた。
部屋に入るなりルイズは指を鳴らしランプを付ける。
仗助はランプに驚き珍しそうに眺めながらさっきから口を開かない少女の事を考えていた。
沈黙が気まずくてたまらないため何か話しかけようとあれこれ考えているとベッドに座っていたルイズは頭を上げて言った。
「うん、やっぱあんたが何だろうと関係ないわ!!」
「…うお!!いきなり何の話っスか?」
貝のように口を閉ざしていたルイズに仗助は驚く。
「あんたがその…すた何とか使いだろう平民であり私の使い魔よ!!その事実は全てに優先するわ。そうよ!!こいつを貴族並の扱いにしようなんてのが間違っていたんだわ!!」
ルイズは先程までの悩んでいた顔とは別人のように明るく楽しそうに言いうんうんと頷いた。
「悩みが解消されたのはめでたいけどよォ、言っていることがわからない…。イカれてんのか?この状況で?」
半分呆れ顔の仗助をルイズはビシッと指差し叫ぶ。
「こら!!ご主人様になんて言葉遣いをするの!!」

178:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 16:56:27 QGuUj9Qs
「…ハァ?ご主人様だァ?」
すっとベッドから立ち上がり仗助に詰め寄る。
「この部屋主は誰?」
目の前を指差し答える。
「ルイズ」
「ご主人様でしょ!!」
ルイズは人類の半数の弱点部位を蹴り上げようとする。
仗助は慌てずスッと一歩下がりそれを避ける。
「あァ?勝手に俺を呼び出したのはそっちなんだから客扱いすんのが筋ってもんじゃねぇーかよォ?」
「…あんた、外で寝たいの?」
威圧するように睨みつける。
「あァ!?」
仗助もメンチをきる。
「ここら辺は野良グリフォンや野良ドラゴンが現れるわ…。野宿して食べられちゃってもいいのかしら?」
「や、野郎…」
いくらスタンドがあるからと言って四六時中臨戦態勢でいるわけにはいかない仗助はたじろぐ。
ちなみにここら辺ではそんな生物は生息しないが仗助にはそんなことは知る由もなく、バレなきゃ嘘じゃないんだぜ?ってやつだ。
「別に私はどちらでも構わないのよ?他の使い魔と一緒にあんたが外で寝てもね」
「…。」
百戦錬磨を誇る仗助でも残念ながらこれに対する打開策は見つからない。
「まぁ、それを優しいご主人様が平民風情と一緒の部屋に住まわせてあげるって言うのよ?」
数秒間互いの腹をさぐり合う沈黙の末に仗助は折れた。

179:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 16:58:15 QGuUj9Qs
「…りょ、了解っス。ご、ご主人様…」
「わかればいいのよ。じゃこれよろしくね」
悔しそうな顔とは裏腹にルイズはニッコリ笑いながら何かを投げてよこす。
「…なんスか?これ?」
「洗濯物よ。洗っておいてね!!」
「ゲ!!パンツもっスかァ?」
「使い魔らしくご主人様の身の回りの世話ぐらいしなさいよ!!じゃ寝るから」
言うだけ言うとさっさとベッドに潜り込み指を鳴らし灯りを消してしまった。
「ちょ、ちょっとッ!!俺はやるなんて言ってな、って俺はどこで寝るんスかッ?」
「うるさいわね…。床よ、床」
「はァ?」
その後仗助は数回言葉を交わしたが無駄だったため諦めて壁に背を預けた。
そして長い1日を終え眠りに入るのだった。

180:イラストに騙された名無しさん
07/02/11 21:48:02 rFA5BjDZ
露伴が見たら嫉妬に狂いそうだわ。

181:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 03:58:31 AuOB6GAM
仗助がこの魔法の世界に来てから10日がたった。
仗助の朝は5時に始まる。
ケータイのアラームを目覚ましに大きく伸びをし待ち受けの2歳の妹におはようと挨拶し学院長室からパクってきたソファを後にする。
この世界に来る前の唯一の心残りは「仗助お兄ちゃん」と言う言葉を静に覚えさせなかったことであると仗助は力説する。
ちなみにケータイはSPW財団特製太陽電池が付いているので電池切れの心配は今のところない。
残念な事に地球に入ればどこでも電波が届くと言われたアンテナはずっと圏外のままだ。
仗助の朝一番の仕事は男の身だしなみだ。
学生鞄から鏡を取り出し1時間程かけて髪をリーゼントにセットする。
ここに来て仗助の頭をけなしてぶちのめされたのは既に30人を越える。
貴族が平民に叩きのめされたなど家名の恥になるとして被害届は出されていない。
ルイズ曰く「出されたらあんた死刑よ?」
しかし腹の底からの怒りと言うものはそう簡単に沈められるものではないためどうしようもないのが現状である。
ちなみに整髪料もSPW財団特製で数滴でビシッと決まるので後数年は困ることはない。

182:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 04:00:24 AuOB6GAM
そしてハンガーから学ランとボンタンを取り着替えると使い魔としてのお勤めを開始する。
日が眩しい中、外にある洗い場まで来る。
そしてご主人様とやらの洗い物を水桶の中に突っ込み手洗いを開始する。
…スタンドで。
「ドララララァッ!!!」
時速300kmを越えるスピードで洗濯物を揉み洗う。
あっという間に洗い終わるがどうみてもボロボロです。
本当にありがとうございました。
「しかし問題なく直すッ!!」
繊維の奥の奥まですっかり新品!!
と奥様方にも大変人気が出そうな程の出来映えだ。
次は雑巾絞りにて脱水を開始する。
「クレイジー・ダイヤモンドッ!!」
鉄パイプで悠々と犬を作れるほどのパワーを持ったスタンドでの脱水。
どうみてもパンツが引きちぎれてます。
本当に(ry
「しかし問題なく直すッ!!」
最新型の脱水機も真っ青な脱水っぷりを披露すると後は水を汲み部屋へ戻り洗濯物を干す。

183:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 04:01:52 AuOB6GAM
そしてルイズを起こし着替えさせて先程汲んできた水で顔を洗ってやる。
「ったくよォー、静だって1人で着替えられるし顔も洗えるぜェー?男の前で恥ずかしくねぇのかァ?おめぇは2歳時以下かっつーんだ」
渋々やってるが毎朝異性の裸を見るのは仗助も含む大半の高校生にとっては余り精神的に優しくないものだ。
「はぁ?男?あんた使い魔でしょ?偉そうなこと言ってないで早くしなさいよ!!」
「へいへい」
タオルで顔を拭いてやると朝食を取りに行く。
初めの頃食事にまで制限を付けられそうになったがそこは学院長であるオスマンに出してもらっていると言いルイズの躾とやらを退け何とか乗り切っている。
朝食の後は午前中の授業だ。
ルイズが授業に出ている間に仗助は部屋の掃除をする。
こればかりはスタンドに任せると埃が舞い上がってしまうため箒とちりとりを使いささっと済ませてしまう。
ちなみに箒でちりとりの中に入れる際は仗助とクレイジー・Dの連携プレーによる技が見られる。
練度はそのまま一心同体と言ったところだ。

184:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 04:03:25 AuOB6GAM
20分程で終わってしまうので昼まではのんびりしている。
どこから伝わったのかボーンナムを初めとするメイジたちを再起不能にしまくっていることがバレていて「ヴァリエールの使い魔は悪魔が擬態している」とか言う噂も流れ遠くから「平民が…」等とは言われるが直接絡んでくる人は特にいなかった。
それを中途半端に腕に自信があったり、平民と軽く見ている者が「あの変な頭め…」等と言ってしまうと確実に再起不能にされてしまう。
仗助の髪型に対しては既にこの学院でのタブーになっていたりする。
まぁそんなこんななのでゆっくり散歩したり朝早いので昼寝したりしている。
昼食時にはルイズと合流し午後は授業についていくことが多い。
そこでわかったことはルイズは「ゼロのルイズ」と呼ばれ魔法が使えないらしい。
いや、使えるのだが爆発する。
そして毎回教室やら資材やらを直して回るのが使い魔としての仗助の仕事だ。

185:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 04:04:59 AuOB6GAM
先程仗助には絡んでくる人が書いたが一部訂正。
無性に絡んでくるのが1人いた。
「ジョースケー♪」
「げ…、キュルケ…」
キュルケと呼ばれた女生徒は仗助の腕に胸を押しつけるように抱きついてきた。
肩までかかる燃えるような赤い髪を持ちスラッと長身で豊満なバストを見せつけるような格好をしているキュルケは仗助に対しここ数日求愛行動を示していた。
「ねぇ、今夜私の部屋にこ・な・い?」
「遠慮する…」
「あぁ~ん。即答しないでよー」
「じゃあ来年まで考えとく」
「もぉー、つれないわねぇ…」
彼女は二つ名が示す「微熱のキュルケ」の通り恋多き女なのである。
理由は以下の通り。
「数日であの「血管針のボーンナム」を初めとする学院の精鋭百人を倒した平民…。燃えるわー」
噂は肥大化するものだ。
「ちょっと…。使い魔に用があるなら主人を通すのが礼儀じゃなくて?ミス・ツェペェルトー?」
「あーらミス・ヴァリエール。いたの?色々小さくて見えなかったわ…」
「な、なんですってぇー!!!」
ちなみにルイズとは家柄的な問題で犬猿の中らしい。

186:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 04:13:59 AuOB6GAM
「おい、タバサ。長くなりそうだから先に夕飯食いに行かねぇか?」
「……(コク」
タバサと呼ばれた少女はチラッと仗助を見て頷くと視線を読んでいた本に戻し仗助に続き歩き出した。
眼鏡をかけショートカットで青髪のルイズよりも一回り小さい少女はいつも本を読んでいる。
ここの世界の文字が読めない仗助には何の本だかはわからないが…。
タバサはキュルケの親友でだいたいセットでいる。
口数も少なく表情の変化もないので何考えてるがわかりにくい謎多き少女なのだが仗助からして一番疲れない相手でもある。
何だかんだここ最近4人組でいることが多い。
「腹減ったぜェ~」
とお腹を押さえて歩いていると後ろから声が聞こえる。
「あぁ~ん、ジョウスケ待ってー!!」
「こらぁ!!ご主人様置いてどこ行くの!!」
と言った具合で夕食を取り部屋に戻るのである。
そしてルイズを寝かしつけると学ランとボンタンを丁寧にハンガーにかけ下着姿になり毛布を被り眠るのであった。
住めば都と言うべきか、生意気なご主人はさて置き仗助はだんだんここの生活に慣れ始めていた。
杜王町にいたときに比べ新手のスタンド使いも現れず平和な時を満喫していた。

しかし、ジョースター家の血を引く戦士には残念ながら休息はないようだ。
「フフフ、ここね…」
皆が寝静まった深夜のトリステイン魔法学院宝物庫。
その扉の前に黒いフードを頭から被り明らかに不審者である人物がブツブツと独り言を言っているのであった…

187:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 04:19:16 AuOB6GAM
>>185
の一行目
先程仗助には絡んでくる人は【いない】と書いたが一部訂正

脳内変換よろですorz

188:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 13:25:08 vlFoYZzL
乙&早う続きをうp!

189:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/12 18:11:37 RCVH3rmT
禿げ上がるほどGJ! ワクワクが止まらんw
しかしCダイアモンドが日常生活において便利すぎてワロタw

190:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 02:54:08 weTE9ZY3
「俺の世界の人間がいた?」
「と言うよりどこだかは知らんが「元の世界に帰りたい」と言ってた者がおったんじゃよ」
時は昼過ぎ。
学院長室のソファに座って鏡を見ながら髪をいじっているのが高校生兼使い魔の仗助。
よく新規情報を得るためと称しこの学院長室に暇つぶしに遊びに来ていたりする。
「うまい紅茶が飲めるっスから」と本人は言うがこの世界にはいない父の面影を気付かないうちに感じているのかも知れない。
そしてやたら高そうな椅子に座り水キセルを吹いているのが学院長オスマンである。
仗助に対しふと思い出した事がある、と昔話を始めていた。
「もう30年も前の話なんだがのぅ…」
ある日オスマンは森にとある秘薬の材料を探しに行っていた。
しかし途中ワイバーンに襲われ死にそうだったところに何者かが一撃でワイバーンを粉砕し助かった、って話である。
「繋がりがわかんねェーんだがよォ…」
「それがのぉ…おまえさんの服の生地に彼が着ていた物が近いような気がするんじゃよ…」
「ん?」
「トリステイン国は元よりハルゲニア大陸でも存在しないようなものでのぉ…」
「そいつは今どこに?」

191:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 02:55:09 weTE9ZY3
「死んだよ…。わしを助けた時には酷いケガでの、死ぬ間際まで元の世界に帰りたいとうわごとのように繰り返しておった…」
「…手掛かりはねぇか」
重い雰囲気が二人を包む中事務仕事をしていた学院長秘書のミス・ロングビルは紅茶を入れ2人に渡してくれた。
「どうもっス」
「わしのキセル…」
ちなみに健康の為と水キセルは魔法によりロングビルの手の中に渡った。
できる秘書である。
紅茶に口を付け一口飲むと仗助は考えを巡らせ質問する。
「遺品とかねェーのか?手掛かりがあるかも知れねェーしよォ」
「うむ、「破壊の杖」と言う彼の所持品だったものがある…」
カシャン…
「「ん?」」
「し、失礼しました。すぐに掃除を…」
ミス・ロングビルがポットを落とした音であった。
何かに動揺しているのか若干動きがキョドっている。
「何も壊れてないし掃除する必要はないっスよ」
仗助はすぐさまクレイジー・Dで直しあれ?と不思議そうな顔をするロングビルを横目で見ながら話の続きを催促する。
「彼がわしを助ける時に使った魔法の杖らしきものなんじゃが余りの破壊力の為この学院長室の下にある宝物庫にしまってあるのじゃよ」
「見れねェんスか?」

192:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 02:56:57 weTE9ZY3
「それがのぉ…鍵を無くしてしまって…」
ごめんね!!と手を合わせ片目を瞑る500歳にカップを投げたくなる衝動を押さえる。
「てめぇの魔法で何とかなんねェのかよ?」
「スクエアクラスのメイジ数人は欲しいからのぉ…だがもしかしたら…」
「何か名案があるんスか?」
「壁をぶち抜けばいけるかも?」
「やっていいならやるっスけど…」
「絶対ダメ!!」
両腕でバッテンを作った瞬間仗助はクッションを思い切り投げつけた。
「なら、言うなよクソじじいが…」
ケッと悪態つく。
「まぁ、魔法が使える杖なんか俺の世界には存在しないっスからね。関係ねぇなァ…」
そう言い仗助は鞄に鏡をしまい紅茶を飲み干す。
「世話になったぜ。また来る時は有力な情報を頼むぜェー!!」
「まぁそう焦るな若いの。また来い」
後ろ手をひらひらと振りながら仗助は出ていった。
「仲が宜しいのですね」
ロングビルはメガネをかけ直しニッコリ微笑みながらオスマンに紅茶のお代わりを注ぐ。

193:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 02:59:12 weTE9ZY3
「ほっほっ。なかなかおもしろいやつでのぉ。あいつと話していると若い頃を思い出すわい」
長い髭を触りながら楽しそうに話す。
「それは良いことですね、オールド・オスマン。しかし人のお尻を触りながら言っても格好良さは三十分の一ですよ」
「痛て!!」
秘書にセクハラを軽くあしらわれているオスマンには学院長としての威厳もクソもなかった。

194:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 07:57:07 2gbobyNT
すごく単発ねたを投下しにくい雰囲気なんだが……
別スレ立ててやるべきじゃないか?

195:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 09:31:39 5O0QYry3
同意というかよく言ってくれた。

196:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 11:08:30 weTE9ZY3
スマン
そんなつもりはなかったんだ

↓以下何事もなかったかのように単発ネタ再開

197:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 11:12:29 d5ZI3k4Z
問題無く単発ネタを出せばいいだろう。別スレはそれこそ乱立だし

いー「そうか…。殺人鬼なら殺人犯の気持ちがわかると思ったんだけど…」
人識「おいオメー、さっきからうるせえぞ。「ブッ殺す」「ブッ殺す」ってよォ~~。
どういうつもりだてめー、そういう言葉は、オレたちの世界にはねーんだぜ…そんな、弱虫の使う言葉はな……。
「ブッ殺す」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜなら、オレや、オレたちの一賊は、
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に相手を殺っちまって、もうすでに終わってるからだッ!だから使った事がねェーッ。
欠陥製品、オマエもそうなるよなァ~~~、お前なら…わかるか?オレの言ってる事…え?『ブッ殺した』なら、使ってもいいッ!
オレたち零崎はな! そこら辺のナンパ道路や、仲よしクラブで、「ブッ殺す」「ブッ殺す」って、大口叩いて仲間と心をなぐさめあってるような負け犬どもとはわけが違うんだからな。
「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」
いー(……参考にしようとした僕が馬鹿だったな)

198:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 11:20:58 d5ZI3k4Z
>>196
「何を勘違いしてやがる…俺は「止めろ」なんて一言もいってねーぜ。長文を出す横で単発を出すッ!この組み合わせがいいんじゃあないか…」

199:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 11:52:00 2gbobyNT
>>198
これ元ネタないよね。ジョジョネタ改変と、ジョジョ語で会話は似て非なるものだと思うけど。

200:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 11:56:41 DQyNOR00
>199
非ジョジョネタには非ジョジョネタで突っ込めと
学校で教えているのか?

201:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 21:00:17 5WTU8kU+
桜くん「さっき…輪っかをかえしたら、許すっていったのに・・・」
ドクロちゃん「自分を知れ… そんなオイシイ話があると思うのか?お前のような奴に」
桜くん「なんてひどい野…」

ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴ
ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪

202:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/13 21:14:31 NOP41mHr
ティリエル「一本か?熱いの一本(贄殿遮那)欲しいのか?一本・・・イヤしんぼめ!!」
ソラト「ふおっ!うおっ!うおっ!」


今思ったが小説、戦いがある話は敵を再起不能にした場合、
例えば、

”血管針”のボーンナム
スタンド:なし
               リタイヤ
              再起不能
              To Be Continued…
とか表示したほうがいいかと。一応ジョジョの外伝なので。



203:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/14 21:14:25 VMTudalf
>>202
別の意味でヤバい想像したw

204:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/14 22:30:46 /VM8Crot
コンボ1

シャナ「・・・・・・ゴソゴソ(懐を探っている)」
悠二「メロンパンなら頬に付いてる残りかすだけだぜ。」
シャナ「うぐ・・!う・・」
悠二「そしてお前は次に『うるさいうるさいうるさい!なんでメロンパンの事がわかったのよ!』と言う!」
シャナ「うるさいうるさいうるさい!なんでメロンパンの事がわかったのよ!・・ハッ!」
ボコッ!(照れ隠しの一撃)
悠二「すごくいい!いいビンタだ!手首のスナップといい腰の振り方といい・・!
    こんないいビンタを繰り出せる君の体調は間違いなく!
    良好だ。」ペロッ
シャナ「てめーは私を怒らせた。」
悠二「みね打ちですか~?」NO!NO!NO!
   「斬撃ですか~?」NO!NO!NO!
   「も・・もしかして両方ですか?!」YES!YES!YES!
   「ひょっとしてオラオラですかぁ~~~!?」YES!YES!YES!

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!

205:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/15 19:44:40 jzvXjAdU
小説マダー?

206:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/15 21:31:23 jzvXjAdU
そういえば小説だが、




      「なぜシエスタが出てこない!」

207:144 ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:08:15 bjzT6jkH
書き込んで平気なのか若干怪しいのだがとりあえず前置きでも…


始めの方のメ欄にも書いたがつまらないと思ったらスルー推奨
二度同じ事を言わせないでくださいよ
1度でいい事を2度いわなけりゃあいけないってのはそいつが頭が悪いって事だからです…
やりたくなかったけど鳥もいれたからNGワードも推奨です…
3度目は言わせないでくださいよ…

ジョジョネタの為偉そうですが上記の通りです。
文才のなさを時間で補ってはいるんですが伏線を無駄にため込んでいるもので大まかな内容は進んでいるのですが直しやら何やらで時間がかかっているのが現状です。
ジョジョとゼロの使い魔を少しでもさらに好きになっていただけばこれ程嬉しい事はありません。
お付き合いされていただける方はよろしくお願いします。

208: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:15:48 bjzT6jkH
「今度こそッ!!このボーンナムが勝たせてもらうぞヒガシガタ!!」
「うへぇ、もう復活したんスか?ゾンビ並のしぶとさだゼ」
「…あァ?もう一度言ってみやがれッ!!」
「ゾンビ並なのは顔だけにしてくれっていったんスよ…」
トリステイン学院内ヴェステリの広場。
水系メイジの回復魔法により完全復活したボーンナムがいた。
再戦へ燃えている彼に対して肩を落としているのが仗助だ。
「どーでもいいけど早く始めなさいよ!!」
「ジョースケー!!頑張ってー♪♪」
「…(ペラ」
「ボーンナムさんのメンチ切りはハルゲニア一ィィィイイイッ!!!」
お茶を優雅に楽しみながらルイズ、キュルケ、タバサは仗助の闘いを完全に観戦する体制に入っていた。
少し離れた所にボーンナムの取り巻きもいる。
「前回と同じ広場で真の実力差を見せつけ俺の完全勝利!!どうだこの完璧なストーリーはよ?」
「たしかに完璧な話だなァーーっ!!不可能だという点に目をつぶればよぉーー!!」
「ぬかせ!!行くぞ!!」
「手加減は期待すんなよォー!!」

209: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:17:40 bjzT6jkH
決闘!
メイジ同士の命の取り合い!
それは肉体的な意味に置いて学院外のそれと少し違っていたッ!
生徒たちは学問以上に実践経験を疑似体験する事を望み単なる暇つぶしを越え娯楽に近かった!
そのため命は取らずに杖だけを取り上げるように大発展し貴族らしい高貴なものになっていくッ!
その意味はこの校舎にいる男子たちとて例外はなく勝者は英雄だったッ!

「前回とは一味違うぞヒガシガタッ!!食らえ血管針攻撃ッ!!」
「ぬぅ!!」
「あぁ!!ジョウスケ!!それは地中の水分を氷結化させ地面から血管のように細く長く鋭く生えている氷の槍よ!!刺さったらタダじゃすまないわ!!避けなさい!!」
「ルイズ…。あんたいつから解説役になったのよ…?」
「…(ペラ」
「さすがぼーんn(ry」
触手のように動く血管針を仗助は軽く避けながら血管針を操る為動けないボーンナムの右側に回り込み接近戦を挑みにかかる。
「この程度で何が変わったんて言うんスかァ?ドラァ!」
すぐさま横っ腹に拳を突き出す。

210: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:22:12 bjzT6jkH
すると、
「甘いッ!!」
叫ぶと同時に足元から数本の氷の槍が伸びてくる。
「ちッ!!」
すぐさまのけぞり避けるが避け損ねた2、3本が学ランとボンタンを破いていく。
そのまま後ろに下がるとこれまた背後の地中から伸びてくる。
「ドラァ!!」
仗助はスタンドでこれを破壊をした。
だが氷の槍は砕け短くなったがすぐにまた仗助に向かってきた。
「何ィッ!?」
驚きつつも右側に前転した。
血管針攻撃は地中の水分を絶えず氷結して体積を増やしている。
つまり破壊してもすぐに再生し襲ってくるのである。
さらにクレイジー・Dの直す能力においても長時間触れていれば地中に引っ込ます事が出来るかもしれないが触れる程度では動きを一瞬止めるくらいの効果しか得られないのである。
「こいつはマジにやっかいだゼ…」
動く度に地中から襲ってくる攻撃を拳によるラッシュやクレイジー・Dを使ったステップによって仗助はギリギリの所で避けていた。
本来を狙えないのはクレイジー・Dの弱点である射程距離の短さが災いしていた。

211: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:27:39 bjzT6jkH
「ふははは!ずっと俺のターンッ!!!!」
「さs(ry」
防戦一方の仗助に対し気分良く右に左に前に後ろに大きく杖を振るさすがなボーンナムさん。
確実に調子にのっています。
それを見た仗助はクレイジー・Dで地面を蹴り数m上昇した。
「飛び上がり逃げ場をなくしたなッ!!かかったな!!このアホがッ!!」
意気揚々と杖を天に向けるボーンナムさん!!
数十本の血管針が仗助が跳躍した場所から垂直に伸びる。
「ジョウスケ!!」
「s(ry」
グングン上昇した後加速度が0になり自由落下を始めた仗助の真下には太陽に輝く氷の槍が待ちかまえていた。
しかし仗助はその状況とは裏腹にニヤリと笑った。
するとみるみる氷は水になり地面を濡らしていった。
「ど、どぉぉぉしてですかァ!!」
「そこそこ」
水たまりが嫌で若干横に着地した仗助がボーンナムの足元を指刺す。
するとそこには見覚えのある杖とめり込んでいる石ころが一つ。
「はにゃ?」
跳躍後仗助は杖目掛けてスタンドで石を投げていたのだ。
それが空を刺していた杖に見事命中し、魔法が切れたって話であった。
「さぁ、またあんたの負けっスよね?ボーンナムさん?」
仗助は杖を拾い投げて渡してやる。
「ち、ち、ちくしょう!!覚えてやがれ!!」
「ま、まってくださいよー!!」
「もう来るなよォー」
真っ赤になり怒りと恥ずかしさに震えながらお約束のセリフを吐き逃げ去るボーンナムと取り巻き。
見送る仗助は手を振りながらスタンドにてボロボロになった学ランの修復に取りかかった。

212: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:30:06 bjzT6jkH
「苦戦し過ぎよ!!もっと早く終わらせなさいよ!!お茶が冷めてるわ!!」
「お疲れ様♪カッコ良かったわよー♪♪」
「…(ペラ」
「つーか勝手に決闘なんて受けるんじゃねェっての…ったく!!」
近くでお茶してる3人の席に着きながら仗助はため息を付く。
「ご主人様が侮辱されたらあんたが代わりに出て行って当然でしょ!!」
とルイズは言うが実際は最近何故か頻繁に申し込まれる決闘を仗助はみんな門前払いするため
「ゼロのルイズ!!魔法も使えない上にとんでもないチキン野郎の使い魔持ちとは笑えるな!!文句があるなら広場に平民の使い魔を連れてきやがれ!!」
「じょ、上等じゃないの!!」
と言った小学生並の挑発に乗り受けてしまったと言った流れであった。
「今週はブルりん、ギーシュに続き3人目ね♪」
新しく仗助用のカップを出しお茶を入れてキュルケは楽しそうに指を折る。
「ちょっとミス・ツェルプストー!!何勝手に人の使い魔に餌やってるのよ!!あんたも当然のように座らずあっちに座りなさい!!」
と他の使い魔たちがいる場所を指さす。
「へいへい」
仗助は逆らうのも面倒な為立ち上がりカップを置いてキュルケの使い魔である大型犬程度の大きさである火トカゲのフレイムと10数mはあるタバサの使い魔ウィンドドラゴンのシルフィードがいるあたりに移動し地面に腰を付ける。
ちなみに爬虫類が苦手な為フレイムからは若干離れていたりする。

213: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:33:16 bjzT6jkH
「ちょっと!!ジョウスケは人間よ!!私がお茶をしたいと言っているのにあなたがそれを退けるのはおかしいわ!!」
「うるさいわね!!人の使い魔の教育方針に口を出さないで!!」
「…(ペラ」
また始まった…と仗助はシルフィードを撫でながら鞄から板チョコを出しポリポリとかじる。
「きゅい!!」
シルフィードが学ランを噛み引っ張った。
「ん?欲しいのか?」
「きゅいきゅい♪」
大きく頷くと舌を出しおねだりに仗助を舐めようとする。
「わかった!!わかったから舐めようとすんな!!」
仗助の2倍はある顔をクレイジー・Dで押し退け一歩下がる。
「きゅるきゅる!!」
「うぉ!!フレイム!!お前も?」
すると下がった足元を今度はフレイムがすり寄ってきた。
「きゅる!」
「わかった!!わかったからボンタン燃やすな!!熱ちィッ!!き、きっかり三等分するぜェ!!ドラァ!!」
クレイジー・Dによって三等分されたチョコを二匹に分けてやる。
「きゅい♪」
「きゅる♪」
チョコを食べ終わるとシルフィードが今度は構って欲しいのかやたらじゃれてくる。
幼竜と言っても人が数人乗れる程の大きさだ。
生身で遊んでやったら体が持たない。

214: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:34:56 bjzT6jkH
それをまたもクレイジー・Dでうまく返しながら遊んでやってると仲間外れが嫌なのかフレイムも靴を甘噛みしてくる。
そのうち3人(1人と1頭と1匹?)はそこら中をグルグル走り回りそのうちみんな疲れて座り込んだ。
よくわからないが仗助が見る限りどちらも満足そうな顔をしている気がした。
「俺たちなんだか仲間って感じがするゼー。若干複雑な気分だが、悪くねェかもなァー」
順番に片方ずつ頭を撫でてやって久しぶりに和んでいた。
しかし目の前では使い魔同士とは対照的にご主人様同士が修羅場と化していた。
「あんた前々から気に食わないのよ!!」
バンと机を叩き大きな胸を張りながら立ち上がるキュルケ。
「あら、奇遇ね。全く同意見だわ!!」
同じく立ち上がるが背も胸も残念ながら大敗しているルイズ。
「そろそろ白黒付けましょうか?ゼロのルイズ!!」
「望むところよ!!」
ボーンナム戦より数倍威圧感があるメンチ対決。
「おいおいマジかよ…」
仗助は頭を抱えるしかなかった。

215: ◆EHGCl/.tFA
07/02/16 02:43:05 bjzT6jkH
と、気付くとひたすら本を読んでいたタバサがいない。
「…私も」
「うぉッ!!」
いきなり脇から声をかけられビクッとしてしまう。
「え?何の話?遊びたいんスか?」
ちょっと考えるように口元に手をやりしばらくしてふるふると首を振った。
「…黒いの」
「ん?チョコ?
「…(コク」
「…ちょっと待ってくれっス」
鞄からさらに一枚取り出しタバサに手渡す。
「銀紙は食えないからちゃんと取らねーとダメだゼー」
受け取りコクンと頷くと紙を剥き一口食べる。
「…甘い」
無表情な彼女にしては珍しく頬が若干緩んだ。
珍しい光景に仗助はまた和むが彼のご主人様はそれをも軽くぶち壊す。
「なら、決着をつけましょう!!そうね、少しは頭を冷やす猶予をあげるわ。来週でどうかしら?謝るなら早い方がいいわよ?」
「望むところよ!!あんたこそ逃げるんじゃないわよ!!」
頭痛が始まってきた気がする。
「あいつらに平和的思想ってのはねェーのかァ?」
友人(?)であるシルフィードとフレイムは同情するように仗助にすり寄る。
「おめぇら…さんきゅー」
仗助たちの熱い友情ををよそにタバサはチョコを片手にシルフィードの背中に乗り込み読書を再開し始めた。


東方仗助‐ボーンナム戦に再度勝利。しかしルイズの様子を見て精神的に再起不能。しかし友人たちにより復活を果たす。
ボーンナム‐完 全 敗 北
ルイズ、キュルケ‐気力+50
タバサ‐チョコレートを気に入った
シルフィード、フレイム‐この後、昼寝をした

←TO BE CONTINUED…

216:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/16 20:03:51 G31rzhQm
乙&GJ!
この調子でどんどん作ってください。
たまにネタ投下しながら応援してます。

217:172
07/02/16 21:00:14 G31rzhQm
私も◆EHGCl/.tFA 氏のように小説を投稿したいのですが・・。
例の残されたメンバーが出てくる物語で。
ただ、◆EHGCl/.tFA 氏の都合も考えるとこの冒険事態が無意味な物になってしまいますが・・・。
◆EHGCl/.tFA 氏さえよければ・・。



218:!ネタバレ注意! シャナ14巻
07/02/16 21:11:51 Fa9zcxEe
悠二「あっ ああ…… ど…どこに?
   僕は どこに…連れて行かれるんだ……?あ…ああ」
??「さあ……?
   でも……『安心』なんてない所だ…少なくとも…………」


千草「…悠ちゃん今晩遅いわね 用事が長引いているのかしら・・・?
  電話くらいくれてもいいのに」
シャナ「……」
千草「あ…シャナちゃん 冷めちゃうから先食べちゃって
  私は悠ちゃんが帰ってから食べるから……」
シャナ「……うっ………うっ私も……待ってる……よ…
  私も……悠二が……帰ってから…いっしょに食べるよ……」
千草「……そう…ところでシャナちゃん最近背のびた?」

219:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/16 23:19:08 2ZnrrhT4
!?
「な……なんだ!?一体……
 こ……こんなバカなッ!う…腕に……力が……
 腕に力が入らんッ!もっ持ち続けられないッ!」

中村「……」

「頭痛がする。は……吐き気もだ……くっ……ぐう、
 な……なんてことだ…この十傑集が…気分が悪いだと?
 この十傑集があのロクメンダイスに頭を破壊されて本を持つ事が……
 持つ事ができないだと!?」

220:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/16 23:32:12 2ZnrrhT4
「こっこれはあああ~~ッ この強さはあぁ~ッ!
 繊細正確なボギーにアンディの豪快さが絡みつく強さだ!
 AがBを、BがAを引き立てるッ!

 「エクストリーム」つうんですかあ~「連携の調和」つーんですかあ~ッ
 例えるならアズュールとトリガーハッピーのデュエット!
 伊勢エビにたいするようかん!
 876の原作に対するいとうのいぢの「灼眼のシャナ」!
 
 つう―っ感じっスよお~~ッ」

221:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/16 23:43:00 2ZnrrhT4
「『戯言』と『紅』は同じタイプの物語!」
             ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「こいつ……くっパクっていたのか?
それとも意識せず、偶然似ただけなのかッ?
 ……………………。 ……チッ、どのみち出版だ……」

オラァオラァッ

「……わざとやったのか?」
「……」
      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「……わざとやったのかと聞いているのだ!片山憲太郎ッ!」
「さあな……。なんのことだ……?分からないな」

222:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/16 23:46:42 2ZnrrhT4
一時選考人「 『ワナビ』……いいか……この作品は没だ……オリジナリティがウリのようだが、この程度は他のワナビも
似たようなものだと思え……そしてこれも没だッ! そして次のも没だ……
その次の次のも、その次の次の次のも……その次の次の次の次のも……次の!
次も! 没だあああーッ! これも! これも! これも! これも! これも!
これも! これも! これも! これもッ!」

223:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/17 01:25:34 7WIifw2h
「いくら下読みにとてつもない大物が紛れ込んでるとしても
 最終審査ならともかく一時審査通過者発表で……
 この私の名前が乗ってないなんてありえるだろうか?」

  ・ ・ ・   ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 ズバリ!落ちてるわけがないッ!

「一時審査でこの10年間投稿し続けている
 ワナビーの作品が落とされているわけがないッ!」

「よぉ~~し編集部!
 勝負に出てやろうじゃないかッ!
 ファンタジー異世界学園能力物は飽きたなどと無駄なハッタリをしおって……」

 (中略)

ヒイイイィィィ見てやるうゥゥゥ
俺は最強のワナビーだあァァァァ
見てやるうゥゥゥ合格してやるうゥゥゥゥ

合格!合格!合格!合格!
合格!合格!合格!合格!

合格と書いてあるぞォォ~~ッ!

だめだ……恐ろしい……
結果を見れない……ビ…ビビッちまって……
ネ……ネタが出ない ヒッ ヒック  ククク

「こ……この男……お……落ちている」

224:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/17 01:28:34 7WIifw2h
「いいかインデックス
 俺は世界一女にもてる男なんだ
 一万人ほどガールフレンドがいる」

225:バッカーノ!
07/02/17 01:44:05 7WIifw2h
ラッド「君がッ 死ぬまでッ 殴るのをやめないッ」


226:されど竜は罪人と踊る
07/02/17 01:53:47 7WIifw2h
「おいおい俺が欝になる?
 ギャハハハハ 馬鹿いってんじゃねーよッ!
 この俺が好き好んで欝になるわけ……」
 
「これ下さい」

「おぉおぉおぉおぉおーーーーッ!」

「な、なんで俺『され竜』の続刊を買っているんだァ~?」
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「買っちゃうんだよ……無敵なんだッ!
 分かってても逆らうことはできないんだッ!」

227:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/18 18:22:46 qrsWNaeA
ギュイイイイイイイイイイイン

教授
「ドォ―リルです!!」

大剣を刀身ごと高速回転!
けっこう呑気してたBEL-PEOLも
刀身が巨大に見えるほどの
回転圧力にはビビった!

そのひとつの竜巻の中に生じる真空状態の
圧倒的破壊空間は まさに我学的砂嵐の小宇宙!

BEL-PEOL
「宝具が!こ…こんな不自然な形に!
 異常だッ!この破壊力…!」

228:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/21 20:34:03 fqJiP+/4
ハルヒ「ショ・・・ショックだッ!キ・・・キョンは私の団長バンドをかってに
     持ち出しているッ それにもう二度とあのバンドは戻らないような
     気がする。こわれるまでッ・・・


      て、バンドなんて何に使うの!?
      理解不能!
      理解不能!
      理解不能!
      理解不能!」

229:名無しさん@公民館でLR変更検討中
07/02/21 20:34:06 l98zsqPq
護「ベアトリスを操る!と決めたら、もうその制御は終わっているんだね・・・
   あっあー、初めて人を焼いちゃった。でも思ったほどどうってことないな
  そして、綾子さんと僕を邪魔する者は居なくなったわけだ。」

230:イラストに騙された名無しさん
07/02/24 23:59:51 R+zpebJW
>小説

DIO「くそう!最後に見るのが215までだ
 なんていやだぁーーーー!!!」

231:イラストに騙された名無しさん
07/02/25 06:57:37 YiMTyTOv
星の王子様は承太郎に全く合ってなかったな

232:イラストに騙された名無しさん
07/02/27 02:34:14 Uk8M8vL7
ジョジョは特殊能力があるものとはだいたい合うな
殆どのライトノベルに特殊能力は出るし・・・
ジョジョ屈指の男臭さを誇る五部といぬかみっ!のぞうさんコラボガできたら神

233:イラストに騙された名無しさん
07/02/27 03:16:31 JKwAfZJa
>>232
逆に考えるんだ
自分でコラボさせちゃえばいいさ、と考えるんだ

234:イラストに騙された名無しさん
07/03/01 12:21:23 ATue8Gxz
>>229
護、黒すぎww

235:イラストに騙された名無しさん
07/03/01 23:25:37 aRjPYIPp
リゾット「負けるものか、負けるものか……負けるものか~!俺は露出卿だああ――!
    全てを統べる裸体の貴族だああ――!」




公式変態メローネと裸コートリーダーと網シャツボスと天然ハミパンチョコ先生で迷ったのは内緒だ

236:イラストに騙された名無しさん
07/03/03 11:27:08 c5H5ghS9
汚水「『露出卿』はこの栄沢汚水だッ!!依然変わりなくッ!」

237:イラストに騙された名無しさん
07/03/03 14:30:16 DXubaD2p
「撲殺天使ジョルノちゃん」
ある日中学二年生の草壁ディアボロくんの元へ未来から天使のジョルノちゃんがやってきました。
疑問を感じつつもジョルノちゃんと過ごしていたディアボロくんの元に、さらにジョルノちゃんの妹のプロシュートちゃんが現れました。
(プロシュートちゃんは九歳ですがどういうわけか十歳ほど歳をとっているように見えます)
なんとプロシュートちゃんはディアボロくんを抹殺しにきたのです。
なぜならディアボロくんは将来、「別の人格を生み出すことによって成長を止める薬」を発明することになっているからです。
未来は子供だらけになってしまうのです。
ジョルノちゃんはディアボロくんを殺さずにすむ方法を探していて、プロシュートちゃん達と対立しているのでした。
追い詰められたジョルノちゃんは最終手段を用います。
「エスカリボルグ・レクイエム」で、ディアボロくんが「死」という真実に到達しないようにしたのです。
それ以来ディアボロくんは、死んでも不思議な擬音と共に蘇るのでした。
今日もまた、ディアボロくんは着替えをうっかりのぞいてしまってジョルノちゃんに撲殺されています。
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ~」
「ヤッダーバァアァァァァアアアアア」
   ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ~♪


238:イラストに騙された名無しさん
07/03/08 09:10:31 izkEgrOQ
キョン
「こいつに貸し出しカードを作ってやりたいんですがかまいませんねっ!」

239:イラストに騙された名無しさん
07/03/15 23:24:34 QPnBe7B2
閉鎖空間にて
ハルヒ「かなった・・・異世界に行く夢だけは・・かなった!」

>>小説
「おまえどっち使ってほしい?
”この先の予定を聞く方法”と”今後の執筆は自分が引き継ぐ方法”。
答えられねーっつーんなら・・・。」

240:イラストに騙された名無しさん
07/03/21 23:39:27 qqCU69K6
保守するぜッ!

241:イラストに騙された名無しさん
07/03/24 14:17:25 eRe09TIC
おい、キズタカよお……さっきからてめ―ウザってェぞ
口に出してナメた事ほざいてんじゃねえぞ!
ここはりすか達の身を案じてとか、将来勝つために負けておこうとか
『魔法』を甘く見てのかッ!
てめーは『赤き時の魔女』水倉りすかの『魔法』を見下してんのかッ!
おめーに今まで見せてきたことはまだ『入門編』にすぎねえ!

敬意を払え。
敬意を払って『時間操作』のさらなる段階へ進むぞ……『LESSON4』だ
仕方ねえ……ケツに火がついたから今からそれを試してみる!!

242:ウェディング・ドレスに紅いバラ
07/03/25 13:17:02 3qjlZr54
「溝呂木だ、二度と間違えるな……
 私の名前はミゾロギというんだ!
 ミダラゲでもジャベールでもない!」

「すまんね」

243:イラストに騙された名無しさん
07/03/25 14:39:26 h9+J8l0e
>>157
浦安鉄筋並に噴出した鼻水と冷麦の責任を取ってもらおうかwwwwww

244:イラストに騙された名無しさん
07/03/25 15:23:55 vWgTHeiV
ジョジョ×ゼロ魔の続きまだ?

245:イラストに騙された名無しさん
07/03/28 23:24:09 egUyagEj
ペルソナシリーズとのクロス小説とかない?

246:イラストに騙された名無しさん
07/03/28 23:37:11 A5wNktgP
>>245
少年漫画板のSSスレで連載してるよ

247:イラストに騙された名無しさん
07/03/29 01:14:21 exl1wwN7
>>246
サンクス

248: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 04:55:28 Uvc3aaq9
「仗助・・・、これから狩りに行く・・・。一緒に来てくれ」
「・・・はぁ?」
どこか懐かしい聞いたことのある台詞。
随分前の・・・、えーっといつの頃だっけ?
自分でも夢だとわかるまどろみの中で悩む。
「・・・すけ、・・・け!!」
遠くで音がする。うるさい。
たしかあれは2年位前の承太郎さんと一緒にナンパ・・・はしてないし。
あぁ!!ねずみ狩りのt、「「タコス!!」」

床に落ちた衝撃で仗助は現実に戻った。
「・・・もうちっと寝かせてくれよォー。今日は授業も用もねェーだろォー?」
「お・お・あ・り・よ!!」
またも夢の世界に戻ろうと床の上で毛布をまた被ろうとしたものの無常にも剥ぎ取られた。
剥ぎ取った本人のピンクのブロンドがかった髪を寝ぼけ眼で見つめようやく覚醒した。
「我が偉大なる主人ルイズ様。このようなお時間に如何様で御座いましょう?ふぁー。」
そのまま起き上がって床に座りなおしケータイを開く。
{AM 3:24}の時刻を確認して仗助は皮肉とあくびを混ぜながら尋ねた。
何故か寝巻きでなく制服を着ているルイズは腰に手を当てながらも神妙に答えた。
「土くれのフーケを狩りに行くわよ」
「土くれ?モグラ退治なら俺は必要ないっスね!!頑張ってくれっス!!じゃ!!」
毛布を取り返そうと腕を伸ばすが叩き落とされてしまう。
「フーケよフーケ!!今巷で話題の泥棒よ!!」
「はぁ?何で俺たちが行くんスか?警察に行かせろっつー話じゃないんスか?わけわからん。日本語でおk?」
「・・・とりあえず後で話すわ。着いてきて」

249: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 04:57:25 Uvc3aaq9
そのまま部屋を出てしまったルイズを学生鞄を片手に後を追う。
宿舎を降り校門の近くまで歩くと馬車が一台現れた。
「・・・こんばんは」
さらにその中からミス・ロングビルが現れる。
「ちーっす」
「時間がないわ。行きましょう。」
ロングビルは頷き馬車は動き始める。
空気の重さを感じるも仗助はまず髪をセットしてビシッと決まるとルイズにkwsk、kwskと目で訴えかけた。
「昨日、破壊の杖が盗まれたわ」
「・・・盗まれたッ!?」
話はこうだ。
昨日の昼過ぎに1人の職員が宝物庫前の通路を歩いていると扉が何かで破壊されていた。
それも魔法ではなく何か恐ろしく巨大な力によって破壊されていたらしい。
そして中には「破壊の杖ゲットだぜ!!byフーケ」の文字が大きく壁に書かれていたのだという。
「そ、そんなことが・・・ッ!!フーケの野郎許せねェ・・・!!」
(・・・さすが私の使い魔だけあって気合が違うわね!!)
「その落書きを消すのにきっとじじいから俺にお呼びがかかるにちげェーねーッ!!
明日はシルフィードに乗せてもらう予定だってのにッ!!」
「・・・破壊の杖が盗まれたことが大変って理解してる?」
笑顔で襟元をぐいぐい締め上げられ命の危険を察知した仗助は先を促す。
「そ、それでどうして・・・俺たちがいくん・・・スか・・・?」
「あんたが疑われたのよ」
魔法を超越している破壊力を持っている仗助のC・ダイヤモンドが疑われルイズが学園長から事情聴取されたと言う訳らしい。
「まぁ、その後犯人の目撃者が現れて疑いは晴れたんだけどね」
「な、なんか俺危なかったみたいっスね・・・」
「それでその後が問題なのよ・・・」

250: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 04:59:12 Uvc3aaq9
目撃者の話でフーケの隠れ家らしき場所がわかったのは良いのだが誰も破壊の杖奪還に行く気がないときた。
さらに盗まれたのは王都より保管を任されている品。
内密に取り返さないと何を言われるかわからないので他所からの増援は見込めない。
内部で片付けるしかないのが現状だ。
しかし相手は噂によると巨大なゴーレムを操り、土系統のエキスパートであるとかないとか・・・。
いくら精鋭揃いの教師陣と言えど戦うのと教えるのは違うわけである。
例えるなら旧ゲッターロボはゲッター線採取用であったのだが、戦闘用に再設計したら10倍のパワーとかそんなレベルの違いじゃね?
「も、もしかしてそれで「なら、戦うしかないじゃないか!!」とか言ったんじゃないっスよね?」
「・・・だ、誰かが行かなきゃ行けないでしょう!!」
「だからってそんな凶悪な魔法使い相手に生徒を向かわせる馬鹿がどこにいるんスか!!」
「あっち?」
既に見えなくなった学院を指差す。
「・・・」
こめかみを押さえながら仗助はうなった。
「大丈夫ですよ。微力ながら案内役として私もいますし、そもそも争いに行くのではなく破壊の杖を取り返しに行くのですから・・・」
ロングビルが仗助をなだめる。
「あら、夜明けですよ」
時刻は午前5時過ぎ。
日が昇り始めていた。

251: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 06:54:44 2jY6r59W
「着きましたよ」
ロングビルに声を掛けられ仗助は頭を上げる。
どうやら眠ってしまっていたらしい。
肩にはルイズの頭が置かれてありすやすやと寝息を立てていた。
こうやって見ると少しは可愛げがあるのだが…と思いながら頭を軽く叩く。
「ノックしてもしもォ~し!!朝っスよォ~!!」
「うーん…!!」
ルイズは目を覚まさず寝ぼけながら頭にある仗助の手を振り払おうとする。
ちょっと意地悪しようと頭をわしゃわしゃといじくりまわしてみた。
辞めさせようとルイズは体全体を大きく揺する…、しかし大して広くない車内で暴れたため…
「ちょw」
倒れ込んだ…
お約束と言うか何というか下ルイズ嬢、上仗助さん。
どう見ても押し倒してます。
本当に(ry
そして目を開くルイズ。

252: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 06:56:54 2jY6r59W
数cmしか離れてない仗助の顔に向かってにっこり笑いかけながらご質問。
「何をしているのかしら?」
「これは深い訳があったりなかったりするんスけど…、とりあえず話聞いてもらえるッすか?」
「どっちだと思う?」
「き、聞いてもらえる?」
「NoNoNo…」
「き、聞いてくれる?」
「NoNoNo…」
「聞いてもらえないんスかァーッ?」
「YesYesYes…」
「もしかして問答無用っスかァーッ?」
「YesYesYes…」

OH MY GOD…

ドッゴォーーz___ン!!

仗助は馬車から弾き飛ばされ地面に顔からダイブした。
「あら、どうかしました?」
「い、いえ、なんでもないっス…」

253: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 06:58:32 2jY6r59W
先に降り辺りを散策していたロングビルはすぐそばにある一軒のボロい小屋を指さした。
「あそこがフーケの隠れ家と言われています」
「如何にも隠れ家って感じね…」
ルイズもロングビルの横に並び観察し始めた。
周りはその一軒以外には何もなく、半径5mくらい外側には木々が生い茂っている。
「早速調べに行きましょう」
「まぁ待つっス」
横を通り抜けようとするルイズの肩を引き止める。
「なにすんのよ!!」
「いきなり敵地に突貫するのは無謀だって言ってるんスよォ」
「なら、どうするんです?私としては中を調べた方がいいと思うんですけど…」
「燃やす…ってのはどうっスかね?」
「…いいわね」
ルイズはニヤりと笑う。
「厄介な罠にかかる可能性がまずなくなるわ。そして仮に中にフーケがいれば慌てて出てくるだろうし、この中にいなければやはり慌てて様子を見に来るハズってことね」
「け、けれど中に破壊の杖があって燃えてしまったらどうするんですか?」
「それは焼ける前にフーケがなんとかしてくれるっスよォー。そんなに大事なもんならよォー」

254: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 07:01:36 2jY6r59W
「あ、あんまりオススメできないと思いますよ?破壊の杖もフーケもいなかったらどうするんですか?」
「それは目撃情報が間違ってたんスねー。俺たちのせいじゃないし…ホレ、マッチの使い方は覚えてるっスよねー?」
「わかってるわよー!!」
ひたすら慌てるロングビルを横目に燃やす気満々のルイズと仗助。
ルイズは渡されたマッチを手に取り仗助がそこら辺から集めた落ち葉を小屋のすぐ側に置きルイズから受け取ったマッチを落とし火をつける。
そして仗助は鞄からうちわを取り出しC・ダイヤモンドを発現させた。
「行くぜッ!!ドララララララララァーーーーーッ!!!!」
凄い勢いで、かつ火種を消さずように扇ぎ瞬く間に火は広がる。
そして10分もしない内に小屋は炎に包まれた。
「何も起きないわねー」
「そうっスねー」
構えていたものの何も起きず拍子抜けしている仗助とルイズと裏腹にロングビルはわなわなと震えていた。
しばらくしても何も起きず若干お腹が空いたので仗助は座り込みマシュマロを摘み出した。
ルイズも隣から手を伸ばしむしゃむしゃ食べている。
C・ダイヤモンドの指にマシュマロを刺し目の前の火で焼くという荒技をも駆使し始める仗助をロングビルは恐ろしい程引きつった目で見ていた。

255: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 07:04:54 2jY6r59W
視線に気付いた仗助は考えた。
(この人、もしかして腹減ってんじゃねェーのか?いや、無理もないか。昨晩から何も食ってねぇーからな…)
仗助はちょっと躊躇いながらロングビルに話しかけた。
「そろそろ(お腹が空いた)時間なんじゃないっスか?言ってくれっスよ…」
その一言にロングビルは衝撃を受けた。
(そろそろ時間?言え?…もしや全てを話せって事?こいつ…、もしやバレていただと!?)
ここだけの話。
実は土くれのフーケ=ロングビルだったのです!!><;;;
な、何だってー!?
って声が画面越しに聞こえてくる気がするぜ。
「…もしかして(私がフーケだって事に)気付いていたのかしら?」
「あぁ、(あんたもそろそろ空腹になってるとさっきから)気付いてたっスよ」
「…どうして(家ごと)焼いたの?」
「(マシュマロは)焼いた方が美味しいっスからね…」
(家を焼いた方があんたのリアクションが見れて美味しいだと…!?)
ロングビル改めフーケは愕然とした。
こんな変な髪型のやつと油断していたがこれ程の切れ者とは…
「なるほど…。どうして(私がフーケだと)わかったのか教えてもらえるかしら?」「目を見ればわかる…、そんなもんスよ…」
仗助の驚く程の自然体にフーケは身構えざるを得なかった。
「なら、(戦う)覚悟はできてるって事ね?」
「(マシュマロをあげるなんて)その程度で覚悟だなんて何を言ってるんスか?そんなに器が小さいと思われてるなら心外なんスけどね…」

256: ◆EHGCl/.tFA
07/03/29 07:09:24 2jY6r59W
余りの仗助の余裕っぷりに恐怖まで覚えさせられた。
まさか計算に計算を尽くした計画を既に見破られているとは思わなかった。
しかも見破った上で煽られていた屈辱…。
しかし引き下がるわけにはいかない。
何より彼女のプライドが許さなかった。
「なら、行くわよ!!」
「(まだ量的に)全然問題ないっスよ!!」
振り返ると10m近い土の塊があった。
「えぇ?」
さすがの仗助も某ミネルバ副艦長並に驚いてしまった。
土の塊からは両腕と頭らしきものが生え、噂通りのゴーレムそのものであった。
「ま、まさかミス・ロングビルが?」
仗助とルイズは顔を見合わせ叫んだ。
「「土くれのフーケぇ?」」

→TO BE CONTINUED

257:イラストに騙された名無しさん
07/03/29 08:54:58 BAXU+Q+R
WRYYYYYYYYYYYYYY!!!!!
待ってましたぁ!!!乙&GJ

258:イラストに騙された名無しさん
07/03/29 09:27:25 7e4XONcF
待ち望んでたぜ!GJ!!
これってゼロ魔の保管庫に置いてもいい出来じゃね?

259:イラストに騙された名無しさん
07/03/29 20:18:30 hDxdiCwb
ゼロの使い魔しらないもんですが、マジ面白いッスね。
所々に2chネタを持ってくるのがスゴク良いです。
続き期待しております。

260: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:31:58 sK6/3OgW
「…おいおいこれどォーするんだよォ?」
「き、決まってるでしょ!!あのでかぶつを何とかして破壊の杖を取り戻すのよ!!」
「何とかって言われてもよォ…」
数歩後ずさりして見上げる2人を横目にゴーレムの肩に乗っているフーケはこの巨大な土の塊を動かし小屋の中にあった木箱の用な物を取り出した。
「もしかしてあの中に破壊の杖が!?」
「…その通りよ!!」
木箱の中身を取り出し無事か確認すると安堵の表情で答えた。
筒状の物体が現れ、状況から判断するにあれが破壊の杖らしい。
「あんたがいない間に盗まれなくてよかったっスね…、ん?あれは…」
「…たしかに。そ、そんな事はともかくよくも私の華麗なる作戦を潰してくれたわね!!お仕置きよ!!」
前触れもなく目の前の大量の質量を持つその右腕が真上から仗助とルイズめがけ振り下ろされた。
破壊の杖を凝視していた仗助は若干反応が遅れるもC・ダイヤモンドでルイズをわきに抱えるとそのまま後ろへ跳躍。
かわしたと思い着地すると右側から茶色の左腕が見えた。
「な、速いッ!?」
ルイズを後方の草むらめがけ軽く投げ飛ばし突きの連打で迎撃をする。
「ドララァ!!」
ズボボボッ…
「!?」
仗助のラッシュは土に威力を吸収されてしまった…。

261: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:33:58 sK6/3OgW
ダイヤモンドをも彷彿させる仗助のスタンドにとって岩などは敵ではない。
しかしこの巨人は土でできていた。
小さい頃作った泥団子を思い出して欲しい。
それに指などで強めに突いたらどうなるか…。
答えは潰れる…、である。
それと同じく仗助のラッシュはゴーレムの左腕に拳の凹みをいくつかつけただけに止まり勢いを殺すことすらできなかった。
「…くっ」
すぐさまスタンドの両腕をクロスさせ防御体制を取る。

バッチーーーz____ン!!

仗助はゴーレムのビンタを受け数m吹っ飛んだ。
「ジョウスケ!!」
「大丈夫だぜ…」
駆け寄るルイズをすぐに立ち上がり背中へ隠す。
「こちらの攻撃に合わせての同方向へのジャンプで威力を消したわね…?見た目に似合わず修羅場をくぐってるみたいじゃない」
「あんたみてェーに高いとこから人様見下ろす小悪党は慣れてるんだよォ…
今ならその杖返すだけで許してやるゼ?」
「ふん、私のゴーレム相手に何もできないあなたが何を言うの?
あなた自慢の超能力も私には効かないのよ?」
図星をつかれ仗助はチッと小さく舌打ちした。
「あ、あんな土おばけなんか砂に戻しちゃいなさいよ!!」
ルイズはフーケに聴こえないようにこっそり話し掛ける。

262: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:36:03 sK6/3OgW
「…それが無理なんスよ。どうやら常に地面から魔力ってやつであの形を固定してるらしく直す能力は使えなくてよォ。さらに物理攻撃も効かない…。
俺のスタンドじゃお手上げってやつみたいっスね…」
「なら、どうするのよ?白旗でも上げてみる?」
「まさか…。あんなやつに逃げ出したら漢・東方仗助の名が落ちるぜ…」
「それでこそ私の使い魔よ…」
「…もしかしておめぇもやる気満々ってやつかァ?」
ルイズだけでも逃がそうと考えていた仗助は驚いた。
「あたりまえでしょ!!貴族の名に掛けてでもあの土の塊を叩きのめしてやるわ!!
…まさか帰れなんて言わないでしょうね?
イヤよ。平民のあんたを残して逃げれる訳ないでしょ!!
べ、別にあんたが心配って訳じゃなくご主人として貴族として(ry」
仗助はニヤっと笑う。
そして土を払いながら暢気に呟く。
「確かによォー、俺1人でこいつ相手してから帰ると夕飯時に遅れちまうかもしんねェーなァ?」
一瞬何を言っているかわからなかったルイズもニヤっと笑い腰に手を当ていつも通りの高飛車な感じを取り戻し言葉を繋げる。
「まぁ、私が手伝えば相当時間短縮できるのは間違いないし、いい時間帯になると思うわよ」

263: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:36:53 sK6/3OgW
「朝も昼も抜いてるんだ。メインは肉でガッツリ行きたいっスよ」
「いいわね。デザートも忘れないでよね!!」
「じじいにフルコース奢らせれば何にも問題ねェーよなァ!!」
「なら、予約の為に若干急がないと行けないかもしれないわね…」
「うへぇ…、あんまり余裕はねェってやつっスかァ?」
…なら2人でとっとと終わらせるしかねェよなァ?」
「断る理由が見当たらないわね。」
小声での話合いを終わらせ、櫛で頭をセットし直した仗助と懐から杖を取り出したルイズはフーケを睨み付ける。
「…さぁ、お仕置きの時間よ」

264: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:38:29 sK6/3OgW
「何を生意気な口叩いてるのかしらッ?お仕置きするのはこっちよ!!」
ゴーレムの攻撃を仗助はスタンドでルイズをお姫様だっこをしながら回避し、素早く作戦会議を始めた。
「…よく見えなかったんだが破壊の杖ってのはきっと俺の世界にあったロケランだゼ?ロケラン。
前ゲームでやった時にお世話になったのに似てるからなァー。」
後ろからドスドス追い掛けてくるものの木々が邪魔をしつくれるらしく何とか追いつかれないスピードらしい。
地面は耐震スキルが欲しいくらい揺れているのだが気にはしていられない。
「あんたの世界のもの?
…まぁ細かい事は今はいいわ。で?それはどんなものなのよ!!」
「確か軍事要塞に単独で潜入して巨大兵器を破壊するのが目的なんだがよォー、結構難しくて康一っつぅーダチに手伝ってもらって何とかクリアを…」
「じゃなくてそのロケランってやつの話よ!!」
「耳元なんだから怒鳴るなよォ!!えっとロケラン?確か撃つと爆発するもんでよォ、んでこいつを使って形成逆転といくゼ!!」
「で、でもあれは今フーケが持ってるのよ?奪うどころか近づくのだって困難なのに…。無茶言わないでよ!!」
「無茶でもやるしかねェーんだよ!!
いいか?よく聞けよ?こっからがこの策の重要なところなんだからよォー。つまりだな…」

265: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:43:03 sK6/3OgW
ルイズの顔が見る見る弱気な顔に変わっていく。
しかしすぐに首を振る。
「…わかったわ。後で責任持って直しなさいよ」
「アイアイサー」
道を外れた茂みに飛び込み姿を隠すと仗助とルイズは二手に分かれた。

「あら?ご主人様に足止めされるよう頼まれたのかしら?」
目の前から凄い速さで逆走してきた仗助を見つけるとフーケはフフフと笑った。
「何意味わかんない事言ってるんスか?
とっとと杖返せってんだよォー!!」
「無駄な事を…」
地面をスレスレに襲ってくる巨大な土の手のひらからのビンタ。
モッチーのビンタってレベルじゃねーぞwww
「俺に二度同じ手を使う時点で凡策だゼ!!」
その腕に向かって飛び上がり腕の上に着地しすぐさま再び飛び上がる。
「右腕を踏み台にッ?」
目標地点はゴーレムの左肩に乗っているフーケ本体。
「ドラララァッ!!」
スタンドでの突きのラッシュである。
「ふん、甘いわ!!」
あと1秒。
1秒もあれば射程距離に入るところであったのだが、C・ダイヤモンドは届かなかった。
「ぐふっ!!」
その理由はまさにカウンターとも言うべきタイミングでゴーレムの左腕が仗助の飛び上がった直線上に降り下ろされたのである。
しかしそのまま落ちていく仗助の目は死んでいなかった。
輝いていた。
そして力の限り叫んだ。
「ルイズーーーーーッ!!!!」
次の瞬間仗助は肩から地面に叩きつけられた。

266: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:46:57 sK6/3OgW
「俺が時間を稼いでいる間にあいつが持ってる破壊の杖を爆発させろ」
仗助がルイズに伝えた策である。
話によるとあの杖の中には爆発物が詰まっておりルイズが唯一使える魔法らしき爆発を使って誘爆させればフーケ本人が吹き飛ぶくらいの破壊力は保証できるという。
ルイズは茂みに隠れフーケの手に持つ破壊の杖だけを見つめながら初めて爆発を起こす魔法を唱えるべく呪文を刻み始めた。
精神は落ち着いていた。
何故か成功すると確信していたし、教科書で読んだこともない呪文のハズなのだが頭の中にぼんやりと浮かんできた。
そして自分の魔法が必要とされているという事実に高揚していた。
まどろみながら思うことは的が小さい。
「あと少し体が見えれば確実に当てられるのに…」
ゴーレムの肩に隠れてほとんど頭くらいしか狙撃対象が見えないのである。
しかし次の瞬間フーケの全体像が見えたと思うと叫び声が聞こえてきた。
「ルイズーーーーーッ!!!!」
ハッとまだまだ詠唱途中だった呪文を中断させて杖を振る。
「「「爆発(エクスプローション)」」」

267: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 04:51:27 sK6/3OgW
フーケは叩きつけた仗助を見下ろし勝ち誇っていた。
それはもう、海馬様が城之内を見下ろすくらいの勢いだ。
しかしこのゴーレムの拳を振り下ろした事によって左肩が下がり広がった視界の中に杖を向ける少女を見た瞬間…。
フーケは血の気が引くということを覚えた。
「あんだがよォ…。ゴーレムの左腕を振り下ろすのは経験済みの予測済みだぜェ?
そして振り下ろした後に左肩に乗っているあんたの姿は丸見え…。まぁそんな話だゼ。
そしてやれやれ、小悪党のネズミ狩りはひとまず終了ってやつだな…」

パァーーーz____ン!!

仗助の目の前で小規模な爆発が起きた。

268: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 05:31:22 sK6/3OgW
夕暮れの中で右肩を押さえている長身の男と筒状の何かを持つ少女が並んで歩いていた。
「あのままフーケを放って置いてよかったのかしら?」
あの後酷い怪我だったフーケを仗助は治療し焼けた小屋も直し部屋の中に寝かせて置いた。
そのまま見殺しにしたり、野良の野獣に食べさせるのも夢見が悪いという判断からだ。
そして破壊の杖を修復し回収して帰路に着いたのである。
ちなみに行きに使った馬車の馬はいなくなっており無く徒歩である。
まぁ馬車も歩くスピードと変わらない早さで進んでいたし、ルイズがこの辺りの地理的に詳しかったので帰れないと言う心配はなかった。
「でもよォ、あいつを連れて帰る余裕はねェぜ?」
自慢の髪や学ランを含む全身は泥だらけ。
その上右肩は折れているらしく片足も庇いながら歩いている仗助と、どこも汚れていなく怪我もない自分を見比べてルイズは赤くなった。
まさか自分自身には治す能力が使えないとは思わなかったし、自分の勝手な決断により巨大なゴーレム相手に正面から戦わせてこんな怪我をさせてしまった事に自己嫌悪を起こしていた。
むしろ嫌われてしまってもおかしくない。
そんな事を考えていた。
「あ、あの…」
かけるべき台詞を考える前に言葉が先行するものの、それは仗助によって遮られた。
「まぁ、今回は頼りになるご主人様のおかげでなんとか助かったぜ。サンキューってやつっスね!!」
怪我の痛みなど微塵も感じさせずニコニコ微笑む使い魔を見てルイズは安堵し、ついいつもの照れ隠しをやってしまう。
「あ、あたりまえでしょ!!私はあれくらいできて当然なの!!過小評価しないで欲しいわ!!」
苦笑いしている仗助を横目で見て俯くと小声で続けた。

269: ◆EHGCl/.tFA
07/03/30 05:35:38 sK6/3OgW
「でも、あんたもよくやったわ…。
それに帰れって言わずに頼りにしてくれてありがとう…」
もう感謝の言葉かも怪しいがこれがルイズの精一杯であった。
さらに最後の方は聞こえたか聞こえなかったかわからないほどの小声だった。
しばらく無言で歩いた後仗助が立ち止まり遠くを指差した。
「そろそろ我が家が見えてきたっスよ!!」
「さぁ、さっさと帰るわよ!!」
「了解っス!!」
辺りはだんだんと暗くなり2つの月が見え始めていた。


東方仗助・・・この後オスマンにルイズと共に豪華な夕食を奢らせた後保健室にかつぎ込まれる
全治1週間
ルイズ・・・破壊の杖を学院に返還し周囲に驚かれ、教師陣から一目を置かれる
学院でルイズが破壊の杖をフーケから取り返したと言う話が尾ひれを付けながら噂になる
土くれのフーケ・・・再起可能
オスマン・・・財布の中身が再起不能

→TO BE CONTINUED

270:イラストに騙された名無しさん
07/03/30 10:45:18 N6d4PQf0
誰もいない・・・保守するなら今のうち

271:イラストに騙された名無しさん
07/03/30 11:43:47 ITjs99FQ
GJッス!
何か初期の方で既にルイズが役に立ってて新鮮です

272:イラストに騙された名無しさん
07/03/30 22:59:17 +vhJxgYZ
GJでございます!!
ジョジョとのコラボがスゴク上手いですね!
読んでてニヤニヤしてしまいました。
ルイズとのコンビネーションが億泰並にいいなぁ。


273:イラストに騙された名無しさん
07/03/31 09:47:13 iCrN2iSG
>>269
もちろん豪華な夕食は何故か厨房に立つトニオさんなんだよなぁ~

274:イラストに騙された名無しさん
07/03/31 17:32:55 2UUGlF7h
保守

275:イラストに騙された名無しさん
07/03/31 20:07:49 6IQL/FKt
なんか一緒にマシュマロ食べてるシーンに和んだ(*´∀`*)
最後のニコニコする仗助になんかわからんが感動した

276:イラストに騙された名無しさん
07/03/31 23:13:34 6zPdPPgw
otudesu

277: ◆EHGCl/.tFA
07/04/01 04:46:41 iigkyqZz
カタ、カタ…カタカタカタ…
戸が震えていた。
時刻は仗助がいた世界でいうところの丑三つ時。
つまり真夜中で大抵の人は寝床で1日の疲れをぐっすり眠って癒している時間帯だ。
もちろん例外なくこの部屋の主のルイズとその使い魔である仗助も就寝中である。
カタ、カタ…カタカタカタ…
音は尚も続く。
気のせいか先ほどより大きくなっていた。
しばらく音が続くとのっそりと仗助が立ち上がる。
見るからに不機嫌かつ眠そうだ。
「…ったくよォ。毎度毎度深夜に起こされるってのは何なんだよォ。
つかなんでここの廊下は風通しがいいんスかね?
おまけにドアの建て付けも悪いって本当にここはお金持ちの貴族のお坊ちゃん、お嬢様専用の学校かっての」
ぶつぶつ言いながら戸の前に立つが、まだ震えていた。
「はいはい、今直してあげるっスからね~」
目をこすりながら自身のスタンドであるクレイジー・ダイヤモンドを発現させた仗助はそのままドアに拳を突き出す。
ジョジョの奇妙な冒険29巻でアクア・ネックレスをビンの中に捕まえる際のようにだ。
え?わからない?
成人女性をスタンドの拳で背中からお腹まで一気に突き破るくらいって事。
ちなみに一瞬で治してるから死んだりしてないんだぜ?
少年誌だからグロはNGなんだぜ?

278: ◆EHGCl/.tFA
07/04/01 04:52:32 iigkyqZz
とにかくぶち破った。
すると…
「きゃっ!!」
戸が粉々に砕け散り、それが新品同様になる一瞬の間に拳サイズに空いた穴から色白の少女が小さく悲鳴をあげ飛び退いたように見えた。
仗助の周りの時が止まる。
数瞬後。
「…も、もしかして幽霊?」
真新しいドアノブを握る手が汗ばみ始める。
(ゆ、幽霊!?こ、この世界にもいんのかよォ~~~~~ッ!!ってやっぱり夜中に来るもんなのかァ~~~~??
ど、どうする?除霊なんてできねぇし…、そうだ!!ルイズは魔法使いなんだから幽霊くらい…って寝てんのかよォ~~~!!)
1人でテンパり始めた。
自分の父がスタンドを幽波紋と名付けた事も杉本冷美や吉良パパの事も恐怖ですっかり忘れている辺りが漢(笑)・東方仗助。
カタ、カタ、カカタタカタ…
「開けてくださいー」
押し殺したような声が一枚の板の向こう側から聞こえてきてしまうともう止まらない。
(ひぃぃ~~~~~~!!どうする?どうするよ俺?)
某オダキリのように3択を考える余裕もない仗助はひたすら慌てる。
身体は微塵も動かしてはいないもののもう全身汗びっしょりだ。
そしてしばらく待っても何も起きないのでそっとドアを開けてみる。
1cmにも満たない隙間で背後には戦闘態勢万全のスタンド付きで、だ。
「ど、どうしましょう」
すると向かい側の壁に膝を抱え半ベソの少女がいた。
頭巾を被り漆黒のローブを羽織っているその姿はかなりの不審者具合だ。
ここの学院の制服ではないし仗助も見たことがない。
しばらく観察し危険がなさそうかな?と思うとビビりながらも話しかける。

279: ◆EHGCl/.tFA
07/04/01 04:54:25 iigkyqZz
「そ、そんな所で何やってるんスか?」
ふっと彼女が顔を上げると目が合った。
するとすぐに立ち上がり近寄ってきた。
とりあえず足があるのを見て仗助は人間だと判断して心の中でホッと息を付く。
だから杉本冷美にも足はあr(ry
「ルイズは…。ルイズ・フランソワーズはいますか!!」
先程とは打って変わった鬼気迫る勢いの問いに仗助はやや戸惑いながら親指で後ろを指す。
「あ、あぁ。中にいるぜ?」
中からはすやすやと寝息が聞こえていた。

→TO BE CONTINUED

280:イラストに騙された名無しさん
07/04/01 09:57:24 TQTK3+rW
新展開キター!


281:イラストに騙された名無しさん
07/04/01 17:13:41 v0FEx5Hj
誰が来るかな誰が来るかな
保守

282:イラストに騙された名無しさん
07/04/01 17:35:34 YtAalQeg
仗助ッ!君の勇気ある行動、僕は敬意を表するッ!?

283:イラストに騙された名無しさん
07/04/01 22:45:30 wyrDF8uw
コレしか言えないがGJ!

ところで、ふと思ったんだが波紋なら生き返った王子とか倒せそうじゃね?


284: ◆EHGCl/.tFA
07/04/02 05:57:42 X+dQIp8R
「ルイズ、あぁルイズなのね!!」
「ま、まさか!?姫殿下!?な、何故このような場所に!?」
「やめて、私の唯一の友人。ルイズ・フランソワーズ。昔のように呼んでちょうだい…」
「懐かしゅうございます。姫様」
ルイズを起こすためフーケ戦並の体力を使った仗助はソファにぐったりしながら2人を眺めていた。
姫って何だよwww
とか多少思いながらだがとりあえず頭巾を脱いだ少女の顔を見ているとこちらを向きスカートを摘んで優雅に一礼した。
「申し送れました。私の名前はアンリエッタと言います。
もし宜しかったらお名前をお聞かせていだいてもよろしいでしょうか?」
「ひ、姫様!!こんなものに恐れ多い!!こら!!何座りながら聞いてるの!!名前くらい言いなさいよ!!」
「東方仗助っス。ぶどうヶ丘高校で3年やってるっス。
あーでも今はこれの使い魔やってるんスけどね…。
ところで姫って愛称っスか??」
立ち上がり頭だけ下げて一礼しながら一応名乗る。
「まぁ、あなたは使い魔さんなんですか?
驚いた…。さすがルイズね。」
「ご主人様をこれ扱いするとは何を考えてるのかしら、このバカは…。
姫様は姫様よ。このトリステインのお姫様なの!!
高貴な方なんだからあんまり粗相をおかすなら外に出すわよ!!」
ニコニコとガンギレの対称的な顔に見つめられる。

285: ◆EHGCl/.tFA
07/04/02 06:02:12 X+dQIp8R
「…お・ひ・め・さ・まだとォ~?」
仗助は焦りオロオロしだした。
何だかリアクションを取るのに忙しい日である。
とにかく彼は偉かったり有名な人の前では緊張しちゃう性格なのだ。
それも最高級に偉くて有名なお姫様ときた。
なら、オロオロするしかないじゃないか!!
とりあえず疑問はぶつけてみた。
「ど、どうしてそんな偉い人がおめェとダチなんだよォ!?」
「小さい頃の遊び友達だったんですよ」
「そ、そうだったんスか…。なら、積もる話もあるっスよね…。
俺がいたら邪魔だろォしよォ。
ちょっと外出てくるゼ!!ごゆっくりー。」
「ちょっと、まちなs(ry」
納得した仗助は言うか早いか外へ走っていった…。

286: ◆EHGCl/.tFA
07/04/02 06:04:58 X+dQIp8R
「また汗か…」
冷や汗に続き緊張による汗で塗れたおでこを袖で拭いながら仗助は広場に出た。
「にしても綺麗だったよなァ…」
芝生の上にあぐらをかきながらアンリエッタの顔を思い浮かべる。
思わず逃げ出してしまったが姫と言うだけあって高貴な雰囲気を持っていた。
顔つきも綺麗だったし、しっかりチェックしてみた胸もかなりのものであった。
ついでにルイズの顔も浮かべてみた。
「…何だかんだ可愛いな。性格と胸にはかなり難ありだがな」
さらにキュルケやタバサも思い浮かべてみた。
「…なんかよォ。ここレベル高いんじゃねェか?」
まぁ俺から見たらお前を含むジョースター家を始めジョジョキャラは心も体も男前過ぎなんだがな。
常識的に考えて…。
仗助は両手を頭の下に入れ寝っころがりながら雲一つなく、何時でも満月である2つある月を見上げた。
風の音しか聞こえず、とても静かな夜だ。
そんな中仗助のポツポツと話す声が響き渡る。
「億安の野郎がいたら可愛い子がたくさんいるってきっと飛び上がって喜ぶぜェー。
だけど康一は鼻の下伸ばすとプッツン由花子に拉致られるな…。
承太郎さんなんか海洋冒険家としての血が騒ぐんじゃねェか?
仗助、ドラゴンを捕まえに行くぞ…、とか言われたらどうスっかな?
静、ついでにジョセフのじじいも一緒にここら辺でピクニックしたら楽しそうだよなァ…」
そしてハハハと笑う。


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